2021年1月3日日曜日

金沢八景発アコウダイ(3)

中潮

新年、今年もよろしくお願いいたします。

深海アコウを釣りに、金沢八景一之瀬丸さんまで行ってきました。

2015年、2018年に続き、3回目となります。

冬季のアコウダイは難しく、4月~6月が釣りやすいのはわかっているのですが、初釣りとして、あえてこの釣り物を選びました。


5時30分現地着。受付で、年賀のタオルをいただき、乗船。

左舷後ろから3番目の席へ。


約1時間かけてポイントへ。


今回の目的は、初釣りもあるのですが、初おろしの、ミヤマエ・NEW MAXIMUM POWER 170ZS穂先を試すことも目的でした。



深海竿は対象魚や釣り場に合せて、これまで3本揃えており、

(1)ライトキンメ、マダラ、キンキ用:シマノ・ディープソルジャー205 I

(2)アコウ、ベニアコウ、アブラボウズ、新島キンメ用:ミヤマエ・Vパワーマリアナ210VL

(3)日本海沖メバルの長竿:シマノ・ディープゲーム355


今回、(1)と(2)の中間を埋める竿穂先を導入しました。

Vパワーマリアナの210VSクラスに相当。

ライトアコウや、新島キンメで、Vパワーマリアナ210VLはやや硬く、ディープソルジャー205 Iでは繊細なため、この釣り物に臨むための選択となります。


バット部分は、既に導入済みの(2)ミヤマエ・Vパワーマリアナ210VLのバットを流用できるので、穂先のみの導入となります。


湾口付近のポイントでは、水深430m~490mを流しました。オモリ300号。


序盤、船中では、1kgクラスのアコウ、ナンヨウキンメ、クロムツなどがあたっていましたが、私にはアタリなし。


総じて、アタリなしの展開が続きました。


アタリがなくても、念のため、ゆっくりと巻き上げ(スピード17)、魚がついていないことを確認。


アタリのわかる竿も重要ですが、アタっていないことがわかる竿も重要だと思います。

アタっていないと判断した流しでは、全て魚がついていないことを確認。

以降、新しい竿の底つき、オモリトントン、アタリがない時の竿先の挙動を確認・チェック。偏光グラスをすると、海面のギラつきが抑えられ、ラインや竿先が見やすくなるのと、取り込み時に深いところまで確認できることがわかりました。


残念ながら、最後の流しまで、アタリなく経過。


最後の流しで、わかりにくい、ヌルリとしたアタリを検知。

巻き上げ時の竿の曲がりも、これまでよりも胴に入っていました。

あげてみると、一番下の針に、深海アナゴ(沖ハモ)がついていました。


位置を取り直して再度やるとのことで、ヌメリのついたハリスを交換して、投入するものの、アタリなく終了。

最後、船中で3kgのアコウが上っていました。

帰りに、お土産のアサリをいただきました。

味噌汁と、機会があれば、カワハギ釣り用に利用予定。

<釣果>

深海アナゴ1匹

深海のアナゴは複数種類いるようですが、はじめて釣った時、ウナギと呼ばれていて、皆リリースしていたので、食えない魚だと思っていたのですが、短冊餌にも使え、意外に旨いらしいので、持ち帰りました。

<釣具>

ミヤマエ・Vパワーマリアナのバット

ミヤマエ・NEW MAXIMUM POWER 170ZS穂先

シマノ・ビーストマスター9000、PE8号800m

ミヤマエ・ロボット竿受

第一精工ラークDXサポート

オモリ300号

8本仕掛け、間180cm20号、枝70㎝16号、針19号。アタリなく消耗も少なく2セット消化。

<食>

沖ハモの煮つけをいただきました。さばいている時に、口の中からグソクムシが出てきて動いていたので、怖い思いをしました。エイリアンのようなシーンのため、写真割愛。

タレが旨いから、旨いということもありますが、なかなかです。骨が柔らかくなるまで煮込むと、もっとけいけるかもと思いました。


アサリの味噌汁もいただきました。

濃厚なアサリエキスが、味噌と混ざり合い、これは・・・。