夏と秋の風物詩、ボートハゼ。
このハゼも、冬に入ると水温の安定している沖の深いところへ移動します。
これを「落ちハゼ」と呼ぶようです。
そして、水深10mの深場をケタといい、ケタに落ちたハゼを、「ケタハゼ」とも呼ぶようです。
落ちハゼは、活性が低く、食い渋り、アタリもデリケートで難しいのですが、体長15cmクラスの見事に太ったハゼが釣れるそうです。
この「落ちハゼ」を釣りに、伊藤遊船さんに行ってきました。
はじめての「落ちハゼ」。
ハゼ自体がはじめてで、海の手漕ぎボートもはじめてのチャレンジとなります。
朝8時の便へ。
駐車場は無料。
2人乗りボート3500円、青イソメ540円、仕掛け330円。
竿、氷は持参しました。
河口付近まで、引き舟し、釣り場で、手漕ぎボートに乗り替え。
すでに、多くのボート客が釣りをしています。
トイレや仕掛け、エサなど、何か用がある場合、オールを上げて合図すれば、係の人が船外機船に乗って助けに来てくれる便利なシステムとなっています。
久しぶりの手漕ぎボートで、場所決めにもたつきながら、ようやくアンカーを降ろして、釣り開始。
汗をかき、日も出てきたため、防寒インナーを1枚脱ぎました。
しばらくして、最初の1匹。人生初、落ちハゼ、ゲットです。
型は大きくありません。
この日のために、調達したビクの出番。
昌栄 丸メッシュビク 30cm。
投入口が大きく、浮きもついていて便利だと思います。
青イソメも、つい先日調達した餌箱へ移動。
ア・ネットコトブキヤ 木製エサ箱A 小
重量が安定するのと、エサもちも良くなります。
天秤仕掛け。
竿も2本。
リール竿。少し前に手に入れたものですが、今回初おろし。
キス竿の流用。
へち竿の流用。
キス竿のほうがよく釣れました。
竿先が向こうアワセにちょうどいい堅さなのか、置竿にしとくだけで、釣れる感じ。
浅場・深場の替え穂先になっていて、湾フグにも使える柔らかい穂先のほうを利用しました。
今回の海手漕ぎボート釣りの他、堤防釣り、かかり釣り、イカダ釣りなどに興味を持ち、調べているところです。
へち際に、黒い貝がびっしりはりついているのを発見し、ボートへち釣りをしてみたのですが、アタリは、ハゼのみ。クロダイはいませんでした。
このポイントで、大物「落ちハゼ」ゲット。
17cmクラス。
このクラスを、もう1匹釣って、14時終了。
<釣果>
落ちハゼ。
17cmクラス2匹。他10~13cmの秋ハゼクラス。
<釣具>
キス竿:並継、六尺七寸三分、グラス穂先負荷8~10号、銀座東作
リール:シマノ・セイハコウ60
PEライン:シマノ・パワープロ BOATGAME 0.8号
オモリ:円盤8号
へち竿:布袋竹、インロー継、七尺七寸七分、グラス穂先負荷ふかせ~2号、小判東作(正勇作)
リール:ダイワ・BJ75
ナイロンライン:サンライン・落し込み黒鯛 MARK-WIN 2.5号
オモリ:タイコ2号
ハゼ仕掛け:天秤10cm、2本針5号
魚籠:昌栄 丸メッシュビク 30cm
餌箱:ア・ネットコトブキヤ 木製エサ箱A 小
竿受:第一精工 スーパー受太郎、受太郎
<食>
てんぷらと、から揚げにしました。
てんぷら
から揚げ
ハゼ、久しぶりに食べましたが、旨いですね。
特に、てんぷらが旨かったです。
シロギスやコチもしばらく食べていないのですが、また、食べたくなりました。
<P.S.>
1匹、まな板の上で活きていたことに気づき、鍋の水道水に入れたところ蘇生しました。
すごい生命力です。
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