2016年4月29日金曜日

東京湾フグ

小潮

GW1回目、やはりフグが食べたいので、ショウサイフグ狙いで、吉野屋さんまで行ってきました。

今月、トラフグ乗り合いでボウズとなっており、リベンジというか、まずは、ショウサイフグを釣ってからという思いもありました。

昨年10月に大原テンヤマダイの外道でショウサイフグを釣り、食した味が、極めて良かったことがきっかけで、昨年10月末から湾フグをはじめ、専用竿も揃えました。

これまで、アカメ乗合4回、トラフグ乗合1回と釣行していますが、今だ、東京湾で、ショウサイフグを釣ったことがありません。

アカメ乗合いでは、ショウサイフグやコモンフグが釣れる機会が何回かあったのですが、1回も釣れず。

東京湾ショウサイフグを、今日こそは!と・・・。

10日間続いたトラフグフィーバー、平日でも3隻出ていましたが、今や下火。
さらに、風強く、海悪い状況のため、今日のフグ船は1隻、お客さんは約10名と、ゆったりとした釣りになりました。

風強い中、釣り開始。

最初の流しから、まわりでポツポツ、ショウサイフグが釣れるものの、私にはアタリなし。

10時頃、ようやく確かな手ごたえ。
釣りあげてみたら、ギマという魚でした

はじめての目(モク)。
浜名湖で乗合いが出る魚のようですが、東京湾では、限られた季節にしか釣れない珍しい魚のようです。

カワハギ系ですが、フグ目ギマ科。
カワハギと違ってヌメリがあります

その後はアタリなし。

周りではポンポン釣れるているのですが・・・。

水深20m以下でも底がとれず、15号、20号オモリを垂直に垂らし、ひたすら空アワセするもののダメでした。

うまい人は、10号オモリ、ラインの角度が流され気味でも底をとり、アタリにアワセ、釣っていました。

やはり、経験と技術の差がつきます。
トップ13匹という状況で、私は今回もボウズに終わりました。

<釣果>
ギマ1匹、フグ0匹。

<収穫>
仲乗りで釣っていた大策船長さんから、貴重なショウサイフグをいただきました。
いい型含む白子つき。
私の釣果は下り龍でしたが、思わぬ恩寵、有り難いです、


<食>
ギマをフライパンにオリーブ油で塩焼きにしました。

鳥のモモのような歯ごたえ、フグ目のいい味がでていました。

ショウサイフグの白子を日本酒で煮た後、半分を塩焼きにしました。

おそらく、はじめての味ですが、なぜ、釣り人がフグの白子に騒ぐのか理由がわかりました。

初日はフグ刺身を2種類のポン酢で、一部は湯引き。

アカメと違い、ショウサイの刺身なら、初日からいけますね。
中落ちをアツカンに入れて飲みました。

2016年4月23日土曜日

深海幹糸保管用桧枠の制作

親子サルカンつきの幹糸をカセ巻きしてストックしておくと、次に使うときに、100%の確率でオマツリすることがわかりました。

なぜ、まつるのか?
これは、自然渋滞と同様、謎のひとつ。
いずれ、オマツリの構造原理を解明しようと思っていますが、ひとまず対策として、桧枠を制作しました。

下田漁具金目一番深場リーダーという製品の木枠をイメージ。

ホームセンターで木の棒を購入。
角を面取りし、巻き寸法80センチとって、釘で打ち付け組み立てました。

釘を打つ際、一部、割れてしまったので、ビニールテープで補強。

ほぼイメージどおり。

巻き癖はつきにくいかと。

仕掛けの再利用については、高価なサルカンは再利用してきたのですが、針や幹糸は、毎回、捨てていました。
この幹糸を再利用するための保管用器具として利用していきたいと思います。

この後、LT深海用仕掛け7本針4セット制作。

ヘビータックルキンメ、ベニアコウ、LT深海と、深海仕掛けは全てストック完了。

後は、釣行ですが、最近、行く機会を失っています。
フグなどの、たんぱくな魚が食べたいと感じています。

2016年4月20日水曜日

東京湾トラフグ

大潮

休みがとれたので、東京湾トラフグを釣りに、浦安吉野屋さんまで行ってきました。

平日だというのに、トラフグ狙いの釣り人は多く、出船の1時間20分前時点で、1隻目の船の札がすべて取られていました。

しかし、心配無用で、当日は3隻出船。

私は、2隻目の、よくタチウオで使われている大きい船に乗りました。

7時10分発、1時間30分かけてトラフグのポイントへ。

すでに、多くの船が集まっていました。

船中カワハギ、マゴチ、マダコ、アマダイ、サバフグなど、外道の活性が高い時間帯があるものの、本命は顔を出さず。

船中トラフグゼロ。別の船では、午前の時点で4匹釣れているとのこと。

やっぱり、トラフグが釣れているといっても、そこは、幻の天然トラフグで、甘くなかったです。

トラフグボウズで終了。

東京湾でトラフグを狙って釣るのは珍しい。

冷静に考えると、トラフグは狙って釣る魚じゃないなと、ボウズになってから気がつきました。

でも、先週はすごく釣れていたし、一生に一度の大チャンスで、釣れると思っていたのですが・・・残念です。

トラフグを狙って釣るのは厳しいため、今後は、フグ全般を釣っていきたいと思います。
まだ、東京湾で、アカメとサバフグしか釣っておらず、ショウサイフグ、コモンフグ、運よくトラフグが混じればラッキーというスタンスの釣り物が、ちょうどいいかも・・・と。


<釣果>
フグ0匹。ウミヘビ1匹、トラギス1匹、アカボラ1匹、カサゴ1匹。

<食>
カサゴを持ち帰り。冷蔵庫で寝かしました。

夕食は、冷凍保存していた、ベニアコウの兜を取り出して、鍋にしました。
スミヤキやアブラボウズの脂もすごいですが、
ベニアコウもすごい脂がとれ、合格。
このだし汁は2、3日使う予定。
きしめんや、ラーメンなどに・・・。
脂まみれの食生活の合間に、たんぱくなフグがまた必要。

2016年4月17日日曜日

フランク三浦、勝訴

4月4日、天草沖で定置網にクジラのニュースかと思えば、10日後、まさかの熊本地震。
同時期、三重県では、幻のサメ、メガマウスがあがり。

東京湾では、トラフグフィーバーと、物騒なニュースが続いています。

地震については、311当時、私も都内、海の近く地盤の悪いところに住んでいて、少なからずの被害にあったのですが、国内にはあらゆるところに断層が存在し、北から南まで、安全な場所はないと思います。

早く収束して欲しいのと、被害を受けられた方には、心よりお見舞い申し上げます。

トラフグは、チャンスだと思います。
釣り人としては、明日の地震よりも、今のトラフグ。

史上初、東京湾トラフグ乗り合。

土曜日は仕事、日曜日は強風でタイミングを逸し・・・。
そんな折、テレビのニュースで、フランク三浦の話題。

昨年、ドンキホーテ大久保店で、見かけ、このブランドを知りました。

フランクミュラーのパロディで、よくできているので注目していたのですが、当初は見送り。

今回、商標裁判勝訴のニュースで欲しくなり、アマゾンや三浦一族などネットで探すものの、品切れ。

天才時計職人、フランク三浦は、すでに引退しており、このブランドは、在庫限りとも言われています。

そこで、ドンキ大久保店に行ってきました。


しっかりとした品揃え、車のキーケースと、六号機(改)をゲッツ。
クロコ風の合皮がよくできています。


車のキーを船宿に預けるケースがあり、識別が容易になるよう、車のキーケース1800円。

テッパン白文字版の六号機(改)は5800円。

手にはめるとピッタリでした。

完全非防水。
ビジネスシーンの他、三浦半島での釣りなど、スリリングな利用を考えています。

2016年4月10日日曜日

ミヤエポック胴突き仕掛け枠

最近は釣りに行けず、休みは仕掛けづくりをして過ごしてます。

仕掛けをストックする際に、掛け枠が必要になるため、最近、掛け枠を物色し、増やしています。

普段使っているのは、下田漁具のキンメ15本針仕掛けについてくる木の掛け枠。

直結仕掛け15本針込みで990円。

木製なので、軽く、水に浮き、携帯にも便利だと思います。
角を面取りして使っています。

木の掛け枠が単品で売られていることは少なく、最近、ステンレス掛け枠を釣具店で買い足しました。
アマノ釣具製、約2000円を3点。

50センチで、針を掛けるところまでの巻き寸法が45センチ、2番目の巻き寸法が36センチくらいの掛け枠、キンメ20本針、ベニアコウ8本針にちょうどよいサイズで軽め。


その後、掛け枠が、あと2個必要になったので、アルミ製、ミヤエポック胴突き仕掛け枠2個セットを通販でポチっとしました。8000円超の高級品です。

2個セットの掛け枠は、合体された状態で納品。

糸を止める白い器具を押し込むと、固定されていたバーが外れ、合体されている掛け枠を分離することができます。しっかりとした作り。


さっそく、キンメ用20本仕掛けを制作し、万能巻き=綾掛けで巻いてみました。
間150センチ。
ハリス70センチ、80センチ交互という変則寸法も対応できる巻き方。
ただし、サルカンは横一列に揃いません。


サイズ、重量はアマノ釣具ステンレス掛け枠と同じくらい。
1個あたり、仕掛け込で520グラムでした。

これが、木製掛け枠だと、20本仕掛け込みで、280グラムと、軽さが、魅力。
軽ければいいかというと、荒れた海の船の中に置いた際の安定性を考えると、ある程度の重量が必要かもしれません。

ハリス70センチだと、針を掛けるところまでの巻き寸法45センチは標準としても、2番目の巻き寸法36センチでは微妙なので、この掛け枠のように、やや短め34.5センチ以下がいいです。

さらに短い、46センチ、巻き寸法41センチ、30.5センチとする場合、サルカンがいい感じで中央に並びます。
下田漁具キンメ・アコウ用20本針仕掛けについていた掛枠で、これも、実用的。


現在、46センチ、50センチ掛け枠は、新島キンメ20本、15本針8セット左、ベニアコウ8本針4セット右上、さらに不意のライト深海用に予備掛枠3個(下田漁具カラー掛け枠、他ショップ系ステン)の計15個揃えました。
46センチも意外に実用的。65センチ掛枠は、汎用的にどうかと思いますが、いずれ試したいです。
仕掛け込で、市場価格4万円くらいか。
仕掛けは自分で制作、金具、掛け枠を再利用で抑えることが可能


最近、欲しいと思っているのは、幹糸をストックするための専用木枠。
下田漁具の金目一番深場リーダーに使われている、木枠部分が欲しいです。


2016年4月2日土曜日

かせくり器の導入

私は、深場釣り仕掛けのナイロンは、金目一番カセ巻き500Mを愛用しています。

理由はお手頃だから。

マグロ用としても利用するつもりです。


12号、14号、16号、18号、20号、30号、40号を常備。
最近は、20号が一番消費。

このカセ巻きですが、扱いが難しいです。
先日も、捨て糸用12号をぐしゃぐしゃにしてしまいました。

これをほどくのに、時間を費やしていることが実に多いです。

そこで、かせくり器なるものを導入することにしました。
かせくり器とは、カセ状の糸をほどくときに使用する道具です。
傘のように広げて直径を調節できます。

カセ状の糸は、毛糸、手芸品の道具として一般的なようです。

アマゾン、楽天などで探しましたが、何がいいのかわからず、実店舗、新宿、手芸の老舗、オカダヤという店に行ってきました。

オカダヤは、昨年、深海毛バリの材料を調達するために、はじめて来店して以来、信頼を置いている店。

ここの商品なら問題ないだろうと。

ダルマ糸で知られる横田株式会社製のものが売られており、購入。

持ち帰り、さっそく、机にセット。
上から見た図。

横から見た図。

自作しようかとも考えましたが、こういうテンションのかけ方は、自作じゃ難しいと思います。

スムーズな回転。正解でした。

ハリスと幹糸用に2セットあると便利かもしれないと思いました。
仕事がはかどります。

試しに、新島キンメ仕掛け20本針を1セット制作しました。
コツコツ準備し、これで、5セット分。

あと、3セット制作すれば、今年の新島キンメは、はじめてのオール自分仕掛けが試せます。

キンメは、6月ごろか?