2021年5月30日日曜日

中トロ握り

今朝、寿しタネを仕入れに、スーパーへ。

本マグロフェアをやっていたので、中トロを柵(サク)で購入。

マグロには背の部分のヅケ(赤身)と腹肉の部分のトロがあります。内臓を包んでいる部分を大トロといい、今回はいずれでもなく、適度な脂の中トロ(なか)を選びました。

写真は、日本橋老舗の大トロ

メシ炊きの時間中、観葉植物から笹切用の葉っぱを採取。

ユッカ(青年の樹)

葉っぱを、ハサミと彫刻刀で、笹切。

単なる添え物ですが、江戸前の粋を表現するための重要なアイテム。

昼飯の握り。
しめサバ、玉子、かんぴょう巻き、中トロ、エビ、ヤリイカ。
青、黄、黒、赤、白の寿司基本五色で構成。
笹切やきゅうりの緑を加えると、ギリシャ発祥、五輪の基本色にも通じます。

夕飯の握り。

ヤリイカ、中トロ、かんぴょう巻き、しめサバ、エビ、ヤリイカの煮つけゲソに耳。

手づかみでいただきました。

まず、親指と人指指、中指の三本で、寿しの向こうをつまみ、そのまま、くるりとひっくり返してタネのほうに醤油をつけてタネを下にして口に入れる。

なんと表現すべきか。シャリの握りと、中トロの柔らかさが、巧みに溶け合い、口の中でパラリと崩れる。


中トロと醤油、それにメシの柔らかさの3拍子!
しのばせたワサビが中トロの脂で緩和されながらも、効いてくる。


ヤリイカの煮つけも旨い。みりん醤油に、飲むヨーグルト(乳酸菌)を混ぜて煮漬けています。

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