近辺には消防博物館、新宿歴史博物館と、なかなか見どころのある博物館が多いです。
比較的、近くにあるのですが、釣り文化資料館は、平日しかやっていないため、行く機会がありませんでした。
和竿や魚籠などの伝統工芸に最近興味を持つようになり、見に行くきっかけとなりました。
釣り文化資料館は、(株)釣りニュース創設者、船津氏が1989年に開設した、釣り分野では全国初の本格的公開施設とのこと。
記帳後、パンフレットをいただき、入場。
展示の和竿、銀座東作。
より古い歴史を持つ京竿は工芸的な装飾が多いが、江戸和竿は実用性を重視して、あっさりとしています。傷が目立たないよう、漆も薄めで、塗ったあと、ふき取った仕上げになっているものが多いです。
リール各種。
今一番関心がある、片軸リールもたくさん置いてありました。
本格的な、リール釣りは、戦後の昭和20年代(1950年代)から。
また、グラス竿が普及した昭和40年代から、グラスや六角竿と区別するために「和竿」という呼称が使われるようになったとのこと。
そして、昭和50年代後半、伝統工芸品として認定を受け、「江戸和竿」という呼称がブランドの意味合いも含め使われるようになったとのこと。
この1960年代、そして私が釣りをはじめた1970年代。
この時期の釣り具に、ノスタルジーというよりは、新鮮さを感じています。
魚籠(兼)道具入れ各種。
釣り古書。
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