2016年7月30日土曜日

ルアーカツオ・キハダ(犬吠埼沖)

中潮

梅雨明け最初の釣行は、波崎方面へ。
犬吠埼沖のルアーカツオ・キハダを釣りに、信栄丸さんまで行ってきました。
ルアーマグロは3年ぶり。
相模湾以外で海ルアーをやるのははじめてとなります。

当日は凪。

カツオはカツオのナブラ。キハダはキハダのナブラとはっきりわかれるため、カツオ用、キハダ用タックル2種類をはっきりと分けて臨みました。

カツオ用 PE3号シマノ6000番300m、ルアー40g~60gをチョイス。

キハダ用 PE4号シマノ8000番300m、ルアー60g~90gをチョイス。

朝はカツオのナブラ。
船中25人の中、ポツポツとキャッチされていきます。
やがて、カツオがルアーに反応しなくなり・・・。

その後、キハダのナブラ。

同時3人ヒット、ラインブレイク、大きなナブラの度に同時ヒットと、次々にキハダがキャッチされていきます。

ちょっと走れば、またナブラが見える、魚影の濃さを感じました。

終わってみれば、17kg~27kgのキハダが船中7匹。
カツオも結構ゲットできた人がいました。


<釣果>
梅雨明け7月の好調な釣行日を選択できたものの、だからと言って、そんなに甘くなく、私はいつものボウズに終わりました。
まあ、下手なので、想定どおり。

注意する点としては、
■座席の場所は、朝、早い者順で札に書く。
■座席のローテーションはなし。
■キャストはアンダーキャスト。オーバーヘッドキャストはトラブルになるため不可。
■ナブラの他、水深30m~40m等アナウンスがあるため、ジグも持参。

左舷でのアンダーキャストは課題です。
ナブラ方向に向かって、左から投げる場合、難しいです。
もっと練習するか、右舷を取れば良かったと思いました。
ただ、右舷は、席が早い段階で取られていました。

船長は、席は、前も後ろも公平になるように、操船しているとのことです。

キャスティング等練習できたのと、多くのナブラやヒットシーンなど臨場感を楽しめました。
また、キハダが船底に潜りこんだときの対処法、中型リールに大物がかかった時の指ドラグなど、有益な事例を学べました。

<食>
下船後、船宿でカレーライスをいただきました。
また、お土産に、生シラスをいただきました。
帰宅後、このシラスをアツアツのご飯とわさび醤油で丼にして、酢ダコと一緒に食べましたが、これ、超~旨かったです。
土用丑の日は酢ダコ生シラス丼

2016年7月27日水曜日

そろそろ梅雨明け、マグロ準備

梅雨明けも秒読み体制に入りました。

今日の正午などは、梅雨が明けたような、雰囲気でしたが、どうでしょうか?

北陸が関東より先に梅雨明けするのは、2003年以来、13年ぶり。
ちなみに、2003年同様、今年も、火星が最接近しており、2014年の火星接近同様、今年はマダコが好調。
クロマグロも好調で、初サンマは築地で1匹3,300円過去最高値更新という状況です。

まだ、正式発表はありませんが、明日か土曜日には梅雨が明けると読んで、予約を完了。

先週末は、悩んだのですが、梅雨明けしていないという理由で我慢しました。
釣行日の選択が、第一の関門だと思います。

ひとまず、マグロの生態を観察しに、葛西臨海公園へ。

マグロとは、クロマグロ、ミナミマグロ、ビンナガの3種が近縁。
コシナガ、タイセイヨウ、キハダの3種が近縁。
加えて、少女漫画のように眼の大きい、メバチマグロの7種。

葛西臨海公園に生息するマグロは、王者クロマグロ。

売店では、ぬいぐるみやタオル、Tシャツが売られており、これは欲しかったのですが、ぐっとこらえました。

まず、マグロの生態観察。

巨大水槽を、グルグル動きまわっています。

しかし、落ち着きがない。写真撮るから、じっとしてろよ!・・・と。

まるで、週末、釣りに行くかどうか迷って、家の中を行ったり来たりしている釣り人と同じ。

マグロはエラから海水を取り込み、水温より高い体温を保つ変温動物。
このため、常に泳ぎ続けることが宿命づけられており、泳ぎをやめると、酸素不足で窒息死に至るそうです。

こんなに落ち着かないと、ルアーを早巻きしても、食いつくのも難しいと思います。
従って、ルアー着水後、海の上に浮かべる、いわゆる、ほっとけが有効なのかもしれません。

マグロの他、アーティスティックな魚を見てきました。

しかし、結局、気になったのは、東京湾シリーズ。
特に、マダコ。

身を隠すタコツボもなく、可哀想でした。これはストレスがたまると思います。

生態観察後、キャスティングの練習場探し。

葛西臨海公園は広いので、歩き回るだけで疲れてしまい、練習は諦めました。

キャスティングの基礎はしっかりやらないと、ダメなことは痛感しています。
竿とルアーの重量バランス、重いルアー、太いリーダーで50m以上の遠投など。

実釣で練習できるかというと、クルージングが多く、非効率。

ゴルフの打ちっぱなしのような練習場がないため、大変だと思います。
マグロのキャスティング練習場や、不意にたくさん釣れた時のレンタル冷凍庫スペースなど、あれば利用したいのですが。

マグロの生態、釣り参考:ヤマシタ釣り百科

2016年7月21日木曜日

キハダの季節

平年どおりなら、そろそろ関東も梅雨明け。

梅雨が明ければ、キハダの季節。
関連雑誌を入手し情報収集中です。

今年、中2年、キャスティングに再チャレンジしようと考えています。

思えば2013年、海釣り3回目にして、ルアーマグロにチャレンジし7回連続ボウズの撃沈。

マグロが動機で海釣りをはじめたと言っていいのですが、そんなに甘くなく、はじめて扱うPEラインに、難しいノット、船の上でのキャスティングや、はじめてヒットしてからのやりとりの末のバラシなど・・・。

それも運がいいほうで、後半は、1度のキャスティングもできないまま、終日クルージングの厳しい現実があることを知りました。

ルアーマグロは、あまりにも難しいことを知り、その後、いろいろな海釣りの経験を重ねました。

2014年には、シイラ3回連続ボウズ。

シイラを釣ったこともないのに、青森小泊港に予約するものの、豪雨で中止。
2015年はルアー見送り。

深海釣りに手を出し、超深海釣りや、マダコの手釣りと、当初、思ってもいなかった釣りをしてきました。

いつかは、キハダを・・・。

3年前の経験から、ルアーは梅雨明けから8月初旬までが勝負と考えています。

目新しいフカセ釣りにもチャレンジしたいですし、相模湾以外も開拓したいと思っています。

まずは、リーダーを新しい80LB(カーボンナイロン18号、純ナイロン24号)に交換。

6000番高強度PE3号300m、および8000番高強度PE4号300m。
700号オモリをぶらさげ、ゆっくりとラインが出る程度にドラグ調整しました。

20g後半のルアーが投げられるほどソフトティップ、けれどシャープで張りがあり、釣れれば胴に移行するタイプの8.1フィート#3竿を池袋サンスイで見つけ調達しました。

早く試したいです。




2016年7月16日土曜日

活き魚輸送用バケツ

水中生物は、陸上界の我々にとって単なる食にとどまらず、好奇の対象になりうると同時に、美食の対象と言えます。

新鮮な魚を活かし、好きな時に食するという手段に対し、古くから、熱い関心と情熱が注がれてきました。

古代シュメール人は、池で魚を飼い、古代エジプト美術では、ナイル川で獲れるエレファントノーズフィッシュが描かれています。

国内では、いけすで泳ぐ、活ヤリイカ。

生きていると、1匹5000円くらいします。

その他、生きたマゴチ、活きマダコ、活きトラフグ。


釣った魚を、活かして持ち帰り、好きなときに食べるというのをやってみたい。

そんな動機から、先日ぶくぶくをゲットしました。

活マダコにチャレンジしようとしていたのですが、10匹釣れてしまい、1匹1匹の抵抗や、吸盤が相当強く、活かして持ち帰ったら自宅で収拾がつかない、相当厄介なことが予想されたため、断念。タコは冷凍にしました。

夏は水温が上がり、長く活かせないこともあるため、秋からチャレンジしようと思います。

イワシ、アジ、サバ、タコ、ヤリイカ、フグなど。

そのための、活かしアジバケツをゲットしました。
ライブベイトの輸送用バケツ。

25リットル、車での輸送に最適で、輸送中にファスナーからにじみでた水は、凹状フタの小穴よりバケツの中に戻るという感心させられる機能がついています、

第一精工王様印商品。

2016年7月10日日曜日

東京湾マダコ

<小潮>

参議院選挙の日曜日、東京湾マダコを釣りに、浦安吉野屋さんまで行ってきました。

関東では正月に酢ダコを食べ、関西では、夏至から11日目の7月2日にマダコを食べる習慣があるそうです。

「土用のタコは親にも食わすな!」と言う諺があるほど、夏マダコは、旬で、おいしい食材です。

そして、今夏のマダコは、絶好調!
シブ糸、タコスカリ、自作テンヤなどを新たに揃え、東京湾マダコ、夏の陣に臨(のぞ)みました。

船は2隻。

私は1隻目に乗り、7時出船。

自作テンヤで、ようやく1匹目ゲット。
ボウズを逃れました。

9時50分、3匹目ゲット。

お昼には8匹目をゲット。


その後、水面でバラシ3回、船底に吸いつかれバラシをもう1回と、数が伸びません。

終盤なんとか1匹追加し、9匹目。

最後の流しで、1匹追加。
念願のツ抜けで終了することができました。

<釣果>

マダコ10匹(大きいので900グラム、700グラム以上が4匹、総重量5500グラム)

<今回の釣り方>
(1)着底後、人差し指と親指でシブ糸を軽めにつまみ、
(2)底のちょっと上で、ツンツンと、独特のリズムでマダコを誘う。
(3)ツンツンのツンが滑るような、取られるような、マダコの触りを感じつつ、
(4)10秒以内に訪れるマダコの乗りを待ち、重くなったら、アワセる。
(5)乗ったら、均等に、止まらず、休まず、シブ糸を手繰る。
(6)先糸が見えたら、船底にマダコを近づけないようにして、取り込む。

<釣具>
シブ糸24号、先糸ナイロン22号
オモリ50号
タコテンヤ市販品・ヤマシタL
自作テンヤにタコ掛針・ナカジマ(L2.4mm)
タコスカリ


<食>
当日は、750グラムのマダコ1匹を料理。

残りは、ヌメリをつけたまま釣ったまま1匹づつ袋に入れ冷凍庫へ。
この食材、今後も楽しみです。

マダコ1匹をゆでて。

まずは、わさび醤油でビール。

そして、憧れのタコ飯にチャレンジ。

正直、タコ飯のオリジナルを食べたことがなく・・・。

タコライスにタコが入っていないことを知ったのも、今世紀に入ってからだと思います。
タコ飯とは、タコの炊き込みご飯で、瀬戸内海周辺の郷土料理とのとこと。

まずは、個人的に一般的な、鳥釜飯の素とタコの足を一緒に炊き込んで、タコ釜メシをやってみました。

丸美屋の味付けは、やっぱり旨いです。
タコに、鳥の脂も合うと思いました。

まだ食材はふんだんにあるので、いろいろ試してみたいです。



2016年7月6日水曜日

マダコ仕掛けの制作

気になっていた、マダコ仕掛けを準備しました。

まず、シブ糸を調達するため、ヤマシタ(YAMASHITA) タコ釣セットノリノリ L40号を、通販でポチっとゲット。

タコ釣り用のシブ糸を探したのですが、見当たるのがこれのみ。
3500円くらいしたのですが、後で調べると、選択肢はいろいろあるようです。

例えば、シブ糸は、よつあみの手釣りシリーズ、他、安いのは、エチレン糸など。
シブ糸の性能は、実際に使ってみないとなんとも言えないですが。

今回のセットについていた木枠については、コンパクトすぎる気がして、別途、バッカン収納ギリギリサイズの木枠を800円で調達し、巻き直しました。
木枠の代用で掛け枠も考えたのですが、根がかりした時、船べりに引っかけて、船の移動で結構な強度の糸を切る必要があるため、頑丈な作りが必須だと思います。


シブ糸は50mのため、PE20号青10mを下巻きで足しました。
PE20号は、深海釣りの先糸用に、半端品を格安で入手したのですが、青色は糸切りザメに大人気の色であり、使えないため、今回に流用。

先糸はナイロン22号としました。

そして、テンヤも自作。
ミチ糸、先糸の強度が強すぎる気がするので、テンヤの連結部分、オモリの連結部分は、捨て糸目的に、タコ糸のチチワにしました。

<材料>

オモリ50号は6個で890円。
テンヤ針2個で270円。
加工しやすいシナの木(30mm×200mm×5mm)は、ハンズで50円。
ダイソー針金、赤ビニールテープ、100円。

タコ糸10号(12kg強度)は160mで600円くらい。
タコ糸は、フグのカットウや、捨て糸など、いろいろ重宝しそうです。

加工は、ドリルなど特殊な道具は使わず、カッターナイフ、彫刻刀、プライヤーのみ。

<制作過程>

ヤマシタのテンヤを参考に、カッターナイフで、シナノキを削り出し。



穴開け加工は彫刻刀。
シナの木5mm厚なら、簡単でした。

昔、子供のころ、デコイ(カモ猟で使う彫刻の置物、LLビーンのものが流行った)とか、ルアー(バルサミノー)を作っていた頃を思い出しながら、楽しめました。

ちなみに、シナノキは、船舶のロープの材料にも使われるため、海には適していると思います。

針金で、テンヤ針を固定。


ビニールテープで補強。
赤色でアピール。
キャンディと呼ばれるキラキラしたもので装飾するといいそうです。
いずれ、本場、岩澤、明石マダコ乗合いにも行ってみたいですね。


2016年7月3日日曜日

大原港一つテンヤマダイ釣り大会

大原港一つテンヤマダイ釣り大会に行ってきました。
前日21時40分自宅発、現地23時30分着。

船宿は春栄丸さん。
席決めは船宿により異なりますが、今回は船内の席に竿を置いてとる、早い者順。
くじ引きではなく、努力が報われるシステム。

いい席は全てとられており、左舷ミヨシから2番3番目をとりました。
同行は、3月のヒラメ大会同様、A氏。

船の前の駐車場で仮眠後、2時10分起床。
受付2時30分。
MPB(マルイカペアバトル)のとき同様、参加者全員に、帽子が配られました。
大会の間、選手の証として着帽が義務づけられます。
なかなか凝ったデザイン。

3時30分開会式へ。
参加者は、383名、下は12歳、上は83歳が参加とのことです。


4時出港。

大会のルールは、テンヤ15号以下、PE1.2号以下、リーダー3号以下。
タイラバ、インチクは不可。ワーム不可で、餌の持ち込みも不可。中オモリも不可。
飲酒も不可です。

マダイ1匹の重量で競います。
横取り方式(各船の1位の中で入賞を競う。このため、船によっては、300グラム台でも入賞のチャンスあり)

当日、都心は35度を超える猛暑だったとのことですが、海上は風速11mを超える涼しい風が吹き、海はうねっていました。

夏マダイは食い悪く苦戦しました。
状況は、右舷ばかり釣れて、左舷は釣れず。

私は本命ボウズ、ベラ3匹。
A氏も本命ボウズ、いい型のショウサイ3匹。

10時終了。

帰港後、お弁当、お土産に塩チョコクランチをいただき、11時30分閉会式。

クーラーボックスや、なぜかマルイカ竿などの豪華景品。


優勝者は4kg超だったと思います。
朝一ヒットでのテンヤは、、ビンビンテンヤ(ピンク金)だったそうです。

上位入賞者の表彰式の後、抽選会へ。

私は、ハマグリが当たりました。

これはうれしいお土産でした。
他、サザエ、アワビ、伊勢エビなどの豪華賞品も出ていました。

<釣果>
本命ボウズ
年初の飯岡に続き2回目のマダイボウズ、大原では、はじめてのボウズとなりました。
夏のマダイもはじめてですが、やはり渋かったです。

外道ベラ3匹。

<釣具>

テンヤロッド・ダイワ紅牙MH-240
スピニングリール・シマノツインパワーC3000HG+夢屋丸ノブ
道糸・0.8号シーガーライトタックルFⅢ150m
リーダー2号 3ヒロ、FGノット
ハヤブサテンヤ10号

<食>
いただいたハマグリをフライパンに少量の水で煮ました。

生きた貝はジュジュっといって鳴き、口を開けて出来上がり。
醤油を少々たらして食べましたが、もともと潮味がついており、味付けの必要はなかったです。

汁も旨かったです。