2014年9月29日月曜日

フォースマスター4000/6000発売日は?

カタログではComing Soon!と紹介されていた、フォースマスター4000/6000。
ご存知の方も多いと思いますが、10月末には発売されるとのこと。

電動リールは、昨年まで見向きもしなかったジャンルですが、昨年、貸し竿で電動タチウオをやってから、80m水深以上では必要ということがわかり、昨年末に、オールラウンドタイプのフォースマスター2000MKを導入。

以降、年初ヤリイカ、夏チカメキントキ、秋スルメ、ワラサ、ヤリイカと使用しています。
回収時の手返しの速さ、深場で周囲に迷惑をかけないためには、電動は必要だと思います。

イカ、大アジ、タチウオのみならず、最近釣れているアマダイ、比較的浅いマダイワラサ五目でも必要。

PE4号と、2000番の汎用性は高いと思います。

最近では、リチウムイオンバッテリーを導入したため、もっと有効に活用しようと考えているところです。

メモ機能とか、シャクリ機能とか、使いこなせていない機能がたくさんあります。

釣りにゲーム性を求めていたストイックな時代には、考えられない思考。
釣りスタイルが、若者思考から、明らかにオッサン思考に変化しており、実際、現実、オッサンのため、当然の流れといえるのかもしれません。

海釣りでは、ゲーム性よりも、釣果を重視。
釣果のためには、ルアーであろうと、エサであろうと、手段を選ばない。

オッサンになると、お土産、釣りと食はセット。
仕事も考えると、極端な体力消耗は避ける、だんだん、オッサンの釣りになっていくのかもしれません。

電動リールのなかった時代には、深場の手巻きは、結構大変だったと聞きます。
時代の進歩を感じさせます。

ストイックな釣りといっても、今や、ITの時代。
釣果、月齢、潮見も天気も、スマートフォンで済ませている時代に、果たしてストイックといえるのか?

今や、リールも、ET(エレクトリック・テクノロジー)の時代。

最近は、電動ジギング専用竿とか、あるのを見てびっくり。
アルファタックルとかティカジャパンは、いろいろなジャンルや魚種の竿が豊富だと思います。
アカムツ専用竿とか、鬼カサゴ専用竿とか、ライト深場汎用竿ではなく、魚種別専用竿、場合によっては、関東、日本海、関西など地域別。
調子や適合錘だけでなく、カーボン含有量、ソリッドかチューブラか、先径、長さ、仕舞い寸法とか、こだわりだすとキリがありません。

マグロ船で、キハダがかかったとき、竿を持つだけで精一杯という壮絶なシーンを目撃したとき、電動リールの重要性は改めて認識させられます。

ETリールは、体の一部。

人」機械」情報」が一体となり、アシストだけでなく、人間よりも大きなパワーを発揮する。

ただ、ビーストマスターのパワーと価格、重量と消費電力は必要なのか?という疑問もあり、フォースマスター4000/6000には、大きな期待を感じています。

キハダ・ハリス20号で必要な、PEラインの太さ、長さ。
クロマグロまで見据える必要があるのかどうか。

どこまで、ETに頼るか。最初は手巻きで、面倒だったり、つらい局面をETに~ストイックバランス。

深場は敷居が高いとして、ライト深場で必要な号数と500m~700mの長さ、重量、消費電力、適正な実用巻上持久力を吟味し、4000番か?6000番か?悩ましいところです。

2014年9月24日水曜日

竿先折れたMPGのその後

前回ワラサ船のライン巻き込みで折れた、アルファタックル MPG SPHINX STANDUP1652。
本日、修理から届いた旨、最寄の釣具屋さんから連絡がありました。

先々週、事前に修理をカスタマーに確認したところ、2つのやり方で、修復が可能との回答。

(1)破損部分にトップガイドを取付ける修理(サービス)
但し、写真の状態から考えると、かなり先調子の竿になってしまうとのこと。
それでは、イカ直結SPHINX1554になってしまう。
ヤリイカ竿は新調したばかりなので、サービスといえども、躊躇。

(2)免責交換
定価の4割引きで免責交換(商品の新品と交換)。

いろいろ悩んだ結果、(2)免責交換を選択。

これで、アルミハンドルにつけたキズや、初回にきちんと水洗いせずにできたガイド付け根のサビも新品交換で生まれ変わります。

MPG(※)の特徴は、厚めの中空で、グラス無垢では到底実現不可能な軽さを実現していること。
この竿では、MPG 3Dブランクという複合素材が採用されており、竿先部は、低弾性SFG(単方向グラス繊維)が継ぎ目なしで使用され、カツオの口でもバラシにくい、しなやかさがあります。折れたのは、おそらく、この素材部分。ちなみに、バットがMPGで、大物が釣れればムーチングでありながら、SFGの先調子。エンド部が中弾性カーボン、アルミハンドルまで貫くワンピースで、軽さを実現。
先調子でスローアクションのムーチング、しなやかに強くて、軽く、エンドは剛性が高い。複合素材で、いいところの特性を実現しようとしている熱意がうかがえます。

(※)MPG:マグナムパワーグラス。FRPのEグラスよりも、シリカとアルミナの成分を高めたタフな素材。この素材をベースとし、複合素材を組み合わせた、ショートロッドの最終形が、MPG 3Dブランク。低弾性SFGとMPG、カーボンの3種クロスを融合させ、これまで生み出せなかった、「しなやかを極める先調子、大物と渡り合るポテンシャル、スピーディーな操作性」を兼ね備える。しなやかに曲がり、カーボンに比べゆっくりと戻り、軽く、粘り強い。

一方、グラス無垢より弱く、カーボン中空よりも重い、悪くいえば「中途半端」という評価もあります。
この「中途半端」という響きも、解釈によっては、ベストバランスな「異端と創造」。

・・・ただ、この機に強いスタンディングロッドや、コマセに適したもっと長いロッドへの乗り換えも検討しました。

しかし、値も張るし、折れたロッドの扱いも厄介・・・いいロッドといえども、「MPG、竿先折れれば粗大ゴミ」なため、(2)「免責交換」による現状復旧を選択。

アルファタックルMPGの3年保障。

ユーザ登録すると、ステッカーや竿先カバー、カタログが送られてくるなど、アフターサービスの高さは他に例がなく、外し難たいです。

もうひとつ、前回、ワラサで、3mのマダイロッドを満月状に曲げて釣っている人に新鮮なカッコよさがあり、やはり置き竿でハネない、ある程度長いムーチングロッドも必要かもと考えていました。

MPGの竿先を失った間、モヤモヤと、いろいろ検討し、コマセ真鯛・青物ロッドをポチっと。

大げさな箱に梱包され届きました。

がまかつタイドスター50号。

「オールラウンドモデルは、最高峰の性能から生まれるという発想。」という、いかにも好きそうなキャッチコピーが決め手。

オモリ負荷、30~120号という幅広さ。
3mも検討しましたが、これは3本継。ヒラメもいける、2本継2.7mをチョイス。

大型真鯛、青物、メダイ、ヒラメ、その他の様々な釣法や魚種に対応するオールラウンドスタイルロッド。
シマノ・ミヨシやアルファタックル・カミワザの竿でも見かけるカーボンとUDグラス(一方向に揃えたグラス繊維)コンポジット。
竿先にカーボン的な張りがあり、低反発ではないが、胴まで曲がる5:5調子のムーチングアクション。

以前に入手したタイドスターヤリイカ竿のユーザ葉書を送付したところ、昨日、ステッカーが送られてきたので、早速クーラーボックスに。
For the angler who will never compromise.
Simply the Best.
決して妥協しないアングラーのために。
シンプルイズベスト。

2014年9月21日日曜日

東京湾ヤリイカ

齢 26.5(若潮)
ヤリイカを釣りに、浦安吉野屋さんまで、スクータで行ってきました。
富浦沖水深130m 船中 4~29匹 

一投目で、乗るものの、前半は全般的に渋い展開。
若潮なのに潮速く、オモリ120号では流されやすかったです。

後半、上げ潮から調子がよくなり、釣れる時は皆釣れる展開。
そういう時に、多点掛けできるかできないか、オマツリやサバを避けられるかで、釣果に差がでると思います。

新調した専用ロッドは、先調子で扱いやすく、感度も、小さなヤリイカのアタリが、竿先に微妙な違和感として現れていました。

しかし、釣果としては、結果が出せず、船中スソ。
この時期、大きさも、こぶり。

今回、リチウムイオンバッテリーを初導入。

店頭で一番売れていて使いやすいのは電力丸とのことですが、重量と値段でPROXをチョイス。
ダイワはダイワリール専用なので、選択肢はこの2つ、当初、電力丸を考えたのですが、直前でPROXをポチっ。

携帯バッテリーは、あると便利。はじめて行く船でも安心。

パワーも十分、釣り終わった後も、4つのチェックランプが全て緑色の状態でした。
今回はそんなに下ろしていないこともありますが、大型リールや大物でも問題なさそうな感じです。

ワニ口クリップのシガーソケットで、釣り以外にいろいろな充電に活躍しそう。

あと、ダイワ同様、腰からぶら下げられるデザイン。

フォースマスター4000番、6000番などでのスタンディングにピッタリかと。

<釣果>
ヤリイカ4杯、サバ3匹

<釣具>
ロッド:がまかつタイドスターヤリイカ185
リール:フォースマスター2000MK
 PE:OCEA EX8 4号330m
リーダー: よつあみキャストマン60LB
プラ角:11cm
オモリ:120号
中オモリ:25号
ロッドキーパー:チビラーク
リチウムイオンバッテリー:プロックス(PROX) リチウムイオンバッテリー10400mA LIB10400


<食>
さしみと、みりん醤油焼き。

久しぶりに食べた、ヤリイカは旨かったです。
イカは、毎日食べても飽きない。
できるなら、常時冷凍冷蔵庫にストックしておきたいものです。



いつも捨てていたキモも丸ごと食べましたが、クリーミーな味わい。

2014年9月14日日曜日

東京湾ワラサ

月齢 19.5(中潮)
東京湾ワラサを釣りに、金沢漁港横内丸さんまでスクーターで行ってきました。
同行は、A氏とK氏。
船宿は、A氏が、最近の釣果のいいところを選んで決めました。
当日6:00席決めのクジ引があり、裏返したトランプのカードを引き、数の若い順(ジョーカーは一番最後)で席をとります。
3人の代表で私が引きましたが、ドベから3番目のQueenで、胴の間へ。
当日飛び入り参加の人も多く、船は満席20名で、オマツリを覚悟する展開。

事前に、テンション高めの船長から、いろいろ注意・指導がありました。
(1)ドラグは1m以上走らせないようキツメに。自信のない人はフルロックで。
(2)ハリス8号なら、強引に巻いても切れない。
(3)指示棚以上下げないこと。指示棚は、潮に流される長さを計算済みの棚なので、きっちり守る。
(4)仕掛けは、針からではなく、天秤から投入すること。
(5)コマセは棚どり時には出し切ること。

7時20分出船。一時間くらいかけて、剣崎沖のほうへ向かうと大船団。


午前中は食い渋い展開。
Superオキアミはやめて、生オキアミにチェンジするものの、やはり苦戦。
午後反応は多かったですが、特定の人にアタリが集中。

満席でのワラサのオマツリは、過去に経験した中でも高っ。

私とK氏はアタリなし、あっても、オマツリ系。

A氏は3回バラシ、その後、2匹キャッチ。
すべて、Superオキアミ小のケイムラと、生オキアミの房掛けでアタったとのこと。

私は、結局ボウズで、A氏から3.2kgを1匹おすそわけいただきました。
また、ボウズの人には、昨日釣れたワラサが、希望者にもれなく、お土産に配られました。

帰船後、船宿で、冷やし蕎麦がサービス。
シャレた、タツノオトシ子 SeaHorseマークのステッカーをもらって帰りました。

<食>
A氏にいただいたワラサは、刺身と、ハラスを塩焼きにして食べました。


当日のワラサは、生臭さがないさっぱりとした味。
ブリっぽくないため、もうちょと寝かせる必要がありそうです。
塩焼きは油部分がおいしかったです。

中落ちは猫にあげましたが、ガツガツと、久しぶりの食いっぷり。

<釣具>
ロッド:アルファタックル MPG SPHINX STANDUP1652
リール:フォースマスター2000MK
PE:OCEA EX8 4号330m
リーダー: よつあみキャストマン60LB
サニービシ:80号
ロッドキーパー:チビラーク

当日ショッキングな出来事は、MPGの竿先が折れたこと。

ドラグフルロックしたフォースマスターのライン巻き込みに負けました。
1回目は、電動の電源と線がはずれ、手巻きした後、電源を入れ、ゼロリセットを失念し、その後の巻上げで巻き込み。
このときに、少なからぬダメージ。
2回目は、オマツリ時にロッドを下に置いたところ、足にレバーがあたり、事故巻き上げで、ポキンと。
あわてて、指で巻き上げ中のラインを抑えて止めようとしたのですが間に合わず。
指が切れなくて良かったです。


ショックで動揺しながら、後半は折れたロッドで釣りをしていました。
度重なるラインクロスで、PEラインのダメージも気になるところです。
MPGは、気にいっていて、今後、キハダ、泳がせとか、カモシとか、遠征五目とかやりたかったですが、無念っ!

ワンピースだから、修理しても、元には戻らないと思いますが、念のため確認予定。

電動リールも扱いを誤ると、凶器。
線のとりまわしと、簡単に外れないよう、携帯バッテリーも必要かもしれないと思いました。
いつもの手巻きにしておくべきだったかもしれません。

今回の教訓を、このステッカーを見る度に思い起こそうと思います。

2014年9月9日火曜日

ヤリイカ竿の検討

週末は、雨で、釣に行かず、ヤリイカ竿を検討していました。

過去2回のイカで使用した竿は、シマノLIGHT GAME CI4 TYPE82 H190。
イカもいけるけれど、厳密にはイカ専用竿でなく、柔らかすぎて誘いが厳しい。

イカ専用竿でなくても釣れないことはないけれど、やはりイカはイカ専用竿が必要。
オニカサゴやアジビシ兼用じゃなくて、対象魚イカのみ、ヤリイカ専用となっている、9:1先調子竿。

鯛、テンヤ、アジ、ライト五目同様、定番の釣物として、本気で揃えたくなった専用イカロッド。

ただし、ベテランでも巻き込みで竿先が折れる場面を目撃してきたので、初心者だから、まずは、安くて胴がしっかりした先調子の専用竿の導入を検討していました。

しかし、よくよく調べると、安い竿は、SiCリングが竿先のみという制約があることを知りました。
PEラインへのダメージを考えると、チタンじゃなくても、オールSiCリングは必須要件じゃないかということに。

そうなると、コスパの優れている竿でも、定価は2万円を超えることがわかりました。
SiCは、ダイヤモンドの次に硬い素材なので、高くなるのは仕方ないかも。

日曜日、ヤリイカ竿を探しに、都内釣具店を見てまわりました。
新宿上州屋、神田上州屋、新橋上州屋、日本橋キャスティング、渋谷上州屋、渋谷サンスイ海釣り館・・・。

ヤリイカ竿はどこも品薄。もうちょっとすると入ってくるとのことですが・・・。
最初は、ダイワ歴代で屈指の銘竿と言われるリーディングXLヤリイカの直系リーディング ヤリイカを探したのですが、どこにも置いてなく・・・。
ダイワなら、極鋭ヤリイカ、、メタリアヤリイカ、シマノなら、シマノバイオインパクトXしか置いていない。
シマノのイカセブン、ベイゲーム ヤリイカ先調子も在庫なし。

メタルトップは、高感度といえども、冷下や曲がりグセが不安なのと、最上位モデルは、そもそも予算的に合わない。

あと、いろいろ吟味しているうちに、センターカット2ピースは・・・「?」と思うようになり、候補から外し。

センターカット2ピースは、仕舞寸法が短くなるけれども、短さが中途半端で、それならば、バット、もしくはバット近くのジョイントを検討。

店頭在庫の中から、候補は、アルファタックル夢人 NEXT ヤリイカ、がま船タイドスターヤリイカの2種類。
新宿上州屋に、2者とも置いてあり比較。

夢人 NEXT ヤリイカのコスパは惹かれるのですが、がまかつロッドは値段なりに存在感がありました。

80号~150号を許容する、9:1よりさらに先調子。塗装と樹脂の質感。
「池田健吾おススメ!」とのことで、これにしました。


がまかつの竿は、はじめてですが、A氏がテンヤロッドを愛用しているだけあって、モノはしっかりしていると思います。

MADE IN JAPANの質感。
釣針メーカーのイメージがありますが、竿も自社製のようです。

付属の袋とか、ベルトも感じがいいです。


タックル選びは、釣りの楽しみの一部で、釣具としての味わいの高さは重要だと思います。
竿先が折れても、修理して使いたい竿になることを期待。