2015年5月25日月曜日

深海仕掛け作り

土日は、釣具屋で調達した材料で、深海仕掛け作り。

3セット作るのに1日かかりますが、針の結びも、ラインの結びもだいぶ慣れてきました。
3セット巻きなおしローテーションする掛け枠は、同じものに統一したほうがいいことに気づき、一番シンプルな50センチ枠をチョイス。下田漁具の金目15本針仕掛けについていた掛け枠。(そのままだと、角が痛いので、角の面取りを、カンナがないのでナイフで削りました。)
軽い木製は水に浮くので、海に落としたときに安心なのと、綾巻き(万能巻き)しかしないので、シンプルな、3本掛枠、この形。
ムツ針25号6本+太軸ムツ針22号1本+太軸赤ホタ針19号1本の計8本針、幹糸40号3.4m間隔、枝20号1.5m、捨て糸12号2ヒロ/2.5ヒロ/3ヒロ。
タコベイト半割りと、ケミカル糸、蛍光ピンクの羽、孔雀の羽を巻いた毛ばりを作成。

〔拡大図〕

次は、ラインシステム対策。
前回の釣りでは、深海1000m底立ちの問題からナイロンリーダーを外したのですが、PEチチワでの連結が不安なのと、ツナキリに不安。

伸びず、目立たず、細く、強く、歯やスレにも強いリーダーを検討しています。

PE20号50m、連結されていないと価値が下がり、店頭で980円と安く売らているのを発見しゲット。
ただし、PEは太くても、ツナキリには切られるようで、防弾チョッキのアラミド繊維ケブラーを混ぜたヤツが使えないかと、再検討しています。

あと、中オモリ、深海リング、チェーンなどの中オモリ類を一切外し、シンプルにサルカン1個での釣りを試してみようと考え、Wボールベアリングサルカンを調達。
このぐらいの大きさなら、洗濯バサミでも挟め、中重くなく、底もとりやすいのではないかと・・・。

さらに、スピーディーな掛け枠交換目的に、ワンタッチの金具を調達。

チチワにワンタッチで接続。3点に力が分散されよくできている構造。


2015年5月17日日曜日

真鶴岩港ベニアコウ

大潮

ベニアコウを釣りに、真鶴岩港 緑龍丸さんまで、スクーターで行ってきました。
1時30分起床、4時30分集合。

自宅から、1時間30分と、意外に近かったです。

深海1000mベニアコウの釣りは、2回目。

今回の船宿では、マグネットでの投入は行わず、掛け枠での投入が基本とのことで、ハードル高く感じたのですが、経験すべくチャレンジしました。

なぜ、掛け枠を使用するかというと、投入が間に合わないからとのこと。
掛け枠を、3セット用意して、1投40分の時間内で、巻きなおしながら、掛け枠ローテーションしていくスタイルとなります。

私は、前日、予備分を考慮し、5セット分を用意。
8本針、12本針。


掛け枠での投入は、GWの新島キンメで、8投体験済みですが、自分で巻いた掛け枠での投入は、はじめてとなります。

覚えた万能巻きというのが実践で通用するのか?、船上でも、テキパキ、巻けるのか?、いい経験ができました。
8本針なら、なんとか問題なく、12本針だと、巻いている際に、オマツリし易く、扱いが難しいことがわかりました。


リーダー(先糸)を使用していたところ、それでは、1000mの底立ちは難しいから外したほうがいいと、船長から指導をいただき、外しました。

餌は、前日、東新宿のスーパーまで探した青森県産スルメイカを4匹、短冊グルタミン酸加工したものを持参しました。

釣人は3人。
くじで座席を決め、ミヨシ、先頭からの投入で、緊張しながら臨みました。

船べりは厚いため、ラーク16は使えず、船宿のロッドキーパーを借用。

1投目はアタリなし。
2投目は巻上げ中に、シマガツオ。(相性の良さを確認し、リリース)
4投目か5投目で、捨糸を綱切にスパリと切られ、500号オモリを失う。

通常、6、7投で、流しは終わるのですが、皆、本命のアタリがないときの回収のペースが早いので、今回は8投目まで。

7投目で、グツグツしたアタリがあり、あげて見れば、イバラヒゲ。

深海1000mで釣れた、はじめての魚なので、キープしました。

最後の8投目で、イバラヒゲにしては顔が3角のトウジンゾクが釣れリリース。
13時終了。
本命現れず。

お土産にイカをいただき、リベンジを誓って帰宅。

ハリスは、もっと長くしたほうがいいこと、釣果の高い水中ライトは、値段が張るけれど、釣果を出すには使ったほうがいいことを教わりました。

今度は、もっとベニアコウを意識した仕掛け、8本大きめ針、ハリス長め、全長長め、幹糸は強度というより伸びの少ない40号で、3セット用意し、スマートに掛け枠での投入を行いたいと思いました。


<食>

持ち帰ったイバラヒゲ1.7kg。
頭は、大ムツのような風格があり、身はアブラボウズのように柔らかく、小田原でも食されるとのことで、かなり期待していたのですが、匂いに癖があり、期待を裏切られたような黒い味(はじめはタラの味で、後からドジョウ的な沼魚系の泥苦い味)がしました。
ある意味、見た目どおりなのですが、これまでの深海魚、見た目の悪い魚には、それを打ち消す意外な味がありがちで、かえって期待していた部分があり・・・。
一般的な味評価は3つ星★★★、期待ハズレのダメージから、個人的には、2つ星★★評価。

その他のベニアコウの記事

2015年5月11日月曜日

キンメとアブラボウズの煮付け風スキヤキ

キンメのスキヤキがおいしいという話を聞いたので、早速試してみました。
味付けは、煮付けのレシピで、酒200、みりん50、醤油50、砂糖大さじ1。

刺身は飲み会に進呈したり、自宅で食べつくしてしまったため、キンメのアラと中落ち、アブラボウズの西京漬けの切身を入れました。

煮付けとスキヤキを決定づけるのは、生卵につけるかどうかだと思います。
生卵の白身と、キンメの目のゼラチンは、同じ食感だということに気づきました。

深海魚のスキヤキ、意外においしかったです。
今度、スミヤキのスキヤキもやってみたくなりました。


2015年5月6日水曜日

新島キンメ

中潮

GW3回目の釣行として、新島キンメを釣りに、須崎漁港 番匠高宮丸さんまで行ってきました。
同行は、アカムツに続き、F氏。

2人とも、はじめての釣りもの。2週間前に予約がとれました。

5月5日F氏の車で22時自宅発、翌1:00待合所着、座席をとり、仮眠後、3時10分船着場集合。

座席は、胴の間ん中。
ミヨシ、トモはすでにとられていましたが、胴の間ん中は、希望どおり。

ミヨシは、最初に投入でき、釣果期待が高いけれども、初めての釣りには敷居が高いこと、両端は反応が特化している分、反応がズレたときに、デメリットになる場合もあり、真ん中が手堅いと・・・。

ヘビータックル・キンメは、掛け枠からの投入となり、投入8流し分の仕掛けを用意。(今回、仕掛け乗船セットを利用)
仕掛けを使い捨てにする理由は、魚がかかった15本針、20本針の取り込み時に、仕掛けがグシャグシャになってしまう中で、限られた時間、限られた流しをスムーズに行うため。


餌は、カツオのハラモ&鮭皮つき。

最初に、船長から、掛け枠、鉄筋棒のセッティングの仕方と、投入の方法を教わり、1投目。

掛け枠は、45度の角度で投入。
これが、事前にビデオを見てもピンとこなかったのですが、掛枠自体は、海面と水平で、針が掛かっている軸を45度下方に傾けながら仕掛けを出していくイメージになることがわかりました。

朝一の1投目がチャンスで、これを逃すと、後が難しいとのこと。

実際、着底と同時に、全員にアタリがあり、船長の指示に従い糸を送りこみ、巻き上げると、1人あたり6匹くらいの釣果。
サイズは、沖の瀬キンメのいいサイズクラス。

※1投目は、トップから2番目のガイドにラインを通し損じていて、船長に指摘され気づきました。
もう一度サルカンから切って通し直すロスになるので、出船前の段階で、ガイドとレベルワインダーへの通りを確認しておく必要があります。

その後、場所を移動しながら、流しを重ねていきましたが、朝一のような凄い状況はありませんでした。

<仕掛け投入時のトラブルあれこれ>

(私)
・仕掛けと道糸の連結ができていなくて、オモリを投入してから、事態判明。
→仕掛け投入中に、船長に仕掛けと道糸を連結してもらい、間一髪で切り抜ける。

(F氏)
・オモリ投入時に、捨て糸が切れる。(結び方の問題)
→巻き上げ回収
・仕掛け投入中に、中オモリが外れ、仕掛けがグシャグシャになる。
→1回休み

 (他のお客さん)
・投入中、針がグローブに刺さる。
→隣のお客さんが、とっさの判断で、その枝スをハサミで切り、投入続行。
※その他、オマツリ時など、躊躇なく、他のお客さんの仕掛けの枝ス部分をハサミで切り、回収をスムーズに進行していくあたりは、投入ごとに仕掛けを捨てることを前提とした釣り経験のなせるワザだと思いました。


その他、新島キンメでは、オモリをわざと根がかりさせ、捨て糸を切り回収するという釣法を経験できました。
懸念していた、幹糸よりも細いリーダー(130LB)、PE・リーダー連結およびサルカン結び強度、ロッドとリールの強度に問題が生じないことを確認できました。

最後の流しで、F氏が、これぞ新島キンメという2.6kg級を2匹釣り、11時に終了。


道中、わさびソフトクリーム(ピリリと辛甘い)を食べ、自宅着17時50分。
渋滞を覚悟していたのですが、予想に反して順調な交通状況でした。


<釣果>
F氏 キンメダイ16匹(50リットルクーラーBOXにちょうどいい)
私  キンメダイ 8匹(25リットルクーラーBOXにちょうどいい)


<釣具>
オールレンタルセット(リールはCX-9 24V)で、十分だと思いました。
オールレンタルセットは、船宿で、ヘビータックルのセッティングまでしてもらえる便利なセットで、今回の釣りでは、釣客8人中5人がこのプランを利用していました。
私は、レンタルが難しい他の釣り物で準じたタックルをそろえているため持参し、仕掛け乗船セットを利用しました。


リール:ミヤマエ CZ-9 12V
竿:ミヤマエ Vパワーマリアナ210VL
掛け枠仕掛け:船宿餌つきセット(15本針)

ラインシステム:シマノパワープロPE8号下巻80m+PE10号1600m+ナイロンリーダー・サンライン大物ハリス130LB10mをミッドノットで連結。
金具:サルカン9号+深海リング9号+ヨリトリチェーン7号
(オールレンタルセットでは、中オモリのみ。)

オモリ:鉄筋2kg※船宿支給
中オモリ:今回未使用
水中ライト:今回未使用
ロッドキーパー:ラーク16
バッテリー:PROX LIB-10400 1個(チェックランプは1/4消費)

<食>
キンメの刺身
旨キンメレシピどおり、鍋でお湯を沸かし、さっと湯引きして、氷水に1分以上。
キッチンペーパーで水分をとり、背と腹に分けて、刺身包丁で、短冊に切りました。
湯引き後、氷水につけると、脂が落ちるため、冷凍庫で冷やしたほうがいいらしいですが、冷凍庫の貯蔵物への影響を考慮し、一般的な氷水にしました。

ビールと一緒に食べましたが、旨かったです。
味は、旨キンメの味。

<P.S.>
船宿掲載写真
船をバックに。
2.6kgと、ならぶには、気がひけるため、何も持たず。
F氏は、「船長と釣り客みたいです。」と、気遣いのコメント。




2015年5月3日日曜日

飯岡午後マダイ

大潮 ほぼ満月

午後マダイを釣りに、飯岡 幸丸さんまで、行ってきました。
同行はA氏。
もともと、5月4日を予定していたのですが、雨が降る可能性があり、キャンセルがでたので、本日に変更しました。

昨日の片貝に続き、九十九里方面。最北端が飯岡となります。

朝5時起床。電車で船橋まで、7時20分待合わせ、車で拾ってもらい、高速渋滞をナビで確認しながら、下道、裏道を通り、千葉北まで。

東関道はすいていて、9時30分船宿着。

受付で座席をとってから、みなと公園で、早めの昼飯。

堤防釣りの釣果状況を見て回るなどして、時間をつぶし、11時30分、船着場集合。
幸丸、外房の大型船が6隻、全てテンヤマダイのお客さん。

座席は左舷ミヨシ。


ベタ凪の海を20分ほど走り、釣り開始。

上げ潮3分くらいまでは、アタリに事欠かない状況でしたが、アワセが遅れて空振りしたり、餌をとられたり、水面でバラシたり。

13時25分時点で4匹。

しかし、全て、チダイ(ハナダイ)でした。

その後、場所を20分ほど移動。

ここから、さっぱり魚っ気がなくなり、2枚潮で、アタリなし。
船中、釣れてもホウボウ、ヒラメ。

17時から、船中の釣況が良くなり、マダイもちらほら釣れはじめるものの、私もA氏もアタリなし。

18時まで釣れず、満月の夕暮れ空を背に、帰港。

<釣果>
A氏 チダイ3匹、マダイボウズ
私  チダイ4匹、マダイボウズ

量的には、ちょうどいい感じでしたが、マダイボウズは初。毎年4月~6月釣行では、釣れたのですが。
テンヤマダイの場合、大潮よりは、小潮、中潮がいいと思います。

帰りの車渋滞は、GWならでは。
18時50分飯岡発、22時帰宅。
それでも、車内はくつろげました。
2日連続スクーター釣行は、さすがにきつかったので、助かりました。

GW日中の渋滞はきついけれども、車の相乗り、交通費折半は、エコでいいプランだと、今更ながら、気づきました。
ただ、スクーターの機動性も長所。

2015年5月2日土曜日

九十九里アカムツ

 大潮
(GW最初の釣行)

はじめてのアカムツを釣りに、九十九里片貝港 正一丸さんまでスクーターで行ってきました。
同行者はF氏。
急遽決まった釣りのため、ストックの深海仕掛けを、3本針にカスタマイズし、数セット用意。

0:30起床、3:00着。
F氏は、前夜に現地入りし、左舷ミヨシ席を確保してくれていました。

4時出船し、沖へ1時間半。

餌は、ホタルイカを購入。
目の間にチョン掛けし、ゲソとハラワタだけにするやり方が、一般的とのこと。

下げ潮では、アタリがあるものの、ノドクロカサゴやサメなど。

船中、本命のノドクロ(アカムツ)がなかなか出ません。

水深300mで、本命っぽいアタリがあるものの、上げてみたら、サバに入れ変わっていました。

その後、F氏はクロムツを確保。

下げ潮六、七分近辺の7時40分、F氏の水面に本命現る。
口切れ間際のところを、私がタモでサポートし、無事、キャッチ。
船中1匹目に、周りが湧きました。


その後、反対側のミヨシのお客さんが、船中もう1匹目を追加。

後半、私のリチウムイオンバッテリーがあがってしまうというトラブル。

2週間前の深海釣りで使用したバッテリーのチェックランプが3/4残っていたため、充電せずに使ったところ、チェックランプ2/4からの消費が急激に早く、ダウン。
持ちのいいバッテリーだと思っていたのですが、チェックランプは信用せず、毎回充電したほうが良さそうです。

その後、F氏の電力丸を使わせてもらっていたのですが、ビーストマスター2台分の使用は、さすがに危ういと見かね、反対側のミヨシのお客さんが、予備のバッテリーを貸してくれました。
大きいリールになると、バッテリーを強化するか、予備バッテリーの携帯が必要と、いろいろ教えてもらいました。

その後は、底潮流れず、ノドクロカサゴはよく釣れたのですが、オマツリも多く、11時終了。

まだ、アカムツの本格シーズンではなさそうですが、1号船のメヌケは今日も好調で、クーラーボックス満杯、アブラボウズ、ベニアコウも混じっていたとのこと。

近いし、船も大きいし、またいつか来ようと思いました。

水深300m前後、PE8号、オモリ250号
ノドクロカサゴ1匹だけキープ。他、船宿のお土産(サワラの味噌漬け、イカ)。
GW釣行序盤としては、むしろ望ましい貯蔵スペースをキープ。