2014年10月5日日曜日

キンメダイの猫まんま

台風接近とのことで、船宿はどこもお休み。
金沢八景の猛者は、この雨の中でも出陣し、早上がりしたとのことです。

私は釣りに行かず、ライト深場の釣り物の調査とか、猫の雑誌などを読んでいました。
なぜ、ライト深場かというと、電動リールを有効活用したいから。
深場は敷居が高いので、ライトで、というのも理由。
ライト深場でも、キンメダイを常時対象とするかどうかで、タックルの選択肢が微妙に変わってくるようです。
まずは、オニカサゴやアカムツ水深までにとどめる予定ですが、そもそも、キンメダイって、どういう味だろうか?
ということで、キンメダイの切り身を、近所のスーパーで買ってきました。
三重県産 尻尾1切れ480円
鱗は処理済みなので、料理は簡単です。
大根、なす、ニンジン、ネギなどの根野菜と一緒に味噌で仕立てました。
手軽によくやる料理手法ですが、キンメダイの味噌汁は、静岡下田でもポピュラーな料理とのこと。

私の場合は、鍋のまま、ご飯をスプーンでつけて食べます。
スープカレーとか、スンドゥブの食べ方と同じ。

キンメダイはチカメキントキより柔らかく、脂と皮のとろみ、ダイコンがおいしかったです。
薄めの味噌で煮つめた後、少し冷ましてから食べました。

見た目、猫まんま。

今日読んだ猫の雑誌でも、「猫まんま大研究」と称して、猫まんまのルーツを紹介していました。

古来1000年の歴史を持つ猫まんまには諸説があるようで・・・、東日本と西日本でも、猫まんまのイメージは違うようです。
(1)ご飯にかつお節をかけたもの(東日本)
(2)ご飯に味噌汁をかけたもの(西日本)

私は、東日本、厳密には信越地方出身ですが、(2)ご飯に味噌汁をかけたものが猫まんまだと、教えられ育ちました。

幼少の一時期、ご飯に味噌汁をかけると、こぼれるので、味噌汁にご飯を入れて食べる手法を兄から教わり、やっていたことがありますが、これが、スープカレーの食べ方に通じていると思います。

なお、昔の家庭は、実際、猫に、猫まんまを与えていましたが、猫は、ご飯などの炭水化物や野菜は消化上苦手で、塩分もよくないです。
うちの猫も、猫まんまには興味を示さなかったため、今や人間用メニューと言えるかもしれません。


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