竹岡沖水深23~30m
和竿で挑む東京湾カワハギ!
葛西、須原屋さんに前日予約し、行ってきました。
はじめての船宿ですが、葛西に住む兄が船釣りをやっていた時期に、アジ釣りでよく利用した宿とのこと。
平日のため、空いており、右舷オオドモ、悠々と釣り座を確保できました。
和竿に、はじめての片軸リールを使用するため、他のお客さんに迷惑をかけずに、いろいろ試せます。
川の向こう岸に浦安吉野屋さんの船が見えます。
1時間30分かけてポイントに到着し、釣り開始。
片軸リールは終始フリー(無制動)。
ドラグなし、ストップのスイッチもなし。
リールは下向きで、人さし指を側面にあて、ブレーキをかけたり、ストップさせたりします。
ドラグも指ドラグ。
スプールの回転はかなり良好、片軸フィネスみたいに、ラインがスムーズにでていきます。
オモリ着底間際、たるみを多くださないよう、指先ストップ、着底時にエサをすべて取られているケースがあるため注意深く、カンをはたらかせます。
間もなく外道のアタリ。
カーボンに比べ、和竿は鈍感な印象がありましたが、片軸PE0.8号をセットした今では敏感な印象。
やはり、前回の和竿に両軸リールは、和服に靴、刺身にソースの感があり・・・。
見た目にも、和竿は片軸がマッチすると思います。
他、いいところは、片軸リールにかけた人さし指からダイレクトに感度が伝わってくるところ。
昔の人は、カワハギをあえて手釣りで試し指先でアタリの感覚を養う練習をしたそうですが、おそらく似たような感覚。
これは、発見した感があり、終日、和竿で通しました。
やがて本命のアタリ。
すぐにアワセてもかからない、キキアワセが必要になるとのことで、ここはグッと我慢。
スプールにかかった指に力を入れ、押さえつつ、竿先に重みがかかったときにアワセ、指先を軽く押さえながら放して、ハンドルを持つ手にバトンタッチし巻き込み開始のフェーズへ。
これは、実に新鮮な釣り方。
ゴボウ抜きで引上げ、スプールフリーにし、取り込み。
釣る前は、ストップボタンがついていないことに不安を感じていましたが、不要なことがわかりました。
むしろ、常時スプールフリーのため、取り込み等、竿から手を放したとき、不意な角度で竿先が曲がる事故が減り、都合がいいことがわかりました。
また、ドラグがないほうが、指先へのアタリがダイレクトになるのではないかと。
午前中は5匹。
カワハギは今回で4回目ですが、午後になるころには、外道と本命のアタリの違いが、明確にわかるようになりました。
ただ、サバフグについては、大物のカワハギと間違えるシーンも。
14時17分時点で、10匹。カサゴ1匹もキープ。
その後、エサ、仕掛けがちょうどよく終わり、釣り終了。
船宿ブログ写真
<釣果>
カワハギ10匹
カサゴ1匹
トラギス、サバフグたくさん。
船中トップが30匹、次29匹と、竹岡沖では、これまでになく好調だったようです。
しかし、30匹とか、どうやって釣るのか不思議です。
カワハギが難しいし、外道にも邪魔されたりで、難しいと思うのですが・・・。
<釣具>
正哲作 カワハギ竿、全長2m、布袋竹、インロー継、イワシクジラ穂先、根掘り手元
リール シマノ・セイハコウ60 Right/Left、PE0.8号
仕掛け:ダイワ快適カワハギ仕掛け(スピード)7/7.5 ワンデイパック2個。7は外道が釣れやすく、やはり、7.5がしっくりします。
リーダー3号:クジラ髭に負担をかけないよう、一定の負荷では切れるよう対策。
オモリ:銀座東作だるま25号赤。今回、これは、エサ取りのアタックが激しかったため、普通の鉛小田原型25号に変更。
今回、片軸のポテンシャルを発見しました。今後、湾フグやシロギス、スミイカ、アナゴ、コチ、スズキ、ひとつテンヤにも利用したいと思います。
温故知新:故(ふる)きを温(あたため)新(あたら)しきを知(し)る。
<防寒対策>
カッパにするか防寒スーツにするか迷う季節。
防寒スーツは、最高気温12度くらい。
今回は最高気温15度のため、カッパ。
モンベルストームクルーザーをコーディネート。
下着はユニクロ・ヒートテック。
ミッドレイヤーは、ユニクロのフリース。
<食>
血抜きしていないため、肝は湯引き。
刺身を、ワインで。
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