2014年10月29日水曜日

ディープソルジャーとチェルマーレ

マグロと深場LTアコウを兼ねるという視点で、ディープソルジャーと、チェルマーレを比較検討。


■ディープソルジャー
205 I  全長2.05m 仕舞179.1cm  自重640g  先径/元径2.6/14.4(mm) 錘負荷 200~500(号)  カーボン含有率 40.8(%)  82,100円
MNST+HBSG

■チェルマーレ
MH210 全長2.10m 仕舞210.0cm  自重520g  先径/元径2.6/15.1(mm) 錘負荷 200~300(号)  カーボン含有率 34.8(%)  136,500円
MNST+HB

<考察>
大型電動リールを利用した深場釣りの場合、LTといえども、置竿に割切る必要があり、スタンディングは、MPGスタンドアップに任せる。ならば、ますます、置き竿が必要。

ディープソルジャーって、チェルマーレと比較して、お買い得かもしれない。
先径/元径、カーボン含有率を見ても、マグロと兼用できると思われ。
ミヤマエのロッドも、深場500号ロッドあたりから、マグロも対象魚として挙げているし、アリゲータ技研にも兼用ロッドがあるようです。

さらに、最近、存在感のある、ディープインパクトテルスタイルよりも、ディープソルジャーが値引き率高く、お買い得であることを発見。
ディープインパクトテルスタイル同様、置き竿に有利な、ショートバットタイプ、仕舞い寸法はより短く、カーボン含有でより軽くなる。

剛樹も、アルバカーレスで用いるカーボンコンポジット手法。

■PEライン
PowerPro(パワープロ) デプスハンター バルク 1600m、特に8号がパフォーマンス高く強度も47kg、高強度EX8の6号よりもだいぶお得で、高強度6号より強度が高い8号は、乗合いでの汎用性が高いことに気づきました。

以上の組み合わせで、汎用的な電動リールを選べば、やはり9000番になるかもしれません。



2014年10月27日月曜日

フィンノール31万円

今から20年前の映画、「釣りバカ日誌6」で、上州屋に通う浜崎伝助。
当時から、上州屋は、浜崎伝助も通う釣具屋さんとして存在していたようです。

目当ては、ゴールドに輝くフィンノールの大型手巻きリール。
当時の価格にして、31万円。

自宅には、「買うぞフィンノール、貯めるぞ¥310,000!」の張り紙。



ある日、それが店頭から消えていた。
先に誰かに買われてしまったのである。
上州屋の店員に聞き、その客は、浜崎伝助の連れ、スーさんだったことを知る。


私は、休日に続き、今日も、上州屋に立ち寄り、フォースマスター6000のチラシが置いてないか見てきました。
さらに店頭価格10%引き、在庫限りで、チャンスでもあるビーストマスターの店頭在庫チェックも。

ある店では、ビーストマスター6000が店頭から消えていました。(新宿店)
ある店では、ビーストマスター6000も9000も置いてあり(神田店)、商品によっては、在庫限りで、いったん消えても、また入荷していることもあるようです。(A氏が地元店で狙うフォースマスター400)

店頭で気づいたのは、PEライン高号数、連結巻きが品薄であること。

フォースマスター6000の現品を見てから、どうするか、決断する予定。
価格差が縮じまるようなら、LTアコウ乗合いを見据えた、8号900m汎用性高く、志し高き乾為天(けんいてん)、ジルコニアリングの、多少重く大きいビーストマスター9000も辞さない覚悟を決意。

スカイツリーと東京タワーを重ねた深海ロマン、マグロ同様、生涯において避けては通れぬ敷居、壁が大きく立ちはだかる、「葛藤っつ!」、買うか買われるか。シマノ価格改定、消費税増税動向と、今一時の、決算セール。

バブルを謳歌し間もない、20年前当時のリール価格31万円は、現在の物価で、7~11万円に相当すると思います。
あるいは、当時にして、現在のミヤマエCOMMAND ***クラスを狙っていたのであろうか?

いや、この時代も、ちょっとした釣り物で、広島リョービなど味のある電動リールが使われており、ストイックな舶来品が高く、欲しかった時代だったのだと思います。

あと、この映画を見ていて思ったのは、ロッドスタンドって必要かも、ということです。(増えてきたので。)


2014年10月21日火曜日

フォースマスター6000スペック


ナチュラムで情報を発見。売値は6万円台。税込み7万超。
9000番よりも、形はいい感じ。ボタンのデザインは、2000番と同じ、グリップは、丸ノブデザインで、EVAだし、夢屋に換える必要はなさそう。
ビーストマスターよりも、ストイックなデザインが好感が持てる。
気になっていた、ボールベアリングの数は、どうか。
スピニングのステラに対するツインパワーのような、位置づけは確保されているのでは?

ET(エレクトリックテクノロジー)リールの、「人間、機械、情報が一体となり、人間よりも大きな力を発揮する。」ところで言う、情報系は?

■リアルタイムで海底の水深を表示(探見丸新機搭載船)。アキュフィッシュ対応船では、魚群の水深を表示(アラームで通知)

ストイックと新し物好きの両立。

懸念点は、8号800メートル巻けないので、平塚のLTアコウは微妙。
これは、2500円の貸し竿ですませるとして、マグロタックルLTキンメはいけるかも。
※スプール下巻ライン:PE10-250という仕様があり、この部分を余計に利用できるのか、要確認。

想定PEラインは、MasterShip 船 EX8 PE 連結巻 6号(45.0kg強度)を800mテンション巻き(できれば全体をブラックに染め :歯の鋭い魚のPEラインの色への興味をブラック色で外しつつ、1m、5m、10mのマーキングは確保したい。

8号でないところが、全ての船宿のレギュレーション、汎用性に劣るけれども、時代とともに進化するPEライン性能、テンヤ真鯛に象徴される、ラインのキレ。
細く、強く、軽くが、やはりトレンドかもしれません。

これに似合うロッドは、同一メーカー、シマノにも用意されていますが、共通性を、アルファタックルMPGにも見出せます。

すなわち、”DEEP IMPACT TERU STYLE”を想定。RT0は、他の竿で代替できるとして、RT1 との組合わせで、LTアコウ※1まで狙い、あわよくばアブラボウズも、異端と創造性能を発揮。

※ ちなみに、4000番台は、スプールサイズが違うだけのようにも見え、であれば、たくさん巻ける6000番に照準。大は小を兼ねる汎用性の高いビーストマスター9000番との価格差をどうみるかという点で悩ましいですが、ひとまず。そして、12000番あたりが出るころに、再度、検討。これは、最初に2000番を選択した時に決定づけられた自然な流れ、偶数番毎でのチョイス。2000番と6000番のデザイン、趣味性に共通点を見出さざるおえません。

■予定スペック
ギア比:3.1
最大ドラグ力(N)/(kg):255/26
ナイロン糸巻量(号-m):12-400、14-350、16-300
パワープロデプスハンター糸巻量(PE号-m):6-750、8-600、10-500、12-350
最大巻上長(cm):75
スプール寸法(径mm/幅mm):77/60
スプール下巻ライン:PE10-250
ベアリング数(S A-RB/ローラー):8/0
ハンドル長(mm):75
最大巻上速度(m/分):135
泳がせ釣り、キハダマグロ、キンメ

注釈
※1LTアコウ:メヌケ類アコウのライトタックル深場釣り。関西で言うキジハタのAKOではない。
 

2014年10月15日水曜日

中大型電動リールとPEライン

発売間近のフォースマスター4000番/6000番と、PEラインの号数と長さを検討しています。
いろいろ調べているうちに、大抵の釣りは、所有のフォースマスター2000番PE4号で、汎用的にいけることがわかりました。
その上の電動リールとして、汎用的な要件を言えば、マグロやライト深場を兼ねる用途、ラインが750m以上巻けるリールであること、
PE8号、OCEA EX8なら6号。

4000番/6000番は中途半端かもしれず、OCEA EX8 6号なら調度いいとも言え、ミヤマエに対抗するには、やはり9000番かもと思ってしまいます。

フォースマスター9000番の質感や、レベルワインダーの安心感や、放熱性、特にボールベアリングの数を見ると、やっぱり、ビーストマスター9000番になるかもしれません。
ここまでくると、大きさとか重量とか、6000番との差を、たいして気にするレベルではないとも思います。

4000番/6000番の詳細スペックを注意深く確認したいところです。

※レベルワインダーの安心感とは、ビーストマスターに採用されるジルコニアリング。
立方晶ジルコニアは、モース硬度が8から8.5とサファイヤ、ルビーに次いで硬い。


ラインについては、初めは、VARIVASを使っていましたが、SMPは、糸ヨレなどトラブルが多い感じがする(PENNリールの問題かもしれません)のと、色分けもなく、ジギングライン2.5号はシイラ(130級)で切れた苦い思い出あり。

最近は、シマノ史上最強、使った感じの安心感から、OCEA EX8に傾いていますが、これも最長600mというところがネック。
強すぎる糸、切れない糸も怖いものがあり、8号がMAX。
竿が折れる前、骨が折れる前には、ラインは切れて欲しい。
これも、ハリスが切れればいい話かもしれないし、ドラグが効けばいい話かもしれません。

ここは、ダイワUVF ハイパーメガセンサーか?
これも、2号ラインは、タチウオに噛み切られた経験があり。
あと、コストとのバランス。ゴーセン マグロ無双。

あるいは、昔からの定番、よつあみダイニーマ。

ハリス26号まで、最大ドラグなど、強度的には、OCEA EX8の6号で十分だと思いますが、オマツリ時や、船中で太さが統一される際の汎用性では8号。
号数の違うラインの連結も検討。300mまでは高強度で、以降は長さノルマのためのほどほど強度の細めラインを結束強度に注意し結ぶとか。

また、歯の鋭い魚の、PEラインの色への興味を外すには、ブラックダイニーマのような工夫が必要

【各社8号PEラインスペック】
VARIVAS アバニ キャスティング SMP 8号  600m 強度 54.4kg
シマノOCEA EX8 PE Concept model 8号 600m 強度 53.0kg

ダイワUVF ハイパーメガセンサー 8号 100m×8 強度47.5kg
よつあみウルトラ2ダイニーマ 8号 100m/連結  強度45kg
ゴーセン マグロ無双 8号 900m 強度37kg

2014年10月12日日曜日

金アジフライ

昨日、大アジ釣りの後、夜遅くまで、魚をさばいていました。

特に、アジフライ用の金アジの背開きには、時間がかかりました。
塩水に浸した後、冷蔵保存と冷凍保存に分別し、就寝。

今日は、9時に起きて、2度寝し、15時に目が覚めました。

130号アジビシのコマセワークで、普段使わない筋肉を使ったためか、筋肉痛です。
アジ釣りって、趣味性の高いスポーツだということを改めて認識しました。

夕方、冷蔵庫で寝かした金アジで、アジフライをやりました。

小麦粉、片栗粉のブレンド、パン粉、水で溶いだ卵を用意。

「料亭揚げ油」に、安い油を継ぎ足しブレンドしてきたストック油を鍋に入れ、いったん200度まで過熱し、その後、180度ラインに設定。

溶き卵→粉→溶き卵→パン粉の順でつけつつ、片面1分、裏返して1分で揚げました。

同じ手順で、次から次へと一気に揚げ終了。

今日は2枚、ブルドック中濃ソースをかけて食べました。

ゼイゴつきと、ゼイゴを取り除いたアジの2種類。
ゼイゴつきのほうが、形がしっかりしていて、揚げてしまえば、ゼイゴも難なく食べられることがわかりました。

<P.S.>
翌朝は、冷蔵保存のアジフライをチンしてから、食パントースト+マーガリン+キャベツの千切りで食べました。


2014年10月11日土曜日

東京湾大アジ

月齢 16.9(大潮)

台風前に、最近、復活したカツオ・マグロ船に、いつものメンバー3人で予定していましたが、スマホの目覚ましがミュートになっており、鳴らず、寝坊。

4時に目が覚めるものの、5時集合に間に合いそうもなく、A氏に電話で謝罪。

準備していたタックルを変更し、7時出船の大アジを釣りに、独り、浦安吉野屋さんまで、スクータで行ってきました。
通常タックルのビシアジは、初めての釣りとなります。

電動タックルを揃えていながら、アジはいつでも釣れるからと、後回しになっており、以前から行こう行こうと思っていました。

当日、「アジは、棚取りと、コマセワークが重要」ということを強く意識。

棚は、底から2、3メートル。

1匹目が釣れたら、棚を記憶し、同じ棚に落とすことに徹しました。
同じ棚に落とし、コマセをしっかりやれば、3分以内にアタリ、アタリに事欠かない、最近では、久しぶりの釣りとなりました。

東京湾の、アジフライに適した小さいサイズの金アジで始まり、場所を変えて、サバみたいな大アジへ、最後にまた小さい金アジで終了。

大アジは、結構、引きが強く、3本針では、2回、ハリス切れ。
船中で、2本針を購入し、試したところ、2点掛けも多く、かえって釣果は上がりました。

えさは、赤タン(赤く染めたイカ)、青イソメの2種類ですが、青イソメへの食いが多かったです。
しかし、オール青イソメにするよりも、赤タンと青イソメの組合わせのほうが、2点掛けする頻度が多かったです。

おそらく、青イソメを横取りされた一方のアジが、「ちっ」と言いながら、すぐ下の赤タンに、条件反射的に食いつくのだと思います。なぜ、オール青イソメではなく、赤タンに効果があるかと言うと、一方のアジの少しばかりの見栄。「こっちは、赤タンだぜ!」というような、よくわからないアジの心理につけこんだ効能。

現在、注目のフグとか、鯛、ヒラメ、ワラサ、カツオ、タチウオ、ヤリイカ、アマダイ、カワハギ、釣り物が多くて迷いますが、よく釣れるビシアジこそが、ゆったりと釣りができて、釣果も出せる、王道じゃないか?と、ビシアジ釣りの凄さを発見しました。

<釣果>
金アジ15匹、大アジ11匹、イシモチ2匹、カサゴ1匹、シロギス3匹、トラギス2匹で五目達成!


<タックル>
 ・ビシ130号(レンタル1000円預け、返却時600円返金)
 ・シマノLIGHT GAME CI4 TYPE82 H190
 ・フォースマスター2000MK OCEA EX8 4号330m
 ・バッテリー:プロックス(PROX) リチウムイオンバッテリー10400mA LIB10400
 ※前回ヤリイカで使用済みのまま充電せずに使いましたが、釣り終わった後も、未だ、4つのチェックランプ全てが緑色状態のままです。
<食>
当日、大アジを刺身にして食べました。
これだけ刺身っぷりのあるアジの刺身は、大アジでないと難しいと思います。
アジはさすがに旨いです。

アジは旨いのに、高級魚ではなく・・・

理由は、身近な東京湾で、数釣れるからだと思いますが、これだけ旨い魚が、身近な東京湾に豊富にいるというのは、改めて考えると、意外です。

東京湾のアジ、アジフライがまた、これが旨い。

2014年10月5日日曜日

キンメダイの猫まんま

台風接近とのことで、船宿はどこもお休み。
金沢八景の猛者は、この雨の中でも出陣し、早上がりしたとのことです。

私は釣りに行かず、ライト深場の釣り物の調査とか、猫の雑誌などを読んでいました。
なぜ、ライト深場かというと、電動リールを有効活用したいから。
深場は敷居が高いので、ライトで、というのも理由。
ライト深場でも、キンメダイを常時対象とするかどうかで、タックルの選択肢が微妙に変わってくるようです。
まずは、オニカサゴやアカムツ水深までにとどめる予定ですが、そもそも、キンメダイって、どういう味だろうか?
ということで、キンメダイの切り身を、近所のスーパーで買ってきました。
三重県産 尻尾1切れ480円
鱗は処理済みなので、料理は簡単です。
大根、なす、ニンジン、ネギなどの根野菜と一緒に味噌で仕立てました。
手軽によくやる料理手法ですが、キンメダイの味噌汁は、静岡下田でもポピュラーな料理とのこと。

私の場合は、鍋のまま、ご飯をスプーンでつけて食べます。
スープカレーとか、スンドゥブの食べ方と同じ。

キンメダイはチカメキントキより柔らかく、脂と皮のとろみ、ダイコンがおいしかったです。
薄めの味噌で煮つめた後、少し冷ましてから食べました。

見た目、猫まんま。

今日読んだ猫の雑誌でも、「猫まんま大研究」と称して、猫まんまのルーツを紹介していました。

古来1000年の歴史を持つ猫まんまには諸説があるようで・・・、東日本と西日本でも、猫まんまのイメージは違うようです。
(1)ご飯にかつお節をかけたもの(東日本)
(2)ご飯に味噌汁をかけたもの(西日本)

私は、東日本、厳密には信越地方出身ですが、(2)ご飯に味噌汁をかけたものが猫まんまだと、教えられ育ちました。

幼少の一時期、ご飯に味噌汁をかけると、こぼれるので、味噌汁にご飯を入れて食べる手法を兄から教わり、やっていたことがありますが、これが、スープカレーの食べ方に通じていると思います。

なお、昔の家庭は、実際、猫に、猫まんまを与えていましたが、猫は、ご飯などの炭水化物や野菜は消化上苦手で、塩分もよくないです。
うちの猫も、猫まんまには興味を示さなかったため、今や人間用メニューと言えるかもしれません。