2019年6月16日日曜日

ロボット竿受にDXサポート取付

深海用にロボット竿受けを持っているのですが、以下の理由で、なかなか利用する機会がないです。

(1)竿受けをフロントグリップで受けるようにセッティングした場合、ロッドサポートのネジが、リールの放熱板に当たる。


(2)オマツリ等のトラブル時、ロッドサポートをつけたまま、竿を持ち上げた際に、竿を横向きにできない。

(3)ハイラーク16で、竿受け部の前にリールを置くことで、問題なく使えている。

ただし、このセッティングも、バットに負担がかかり、あまりよくないようです。
また、船べりの厚い船では、ハイラーク16が使えないことがあります。

そこで、ショップオリジナルパーツを手に入れ、ロボット竿受けにDXサポートをつけることにしました。

ロッドキャリーホルダー(ステンレス)

まず、ロボット竿受を分解。13ミリスパナとレンチを使用。

バネとアダプターを取外し

ホームセンターで、6角ステンボルトM8×25㎜の他、スペーサー用ステン金具類を探し調達。

取付ベースの大き目の穴をワッシャーで調整して、

丸座、ワッシャーを重ねてボルトを締め、取付終了。
バネなし仕様。しっかりと固定されます。

本体に取付。蝶ネジに交換。

DXサポートに竿とリールをセッティングして確認。
リールの放熱板とのクリアランスは問題なし。

竿受けを一番前に倒して、フロントグリップで受ける形。

竿は水平気味。上向きが好きなのですが、上向きの場合、投入時にバックラッシュしやすく、着底が遅い、後ろにひっくり返りやすい、口切れしやすいなどのデメリットがあるようです。

ホルダー部に丸座金具を重ねることで、竿部下向きへの角度を若干調整できそうです。

ハンドルと船べりのクリアランスも問題なさそうです。



2019年6月6日木曜日

深海仕掛け船べり整理器ミヤフックプレート

仕掛け船べり整理器をポチっとしてみました。
ミヤフックプレートです。

深海仕掛けの再利用には、再利用を意識した取込みが必要になります。

無造作に取り込み、床に仕掛けを落とすと、ハリスが絡まり、ほどくのが大変です。
そうなってしまうと、500mの投入+巻き上げの時間内では整理するのが難しくなってきます。

糸ヨレを取りながら、船べりに回収したエサ付き針を並べていくのですが、つい慌てて、ポロリと落としてしまったり、魚がついてくると、その時点で、仕掛けの整理を諦めてしまいがちになります。

やはり、投入回数分、餌付けまで仕掛けを事前用意するのが安心です。
しかし、1回の流しが早め、投入総回数が増えるシーンに備える場合、仕掛け再利用のための取り込みと、道具が必要だと感じました。

この時、普通は、マグネットを使えばいいのですが、長ハリスの深海仕掛けの場合、針の順番を確保したとしても、長ハリスが風に煽られ、親子サルカンが下のほうで絡まり、針が磁石から滑り落ちるシーンも想定する必要があると思います。

いかに強力な磁石といえども、吸着相手は、細い針、これに全長20cmを超えるイカタンをつけた場合には、固定しきれないのではないかと。

そこで、非マグネット式、親子サルカンも固定できる整理器をポチってみました。

全長95cm+取付板。

ベニアコウ仕掛け8本針、枝1.5m、枝間4mを、船べり整理。
絡まることなく整理でき、掛枠回収。・・・を何度か練習しようと思います。

ハリス掛部はゴム製で、ハリスを傷つけることなく、固定。

非マグネット方式のため、親子サルカン金具も固定、順番をキープすることができます。

ハリス掛部で針を固定することもできます。


取付板は、ラーク16の幅にピタリと合います。
船べり厚がラーク16ギリギリの場合、厚さの薄い取付板の組み合わせが必要になってきます。

ミヤロボット竿受けの場合、付属のネジで安定させることができます。


反対側も、受太郎のクランプなどで固定すると、より安定します。

この他、重いオモリのついた仕掛けを、一時的に親子サルカンの部分で止める、船べりストッパー器具があれば便利だと思います。


2019年6月2日日曜日

外房アコウ(九十九里)

大潮

アコウを釣りに、九十九里、片貝港、正一丸さんまで行ってきました。
2015年5月アカムツを釣りに行った際に、アコウ船でベニアコウがあがったのを見ており気になっていました。

最近の釣果は、キンメ、アコウ、アブラボウズ。これに、ベニアコウと、バラメヌケを加えて五目釣りができるのではないかと、期待。

集合、2時。

早い順で席取り、空いている右舷をとっていたのですが、アコウは左舷1列だよと言われ、一番最後に残っていた、左舷ミヨシから2番目の席へ。

出船後、キャビンで仮眠し、4時30分過ぎた頃にポイントに到着し、釣り開始。
投入は前半トモから、後半ミヨシから。

最初は、キンメダイ狙いの水深250mからやるとのこと。

1投目投入時、リールの糸通しがおかしなことになっており、パス。
暗い夜に糸を通したのが失敗でした。

仕掛けを変更し、エサも小ぶりなものにして、2投目。
無事投入でき、キンメダイ2匹ゲット。

同様の仕掛けでスタンバイ、今度は、500mのアコウのポイントへ。
3投目。

クククンと、アタリらしき違和感。
底突きと切り分けるため、ラインを2m巻き上げて確認。

再び、ククンとアタリらしき動き、ラインを再度巻き上げて確認。
3回目は、明確なアタリ。

巻き上げの合図とともに上げ、期待できる竿の曲がり。

その後、オマツリがあり、マツリとアタリを間違えたかと思っていたところ、プカ~と1匹浮いてきました。
手繰り寄せたところ、ポロリと針外れ。船長にすくっていただいたところ、遠くのほうにも、プカ~とアコウが2匹。

計3匹ゲット。

やはり、3回アタッていたようです。

ひと安心で、その後は、エサを大き目、ゲソ主体に変更し、大物狙い、気持ちはアブラボウス。

4投目、5投目、6投目、7投目と、掛枠で、まごつきながら投入、アタリなし。

追加で、あと2回やるとのことで、慌てて仕掛けを購入(1500円)、9投目は再利用仕掛けで臨むも、アタリなし。

隣のお客さんにアコウのアタリがあるものの、水深150mで、竿の動きか変化、巨大ザメに入れ替わっており、アコウが丸飲みされていました。

他にも、アコウを半分サメに食われて上がってきたお客さんもいたようです。

釣り終了し、昼前に寄港。

自宅には12時30分に到着できました。

<釣果>
アコウ3匹2.3kg×2、1.7kg×1、キンメ2匹400g、300g

目の下のトゲがわからないため、ひょっとすると、メヌケかもしれません。

アゴの下、両側に3点、穴のようなマークがありました。

頭部はアコウか?

・アコウは、鼻の穴の下部が、上部と比べ小さいのに対し、ホンメヌケ(ベニアコウ)は上部と同程度の大きさ。
・アコウの頭部は、ホンメヌケに比べトゲトゲしい。
・釣ったことはないですが、バラメヌケの同サイズでは、縞模様あり。これもいずれ、釣って確かめたいです。

ベニアコウの鼻の穴


<食>
当日はキンメの塩焼きをいただきました。
あまりやらない食べ方ですが、期待以上に旨かったです。
釣りたての深海魚は刺身より、火を通したほうが旨いと最近感じているところです。

(2日目)
アコウの煮つけ

キンメの刺身(六寸皿)

<タックル>
竿:ミヤマエ Vパワーマリアナ210VL
リール:ミヤマエ CZ-9 12V
PE10号1600m+先糸PE20号茶色10mを電車結び&編込みで連結。

仕掛け8本、9本針、ムツ22号、24号、幹糸30号、枝16号
枝85cm、枝間1.9m
捨て糸:12号
オモリ:500号 
水中ライトは不可。外すように言われました。
エサ:スルメイカワタ漬け
タコベイト(オレンジ、ケイムラ、ピンク、黒銀、3羽~4羽)
※サメに好かれるグリーンや青系を避けました。

次やるときは、キンメ用仕掛け2セットと、アコウ仕掛け7セットを用意しようと思いました。

船べりは、ラーク16号は使える厚さですが、常用している、マグネットのクランプは幅が狭く使えませんでした。

次回は、チビラークとか、受太郎のクランプ部を利用しようと考えています。