前回、リーダー2m、道糸の端から上3mを切られたため、5m以上、8mのリーダーで対策。
これまで、PEやハリスを切られることはあっても、ナイロンリーダーを切られたことはなく、これを太く長くとれば、対策になるのではと考えました。
ハリスを切られることと、道糸を切られることに、どういう違いがあるかと言えば、オモリは仕方なしとしても、高価なヨリトリ器具は救いたい。
深刻な高切れの経験は、まだないので、確率は低いと考えられるのですが、道糸のちょっと上を切られる確率が高いと思います。
どういうプロセスでそうなるのかというと、沈んでいくきらびやかなヨリトリ器具を追い、すぐそばのリーダーを噛むが、滑り、やがて、道糸にまで及び、歯でこすれて切れるのかもしれません。
そう考えると、間に滑り止めを挟むか、ヨリトリ器具を艶消しにするか・・・。
深海の場合、幹糸30号、先糸は60号など、平気で使われているようなので、今持ってるナイロンリーダーで一番太いものを採用。そして、長く。抵抗も考慮し長すぎず。
また、ライト深海の場合、アルファタックル・アクション「I」のハリスMAX30号を基準として考えました。
太ければ太いで、ゴワゴワしたり、結びが大変だったりします。
(サルカンとの結びはダブルクリンチノット、プライヤーでしっかり締めこんで対応予定。)
道糸とリーダーの結束は、ミッドノット+ハーフヒッチ。(私は、これしかできません。)
<完成形>
PE8号、リーダー130LB(30号)
<道具>
ライトタックルの場合、締めつけは、両手で足りるので、それ用の締め具を利用しますが、太くなると、両手両足を使うため、すりこぎ棒などにスポンジシートを巻いたものを利用しています。
<結び過程>
PE結びしろ50センチ、リーダー結びしろ20センチとります。
ラインに白色ワセリンを塗り、リーダーの束側方向に、PEラインを、21回ぐるぐると巻きます。
ワセリンを塗り、反対方向に折り返して、23回ぐるぐる巻き。ボビンホルダーは使用しません。
11回編みこんだら、PEラインにワセリンを塗り、締め具にラインを巻きます。
結束部分にも、ワセリンをたっぷり塗ります。
締め具で、ゆっくりと締めつけ。数回に分けて締めつけたあと、本締め。
結束部分のワセリンが熱で揮発し、硬くなっていることを確認。
締めが甘く柔らかいと、ほつれた後、すっぽ抜ける。締めが急激で強すぎると切れる。
PE道糸本線部分のみに、PE先端をハーフヒッチで編みこみ。
輪の上から下から交互を意識しながら、順番を間違えても神経質になりすぎず、手早くバランスよく。
数10回(通常40回、手を抜いても20回)編みこんだら、止め結び/ダブルハーフヒッチを2回行い、余分なラインを切って完成。
切った先を火であぶったり、接着剤をつけたりしない派。
本当は、もっと余分に端を残すのですが、それはそれで、キャスティング、投入時は問題なくとも、巻き込み時に、ガイドリングにひっかかるため、短め。餌釣りの長めリーダー向け。テンヤマダイのときは、もっと端ギリギリのところで切るのが一般的のようです。
リールに巻いた感じに違和感はないです。
0 件のコメント:
コメントを投稿