2015年3月31日火曜日

自作マグネット

3月は、結局、釣りに行くことができませんでした。

しばらく釣りに行かなかったところ、四十(ほぼ五十)肩を患うことに。
右肩の調子が悪いです。

そんな状況の中で、マグネットを自作してみました。
以前も、自作したのですが、磁石の接着が剥がれ落ちてしまったため、素材を替えて再製作。

<製作過程>
(1)ヒノキ 幅30ミリ、厚さ9ミリ、長さ800ミリを、葛西のHOMESで調達。
(2)13ミリ径のドリルで、65ミリ間隔で溝を作る。

 
(3)丸い溝に沿って、彫刻刀で、手彫り仕上げ。
(4)溝にウルトラ多用途ボンドを盛り。
(5)ダイソー・ネオジウムマグネットを埋め込む。
 


出来上がりを、第一精工のマグネットとの比較。
軽く、長く、仕上がりました。

船べりへの装着は、アイガーツール(EIGER TOOL) 精密クランプ M-2を、2個使用。
ガムテープで止める場合、対応が雑に見えるのと、波をかぶり、ガムテープが剥げてくる場合があるので対策を考えた結論。

ロッドキーパーで固定する場合に比べ、竿から少し距離を置いてセッティングできるため、左隅のマグネットを有効に使えます。

右舷用、左舷用を気にする必要がないことも利点。
(風下側にセッティングする場合、右舷用、左舷用等、場合によっては考慮する必要があり。)

 
クランプは鉄製なので、マグネットを吸着することができ、これを左右追加すれば、計13個装着可能。


2015年3月8日日曜日

リール糸巻き1680m

新たに導入した大型電動リールに、糸を巻きました。

まず、バットに、ロボット竿受けのロッドサポートをセットし、その後、リールをセット。

各部の寸法はピッタリで、まずは一安心。
ロッドサポートのネジの端と、リールの底の隙間はほとんどなく、ピッタリ。リールの底に若干傷がつきます。)


竿をロボット竿受けにセットし、テンションアジャスターを竿にセット。

下巻き用PE8号を、手巻きで80m。
 その後、PE10号1600mをブラッドノット+ハーフヒッチ補強で連結し、自動巻き上げ開始。
熱対策として、水をテンションアジャスターにかけながら、スピード4~6で自動巻き。


 600m巻いた後、テンションを緩めにし、スピード8で自動巻き上げ。
 1時間近くかけて、完了。
ライン先端はブルーですが、これは縄切魚の好み色のため、10m切って、オレンジの魚
が好むオレンジ色を最先端とし、ナイロンリーダー130LB10mを連結する予定です。
ブルーをしのいでも、オレンジの後、グリーンと続く、このグリーンが、縄切魚のもっとも好む色と見てるため、油断できません。
<想定するシチュエーション>

この大きいリールが、スクーターのシート下に収納できるか、チェック。
ヘルメットを入れる部分に、問題なく、納まりました。計算どおりで一安心。

100円ダイソーで買ってきた、雑誌用収納袋をリール袋がわりにしましたが、ちょうどいい感じでした。

後日、ラーク16にもセットしてみたところ、バットが長目なのと、リールの重心が後ろにくるため、バランスを確保できることがわかりました。竿をより前に出せる利点もあり。
リール(5.5kg)+バッテリー(1.1kg)+オモリ(1.8kg)+ラーク16(1.5kg)=9.9kgと、10kg以内に収められるのもメリット。ロボット竿受けの場合は、カタログ値2.4kg、実測では安定板を加えると3kg、結局、最強ラークと同じになることがわかりました。ただし、安定板がなくてもいけそうです。船べりの厚い船で活用することとし、当面は、ラーク16を試すことに。

バットエンド付近の径は細くなっているので、ギリギリ、32mm径サポートの取付が可能。
バット自体の剛性が高いので、当面は、ラーク16でも問題ないのではないかと。



2015年3月3日火曜日

ミヤマエの導入

よく同行する、A氏とK氏は、今年に入ってから活動が鈍るものの、K氏は、今年、初電動リールを購入。

その後、A氏も、初電動リールとしてダイワ・シーボーグ 150、シマノ・フォースマスター3000番と、たて続けに購入。

そして、ヤリイカを検討していましたが、今月3月は、後半まで仕事が重なり、釣行できそうになく、ヤリイカ、マルイカのいい時期を逃しそう。

そんな中でも、今後の長期的な釣りを見据え、コツコツと道具を揃えています。

まずは、シマノ・PE1600mバルク10号。
その後、ミヤマエ・テンション・アジャスターSを調達。
最大5kgまでテンションをかけられる優れもの。

ここまで揃えると、最終目的である、大型電動リールをゲットせざるおえない展開。

お目当てのCZ-9Sは、2月中旬発売予定とされながら、2月末になっても、未発売の状況。

そして、3/1(日)、雨の中、しびれを切らして、相模方面の釣具屋さんまで行くことにしました。
ネットでメールのやりとりはせず、電話か、対面販売方針の店。

K池氏の実家の近所ということもあり、新宿発、小田急線に乗り込み、現地まで視察に赴きました。

店内には、CZ-9、10の在庫があり、CZ-9を即決。

ミヤマエ一番人気。パワーハンドル、自立や指詰め事故対策に必要なガードアーム、良く見ると、ヴィンテージカー(あるいはバイク。どこかで見たことのある色。)のような味のある水色メタリック塗装など、実売価格でのコストバランスは、CZ-9Sよりもお得感があり決断しました。

ミヤマエは、はじめてということもあり、基本的な操作方法や、疑問点を教わりました。
これは、店頭買いのメリット。
5kgを超える大きなリール箱を紙袋に入れ、雨の中、帰宅しましたが、特に問題ありませんでした。

帰宅後、中身を確認。


<ミヤマエの電動リールの機能をシマノと比較した場合のいいところ>
(1)不意に電源アダプターが外れても、しばらくは、ゼロリセットされないこと。(シマノはどうだったか?1回何かの拍子でゼロリセットされたことがあり。手で巻き上げてから、電源を入れ自動巻きしすぎてトラブルに遭うケースは同じか?)
(2)電源を入れ忘れて、オモリを投入してしまった場合も、手巻きで少し巻けば、カウンターが999を示し、その後、自動巻きが可能。(この場合のシマノでのやり方もあるが、これがわからず、深海300m以上を手巻きしたことが2回。→PEライン学習(E1)の手順で回復できそうだが、その手順を覚えておく必要ありなのと、そういうケース設定に対する対処はとっさに思い浮かばない。
(3)手巻きハンドルの、逆空回転可能。(通常の自転車と同じ。シマノは競技用タイプの固定ギア方式。しかし、逆回転はしないので、逆空回転したほうが便利。
(4)レバー式ドラグ(電動でも必要)
(5)釣力コントロール機能(負荷10kgを超えると、巻き上げスピードを調整し、口切れを防ぐ便利な機能。)

レバー式ドラグ部分。ストライクポジションを2段階で設定可。

<新しいCZシリーズ、9クラスのいいところ>
(1)釣力コントロール機能の解除設定ができる。(CX-9は、解除の他、釣力段階を設定可能のようです。)
(2)ドラグの微調整が可能。
(3)CX-9よりも巻上げ力が高く、CZ-10よりも巻上げスピードが速い。

リール裏面の構造。固定金具は必須装備。

懸念としては、ドラグや巻上げ力が強力すぎること。
指詰め注意の警告シール。
不意にリールを掴んで自動巻上げボタンに触れるケースを想定すると、多少重くなっても、ガードアームは必要だと思いました。自立する際にも、ボディを保護。

後は、このリールのデカさに対する慣れ。
タックルというより、道具と呼ぶにふさわしいデカさ。
これまでに見なかった、インダストリアルデザイン。

しかし、普段から部屋において眺めていると、この大きさにも慣れてきます。
多少大きいかな? くらい。
シマノ9000番が普通、フォースマスター2000番は、超小型。
それより下は、手巻きで頑張ろうと思います。

空箱は、さすがに大きすぎるので、押入れに、リール単体をラックに収納。

この後、最近入手困難な「ロボット竿受け強化タイプ」が、即納で販売されているのをネットで見つけポチっと。
「いずれは」、「いつかは」ということなら、「今」という勢いで。

ラーク16では対応できない船べりに対応できる幅(C)と、安定性、外径35mmALPSバットに対応するロッドサポート部。
他、汎用性、重量など吟味。
ロッドサポート部分を最強ラークのものに改造するというのをネットで見かけますが、その必要性については、今後の使用経過を見て考えたいと思います。

2015年2月19日木曜日

PE(バルク)と大型電動リール

シマノのウエブサイトから、パワープロデプスハンター1600mバルクが消えていることに気づきました。
かわりに登場しているのが、パワープロZ(3号まで)。
そして、深海で利用できそうなのが、パワープロ ボートゲーム 最大8号まで  54.4kg強度  100×18連結。

年々PEラインの強度は高まり、8号で従来の12号クラスの強度を従来の高強度PEよりもリーズナブルに実現。
強度だけなら、もはや、8号までで十分といえるかもしれません。

細ければいいかといえば、乗合いでは、周りと揃える必要もあり、厄介な問題。
パワープロデプスハンター最大10号強度は、最新パワープロ ボートゲーム最大8号強度よりも0.2LB上。

そして、バルクであることの、お得感。
バルク売り、まとめ売りにより、パッケージングの手間を省くことによるお得感。

メモリのバルク品、ハリス金目一番かせ巻き、PEのバルクがお得というのが頭にインプットされており、バルクが消えるとしたら、気がかり。特に、深海ではバルクは必要要件。

すぐには必要ないのですが、気がかりな、PE1600mバルク10号(59kg強度/ 122.2LB=55kg?)を、ポチっとストック。

一時、PEの縄切対策で、ブラックを検討したのですが、縄切の好きなグリーンとブルーの配色に注意して、先端はピンクとし、リーダーを長めにとることで、対策になるのではないかと考えています。

このPE1600mをどうするか?

いつかは、ミヤマエコマンド9クラス。
今月2月の新製品はまだ販売されておらず、すぐに必要というわけでもありません。
このクラスになると、レンタルを用意する船宿は少なく、ただ、この糸巻き量が必要とされる釣りを、いつかはと考えており。

今は、フィッシングショーでもらってきた、ミヤマエ最新カタログのスペック表を眺めています。
現実的な商品は、この1社のみ。

候補は、新製品CZ-9S、あるいは、従来品でより軽量、スペック的に十分ではないかと考えられるCX-9S。

船宿の電源設備を気にすることもなく、持参のリチウムイオンバッテリーに対応する12V仕様。
※24V仕様の場合は、同じバッテリーをもう1個購入し連結して接続すれば利用可能とのこと。

目的として、塗装で選ばないため、S=スタンダード。
※省略された、ガードアームは重量減にメリットだが、よく考えると、床に自立させるときのボディ保護、不用意にボディやボタンを触ったときの指詰め事故防止、ロープを連結させるときなどに必要。パワーハンドルへの交換、よく見るといい色の水色塗装など、一番人気の標準Z9が、実売価格でのコストバランスかも・・・。

シマノのPEといい、新商品に、「Z」がつく商品が多いですが、「Z」とは、最終番であり、アルファベットの中で、よく言えば、特別、悪く言えば、後がない。

カタログスペック値にはいろいろ疑問があり、理由を考えているところです。

1.機種によって、最新カタログでは、ボールベアリング数が減っている(11個→9個)こと。
2.ドラグ耐力最大110kgは、必要なのか?シマノと違って、巻上げ力よりも、ドラグ力のほうが大きい。この妥当性。

巻上げ力、ドラグ耐力も、糸巻き量によるスプールサイズによって、だいぶ幅がでるようです。
シマノ・ビーストマスター9000と、6000のスペック上の違いも、この計測上の違いと考えています。

40kg巻上げ持続では、ハリス切れする前に口切れするし、その前に、釣力コントロールプログラムは、10kg以上で作動。
根がかりによる糸切りも、痛めないよう、直接リールや竿に負荷をかけないやり方が無難。
計測方法などを見ると、最大値を追求して、この設定になっているのではなく、ルールに従って計測した結果、結果的にそうなったに過ぎないというものである気もします。

最高速100kmの乗り物での100km巡航と、最高速300kmの乗り物での100km巡航は、大きく違うというふうに。

ただ、この大型リール、実物を見ると、やはりデカイし重いというところに、心理的なハードルがあります。

2015年2月15日日曜日

葉山あぶずり港発、沖の瀬根魚五目

中潮

深海根魚五目を釣りに、葉山あぶずり港、愛正丸/まさみ丸さんまで、スクーターで行ってきました。

深海釣りは、これで5回目のチャレンジ、昨年11月から、毎月深海釣りしています。

今回の釣りでは、まだ釣ったことのないクロムツ、そして忘れられないスミヤキ、定番キンメ、最近、その価値を見直したマサバを、目的としました。

3時30分起床。
スクーターで湾岸を利用し、金沢八景を通り過ぎ、1時間15分で現地に到着。
予約は、愛正丸、受付は、まさみ丸、船は、まさみ丸でした。

船べりは厚く、持参したロッドキーパー(ラーク16)が使えないため、ロッドキーパーを借用、マグネットも借りました。

波高く、まずは、三浦半島のちょっと先で、1回目。
アタリなし。

沖の瀬まで行けば、凪るとのことで、波を乗り越えながら、沖の瀬へ。

沖の瀬では、太郎丸さんの青い船を正面に見据え、2回目の流し。

着底後ほどなく、船中3人がおまつりし、巻き上げたところ、3人とも、向かいの太郎丸と、おまつりしていました。

別の船とのおまつりの光景は、一昨年のマグロルアー船以来。

3回目は、サバに遭い、船べりリリースしていたところ、大きなマサバが下のほうにいたので、1匹キープ。血抜きせずにクーラーボックスへ。

その後、左隣のお客さんは、クロムツ、スミヤキなど、ポンポン釣っていましたが、私は、ノドクロカサゴを2匹と、2回目のサバ。

水深270mと、深海の浅場、クロムツ水深のため、クロムツなど黒い魚に、狙いを絞るもののアタリなし。

最後の流しで、オレンジの毛針では、黒い魚は釣れないことに気づき、羽を短くカット。

すると、着底と同時に、大きなアタリが!
オモリを大きく持ち上げ、再度、アタリ具合を確認し、巻き上げ。

巻いている最中も、魚が暴れる反応があり、クロムツかと期待していたのですが、あがってきたのは、意外にもというか、やはりというべきか、キンメでした。

深海釣りは、アタリも巻き上げも、目で楽しむ釣り、魚種や大きさなど、目で判断する必要があることを再認識。

1番2番飛ばして、3番にキンメ、4番飛ばして、5番針にドンコのスレ掛かり、と、歯医者さんみたいにテキパキと、占い師みたいにピタリと当てるようになりたいものです。

<釣果>

キンメ500g1匹(★★★★★)
マサバ3匹(★★★★★)、ゴマサバ5匹(★★★★)
ノドクロカサゴ2匹(★★★★)
※★印、順番は、海の魚大図鑑における食評価順。
サバの価値を見直したのは、このため。ナンヨウキンメ(3つ星)、オニカサゴ、ホウボウ(4つ星)よりも高い。高級魚じゃないけれど、アジも5つ星。鯛、平目、マコガレイ、クロムツ、アカムツは当然5つ星。スミヤキが4つ星で、カツオは5つ星ながら、キハダは3つ星。嗜好もあっているので参考にしています。個人的には、大きいナンヨウキンメは、4つ星だと思います。おいしい魚でも、どこかB級だったり、大味、一般的に認知されていない魚は4つ星、高級魚でなくても、おいしく、広く認知された魚なら5つ星、高い魚や難しい魚でも、期待に反して脂の乗りが悪ければ、3つ星という評価基準か?

<釣具>
竿:シマノ・ディープソルジャー205 I
ディープソルジャーはアタリがわかりにくいと思っていたのですが、ノドクロカサゴのような小さな魚のアタリもわかるようになりました。オモリが底を叩かなければ、アタリはわかりやすく、キンメのアタリなら、明確にでます。
リール:シマノ・ビーストマスター9000
PE:シマノ・PowerProデプスハンター 8号 910m
リーダー:SunLine B・Gショックリーダー(大物ハリス)130LB(30号)8m
ヨリトリリング:下田漁具9号
ヨリトリチェーン:下田漁具7号
サルカン:フジワラ8号、イシナダ釣工業ステンサルカン3/0号
オモリ:フジワラ鉛300号
幹糸:18号、枝ス:14号/16号
ムツ針:がまかつ、下田漁具、18号、20号、毛針仕立て
エサ:サバの短冊

ハリスは太いと長持ちするのですが、食いはおちると思いました。

また、クロムツ狙いでは、オレンジの毛針は有効ではないことがわかりました。
むしろ嫌っているとも思われ、理由は黒い魚が、オレンジの魚に対してとる習性?縄切魚対策としては有効。
釣れていたのは、普通の銀のムツ針。毛ばりにするなら、縄切魚の好きな、グリーン、青が有効と考えられ。

<食>
前回、日曜に釣ったキンメは、水曜日に食べるとおいしいことがわかったので、キンメは冷蔵庫へ。

当日は、マサバを塩焼きにして食べました。
血抜きしなかったのですが、カツオみたいに、氷水ですぐに冷やしてきたので、味に問題なし。
しっかり火を通しても、赤い血がしたたり、かえっておいしかったです。
血の気の多いマサバの血あいは、当日新鮮なうちに食べるとおいしいと思いました。




2015年2月11日水曜日

東京湾マコガレイ

今日はヤリイカに行こうと、4時起床、その後、少しだけ2度寝のつもりが、深い眠りに陥り、5時間後に、目が覚めました。

天気がいいので、午後便の釣り物を探し、13時出船(2便)の伊藤遊船さんに、マコガレイを電話予約。

テンヤゲームロッド、ライトゲームロッドの2本を選び、ソフトクーラーバッグに、タックルを詰め、東西線に乗り込みました。

電車で35分、妙典駅到着、マックで昼食をとり、徒歩11分、船宿に到着。

受付を済ませ、仕掛け、天秤、オモリを2セット購入。
天秤は、ライトウイリーよりもさらに小さいタイプ。オモリは25号。


桟橋から、渡舟に乗って、江戸川の真ん中に係留の釣り船に乗り移ります。

そこから数10分で近場のポイントに到着。

現場で、ライトゲームロッドのグリップがCI4 Allegro TYPE82M175、竿先がCI4 TYPE82 H190と、組合わせを間違えていることに気づきました。

このため、テンヤゲーム紅牙1本で臨むことに。
下げ潮からスタート。

1本竿、常磐流カレイ小づき釣法でやっていたところ、船長が貸し竿を貸してくれて、いろいろ教わり、東京湾流カレイ置竿釣法へ。

アオイソメは、針に3匹房掛け。
置き竿のオモリは浮かせず、底につける。
置竿1本は遠くに投げ少し糸をたるませる。もう1本は船下におろす。

周りで、ポツポツとアタリはあるものの、そこは、1枚の価値が大きい江戸前マコガレイ、簡単には食いません。

竿先を眺めていると、隣のお客さんの置き竿に大きなアタリがあり。
「あわせちゃダメ、ゆっくりと」、という船長のアドバイスで、45センチの大物があがりました。

私の置き竿については、下げ潮から上げ潮に変わる日暮れ時になっても、ノーピク状態。
船長に、貸し竿のほうの餌づけや、投入など、いろいろ見てもらったのですが、ノーアタリ。

15分、時間延長してもらって、がんばったのですが、ノーアタリで終了。

それでも、穏やかな海で、半日、冬の難しい魚との我慢比べを楽しめました。

1月は釣れていたようですが、午後船の釣果率は50%、午前船はさらに厳しかったそうで、1枚釣れれば喜べる価値の高い魚が、東京湾マコガレイでした。

はじめての釣りであり、複数本の置き竿の釣りもはじめて。
船の場所移動はなく、1箇所にとどまり、置き竿で待つ。
しかし、投入ポイントが悪いと食わないため、スピニングタックルを有効に使う必要があり、しかし、魚と潮の移動を待つことも必要(by あみん)で、複数本の竿も必要。

外道で、ふっこが釣れるようなのですが、今回は餌取りにじゃまされず、マコガレイのみと対峙することができたという点で、価値ある丸ボウズです。

2本竿のどちらの竿に食うか?
長時間に及ぶ、仕掛けとマコガレイの睨み合いの末、隣のお客さんの仕掛けへ。

アタってから、あわせないというのも面白そうなのですが、今回は、経験できませんでした。

餌づけや、仕掛けがらみなど、いろいろ対策する余地はありそうです。

4日後の2/15(日)に開催されたサンスポ カレイ釣り大会の模様は。
天候不良、開催2時間半と、厳しい条件が重なり、大会参加6船中4船が本命の型見ずという結果。ある意味思い出に残る大会ではなかろうか・・・。(伊藤遊船談)

2015年2月9日月曜日

予報悪く、深海仕掛け作り

土曜日、日曜日とも、予報悪かったため、釣りは見送り。

雨降ったので、凍結を恐れ遠出を避けながらも、湾奥発ヤリイカを考えたのですが、結局、2日とも、寝坊しました。

昼に起き、深海仕掛け作りで、休日を過ごしました。

まず、釣り具屋と100円ショップで材料を調達。

♪5のつく日と30日はポイントUPデイー♪、ポイントをためて、お得に買い物をしようよー♪という、妙に耳に残るフォークソングを聴きながら、8日に買い物してきました。


<上州屋池袋店>
 
 フジワラ・ワンダーI(鉄):250号850円(金目用)、300号940円(アコウ用)、下田漁具・金目一番ハリス500m20号(幹糸用)970円、500m16号(アコウ枝ス用)740円、イシナダ釣工業・ステンサルカン2/0号(仕掛け上部用)190円

※フジワラ・ワンダーI(鉄):鉛のスカリーが100m沈降時間30.1秒に対し、鉄でありながら流体効果で、28.2秒と速い。さらに、高価な鉛よりも安く、環境にもやさしい。同じデザインの鉛ならもっと速いはずなのに、そうしないのは、環境への配慮だろうか?ネックは鉛より大きくなるのと、限られた釣具屋でしか、必要な号数が手に入らないこと。縄切魚対策で、ブラックをチョイス。専用のサルカン(10kg強度)が必要と考えられるけれども、最近は、捨て糸のチチワ連結で、対処。根がかり時、捨て糸といっしょにサルカンは捨てられるものなのでサルカン連結を排除。捨て糸は、直線強度よりも、根ズレ対策も考慮し太め16号としつつも、サルカンに深海結びで緩く結ぶことで、幹糸よりは、やや弱い、適度な結束強度を画策。なぜ、16号かというと、枝スとの共用、店頭で並ぶ、下田漁具・金目一番の細いのが16号であること。このため、幹糸は18号から20号にランクアップ。
見た目そんなに変わらないのと、太いほうが、パーマネントしにくく、オマツリ対策、長持ちする。
リーダーを、130LB(30号)にまで上げたことにより、より汎用的・リーズナブルな選択が可能に。

<ダイソー>
 
 カラーゴム108円(掛枠への固定用)、リングフック小108円(予備サルカンホルダー用)

以前作った毛針17本に加え、今日は下田漁具ハリス14号付ムツ針18号の4本にフラッシャーを施しました。

材料がすべてそろったところで、深海仕掛け7本針、3セットを作成し、最近調達した、50センチステン掛枠に、万能巻きでセット。
40センチ枠から50センチにランクアップした理由は、万能結びの場合、ところにより癖がつき、これを緩和するため。40センチでは、折り返しの厳しい状態が、延々と続くケースがあるため、その対策。ステンレスにした理由は、見てくれと、耐久性、船内での、ある程度の重厚感。本当は、紫檀とか、重厚な木材も検討しましたが、釣具屋には置いてなかったこと。

一連の作業に、だいぶ慣れてきました。