在庫を確認し、早速、買いに行ってきました。
4000円でゲット。
意外に、あるものですね。
箱つき。
当時の値札もついていました。2500円だったようです。
本「服部博物館」で、その存在を知りましたが、ほぼ同じ形。
本に掲載されていたのは、昭和27年製のようですが、大人気モデルで、長い期間製造されていたようです。
昭和40年に入り、胴付きリール竿というのが、カワハギをはじめ最先端の釣りで、この船の釣りでは、ハンドル1回転で、2~3回転になる高速巻きの片軸リールが必要とされていました。
また、他の型式のリールでは、少しづつ都合の悪いところがあったようです、
当時の基準で、リールは、ハイスピードの60ミリ、80ミリ、100ミリ、大きさは好みによるとのこと。
右きき左ききに関係なく、左手に竿、右手でリールのハンドル操作。
左手人さし指をリールのスプールにあててサミング。
当時は、着座姿勢での釣り。このため竿が現代よりも長めなのでしょう。
【Fishingシリーズ/14、カワハギ(昭和42年高橋豊著、西東社)】
その後は、片軸の他にも、ABU5000番などの小型両軸に変わってきたようです。
この80ミリ片軸を購入する際、カワハギには重く、ハナダイなどの胴付き用と言われましたが、重量を計測すると、370g程度でした。
普段ライトタックルで使用しているカルカッタ800Fと、ほとんど同じ重さで、問題なさそうです。
巻かれていたナイロンラインは残し下巻きとして利用し、上にPE0.8号を巻こうと考えています。
タイコリールなので下向き。
最初は油で汚れていましたが、拭き取ったら、ピッカピカに蘇りました。
油がたっぷりとついていたため、サビなしの状態。
ドラグなし。ストッパー、音あり/なしのスイッチ付き。
つい先日、釣り文化資料館で、味わいのある片軸リールを見て、感動しました。
この感動が冷めないうちに、偶然にもお宝が見つかりました。
しっかりと実釣で使おうと思っていますが、サビさせないように、大事にメンテしていきたいです。
4 件のコメント:
これまた渋い❗掘り出し物ですね~
ありがとうございます。ハンドルの曲線が気に入ってます。
私も近所の釣具屋でハイスピードの100新品を購入しました。
7月末にタイラバ釣行しようと考えております。
新品ですか。いい買い物しましたね。
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