2018年7月22日日曜日

釣り用スマホ(防水)の買替え

2007年に、アップル初代iPhone(写真下段左は日本に対応した2008年2代目)が出てから、約10年。
その間、スマートフォンを5台使用してきました。

2014年Google NEXUS5(写真上段左)にいたっては、2年間に、海で3回水没、3台利用しています。(3台目は、乾燥後、自然復旧するものの動作不安定。)

釣りで重要なのは、防水性能であることを知り、格安SIMの、富士通arrows(M03)を利用。耐水・防水機能は、IPX5/IPX8。

日本メーカー独自の操作性も、Google標準に設定変更できるので違和感なく、性能も我慢できる範囲、コスパ高く、無故障で、1年8か月利用してきました。

しかし、ここにきて、16GBのストレージ容量に余裕が無くなってきました。
アプリケーションのキャッシュで圧迫されてしまうようで、その度にクリアするのも面倒です。

最新Android8.0に更新したいので、ストレージ容量、カメラ性能、防水性能をUPさせるべく、新しいスマホを、ポチっと。

Moto X4
今年、新しくX5が出ると言われていたのですが、頓挫しそうとも言われており、確認を待たずに、ポチっ。

現行最高水準防水IP68、SIMフリー、5.2 インチ、Snapdragon 630、ROM 64GB RAM 4GB、指紋認証センサー、FMラジオ、USB Type-C、15Wターボパワー充電器、バッテリー3,000mAh、高性能デュアルリアカメラ、ワンセグなし、お財布ケータイなし。

まさに、釣り仕様。

サイズ感も問題なし。

スマホも最近は、だいぶ大きくなり、5インチでも、コンパクトと言われるようです。

ピュアGoogle。Android8.0に、ヴァージョンUPできました。

MOTO独自便利機能としては、MOTOアクション機能。

3本指での画面長押しでスクリーンショット。
特に、釣りポイント、地図のキャプチャーに便利。

手首を素早く2回ひねると、カメラ呼び出し。
釣果を素早く、デュアルリアカメラショット

アラーム音量は、ブラックベリー同様、大きく実用的。
仮眠中の目覚ましシチュエーションを想定。

持ち上げると、着信音停止も設定可能。

待機黒画面中に、振動を与えると、時計表示。この時計も見やすい。
沖上がりまでの時間を確認。
腕時計は、ここ最近使っていません。

ワンセグよりも、釣りには、FMラジオ。
沖での電波状況は、わからないですが、行徳江戸川放水路ハゼボート釣りで重宝。
土曜の14時、ボートの上でも、東京FM、福のラジオを聴く。

モバイルPASMOが使えないお財布ケータイは結局利用せず不要。

米国仕様は、日本仕様と求めている実用性が一味違うと思います。

2018年7月19日木曜日

年取り魚、キンキ、ブリ、シャケ、鯉について

先日、キンキを釣りに行ったときに強くイメージしたのは、秋田の年取り魚であること。
秋田出身のK屋氏は、それを語り、秋田人のキンキンに対する思い入れの深さを知りました。

しかし、同じ秋田出身、M上氏によれば、キンキンは年越しに食べず、鯉を食べるとのこと。

秋田でも、大曲地域と、横手地域では、隣合わせの内陸部でも、文化が違うようです。

一般的に年越し魚は、東日本でシャケ、西日本でブリ。

その境界線は糸魚川静岡構造線にあると言われております。

私の出身地、長野県がその当事県にあたり、長野市のシャケ、松本市のブリ。
そして佐久鯉。

私は、長野市育ちでありながら、両親の文化圏の影響を受け、年取り魚はブリ。
正月には、お雑煮にブリを入れて食べる、皆がそうだと思っていたのに、そうではないことを知り、少し疎外感を覚えた記憶があります。

このブリは、松本の糸魚川が、北陸日本海に通じてることに由来すると教わりました。
昔からの交通網が由来しているのでしょう。

シャケは新潟にあり、シャケと新潟は1200年の歴史に通じているそうで、長野市はシャケ。

松本の糸魚川日本海北陸ブリは、新潟というより、富山寄り。

東日本がシャケなのは、キンキ同様、北海道の影響が大きいと思います。

佐久鯉は、同じ県内にありながら、あまり食べませんでした。
近所に(有)加藤鯉店という、生きた鯉のいる店がありました。

水槽に、大きな鯉やニジマスが泳いでいて、釣り対象魚としての興味から、小学校下校時に必ず立ち寄り見て帰りました。
この店の食としての人気は、鯉ではなく、ウナギで、土用丑の日は、やはりウナギでした。


2018年7月17日火曜日

吉次(キチジ)握り鮨3種

標準和名「キチジ」、一般的にはキンキ、秋田のほうではキンキンと呼ばれる深海魚の握り鮨3種。


上段、右から煮つけ、焼き、生(湯引き)

釣ってきたキンキを冷蔵庫に寝かして2日目の半身をいただきました。

やはり、赤物(メヌケ、キチジ等)は、熱をしっかり通したほうが旨いと思います。
骨の部分も柔らかく、熱を通せば食べられます。

味は、メヌケの子供の味に似て、メヌケの大型よりもくどくないが、しっかりと脂が乗り、焼いてもなかなか焦げ付きません。

煮つけも旨いですが、今回は、焼きに1票。

下段は、右から、イカ、マグロ、ウニ、イクラ、エビ。

寿司ごと買ってきました。

ある料理の先生が言うには、天ぷらと寿司のおいしい食べ方は、プロに任せること、とのことです。

今回は、キンキのネタ部分のみ自前。

2018年7月15日日曜日

平潟沖キンキ

中潮

標準和名「キチジ」、一般的にはキンキ、秋田のほうではキンキンと呼ばれる深海魚を釣りに、北茨城平潟港、第十五隆栄丸さんまで行ってきました。

まだ釣ったことのない深海魚。

1週間前に電話予約、仕掛けや餌などの詳細を聞き、事前準備

集合2時のため、前日10時30分に出発。
湾岸から、新しく開通した外環自動車道を利用し、常磐自動車道へ。
だいぶ便利になったと思います。

平潟港に到着し、2時受付開始。
座席はクジ引き。
ビリヤードの玉を選び、選んだ数字で決まります。
私は、末広がりの8を引き、左舷ミヨシから2番目の席へ。

キーパーをセットし、出発。
キャビン前部の座敷で仮眠し、2時間ほどかけて、ポイントへ。

明るくなってから釣り開始。

オモリは、400号を使用するとの指示。

投入はトモからの投入。
まず、事前にテンビン吹き流し仕掛けを水面に入れ流しながら、船長の合図を待ち、トモから順番にテンビン&オモリを投入していくスタイル。

水深500m以深、ラインは650m出ました。

1投目は、トモ側のお客さんが大きい本命をゲット。他でも3匹上がっていたようです。
私は右舷とオマツリし、仕掛け交換。
2投目の流しはミヨシのお客さんが本命をゲット。
3投目では、再び右舷とオマツリ。
しかし、右舷側で回収してもらうと、私の仕掛けに1匹ついていたとのこと。
23cmと、小さいながら、初キンキゲット。

オレンジのタコベイトがついたイカタンに食っていたようなので、以降、同様のパターンをメインとしました。

4投目~5投目、周りで本命が上がるものの、調子がいいとは言い難い状況。

根掛かりのような感触がありドラグを閉めて巻いていると、右舷とのオマツリが判明。
このオマツリの糸に絡まり、イバラガニモドキ(タラバガニの親戚)が上がりました。
船宿写真より。このカニに絡んだPEラインは、右舷2名と左舷の私。
いずれも、シマノ・ディープソルジャー(旧型タイプ)の竿を使用。
私のラインは100m残っており、右舷で上がったため、権利放棄。

6投目でも、潮が動かず、次、アブラボウズをやるとのこと。

2本バリ胴付き仕掛けとエサが配られ、次の準備をしながら、6投目キンキのアタリを待つことに。

すると、微妙なアタリがあり、上げてみると、赤い個体がついていました。
34cmゲット。1匹目同様、イカタンとオレンジのタコベイトにヒット。

続いて、アブラボウズの釣りへ。
ゴツイ2本針に、かなり大き目のゲソをつけ、持参のタコベイトを装着。
船べりマグネットにセットし、投入。

残念ながら、船中、アタリなし。
1匹アタリが出れば、以降、続いてアタリが出るようなのですが。

LTキンメタックルに、巨大アブラボウズがかかったらどうしようか正直不安だったので、少しホッとしました。
アブラボウスは、いずれ、対応のタックルで臨みたいと思いました。

もう1回、キンキを流して、釣り終了。

<釣果>
キンキ23cm、34cm

<釣具>
竿:シマノ・ディープソルジャー205 I
リール:シマノ・ビーストマスター9000
PE:シマノ・PowerProデプスハンター 8号 920m
テンビン吹き流し5本針、幹65cm12号、枝29cm12号、針17号
オモリ:鉛400号
エサ:今回はイカタンとオレンジのタコベイトにヒット
タコベイト:下田漁具サイズ4オレンジ(羽2~3本分にカット)

<食>
秋田出身のK屋氏から聞いた食べ方を、23cmキンキで試してみました。
まず、キンキを焼いてから、

味噌汁に入れて出来上がり。

適度に脂が乗り、クリーミーな味わいです。

秋田では、年越しになると、1匹4000円のキンキを家族人数分買い、魚屋さんで焼いてもらってから、味噌汁に1人1匹入れて食べるとのこと。

2018年7月14日土曜日

深海釣り準備

3連休初日の関東地方は37度の猛暑。

まだ釣ったことのない深海魚を求めて、もうちょっと涼しいところ、北方面へ。

<事前準備>

片テンビン吹き流し仕掛け5本針。
水深400m~がポイントとなるため、これを意識したテンビンをチョイス。
近所の釣り具屋さんで、シロギス天秤のヘビー版のようなタイプのものを見つけ、460円で調達。
オモリをつける部分がバネで固定するタイプ。
主に60cmの他、根掛かりに配慮し予備も3個用意。
マダイ用で使用されるもの等。

テンビンの仕掛け連結部分のインター付きスナップを破壊して外し、40号ナイロンを短くつけ、クロスロックスナップを接続。

ここに、親子サルカンから始まる吹き流し仕掛けをつける仕様としました。

吹き流し仕掛け5本針を最低6セット、今回は10セット用意。
幹・枝12号、ムツ針17号5本、全長3m以内。

さらに、大型ゲスト狙いの胴付き仕掛け7本針を1セット。
幹22号、枝14号、捨て糸12号、針18号。

今回、試しに調達した12号ナイロンライン1000mが、ソフトでクセがつかず、カセ巻きよりも扱いやすく、外掛け結びも、深海結びも、結びやすかったため、12号を多用しています。
漁業者専用プロライン

オモリ
水深に応じて、300号、350号、400号を使い分け。
予備の300号の他、50号中オモリ2個を用意しました。

水中ライト
前後はケブラーノット15号で補強したナイロン40号。

自前で用意する餌は、ストックのマサバ1本、市販サンマエサ、ワタつきイカタン、イカゲソ。

楽しみです。

釣行記へ。