2021年3月28日日曜日

ヤリイカの握り鮨

 


鹿島沖で釣ったヤリイカ。冷凍庫から取り出し、握り鮨にしました。

お米、水少な目に炊いた後、どんぶりに入れ、酢を適量かける。

ヤリイカの胴体をさばき、格子状に切れ目を入れる。

胴体以外は、みりん醤油で焼く。

握って、ワサビをつけ、ネタを置いて、鮨下駄に乗せて出来上がり。九貫。

食べる。

手でつかみ、イカを下向きに、醤油皿へ。

格子状に切りこみを入れたイカに醤油が適度にしみ込む。

イカを下向きに、口元へ運び、舌にのせる。

もぐもぐ。

醤油、イカ、ワサビ、酢めしの味が、段階的に舌に伝わり、イカは格子状にバラける。

旨いっ。

ビールをクイっと。


2021年3月24日水曜日

南房ベニアコウ(4)アブラボウズ44kg

 中潮

ベニアコウを釣りに、南房和田港美智丸さんまで行ってきました。

2019年3月春分の日経過後の中潮の水曜日に行って以来、3年ぶりとなります。


<釣行前日>

船宿から確認の電話があり、集合時間、駐車場の場所、座席、投入方法などを再確認。

4時30分支度をして集合。席は右舷ミヨシ、トモから投入、投入は4回、投入時、船は前進。竿の右に座るとのこと。

夕食後、道具を確認。

竿は、リール一式セットし、ラインをガイドに通した状態で、クルマに詰め込み。

理由は、現地夜間での、ラインの通し間違えを避けるためと、集合から出船までが早いため。

同様の理由で、掛枠け1セットに、あらかじめイカ短をセットし、クーラーボックスへ。

うろ覚えのベニアコウ釣りの記憶を確認するため、寝る前に、ベニアコウの関連記事、関連ビデオなどを見て再確認。

たまたま、巨大アブラボウズを釣るシーンが登場しており、眼に焼きついたまま、22時30分就寝。


<釣行当日>

1時15分起床。1時40分出発。

休憩、コンビニ立寄後、3時45分現地着。

先客のクルマに合せ、バックで駐車。

支度後、4時45分くらいに乗船、右舷一列にセッティングして出船。

波をかぶるため、後ろに移動。(移動の際は、反対側の左舷側から)

ポイントに到着し、掛枠の準備。


(1投目)

トモから、投入。数10m前進して、次の投入の合図、また数10m前進して、次の投入の合図。

最後4人目、ミヨシ、私の投入が回ってきました。

右舷、左手に掛枠、右手にオモリを持ち、オモリを投入。

一投目の投入は無事、成功しました。

水深800mくらい、ラインは930mくらい出て、底を確認。

アタリあり。

合図で、上げている間に、次のイカ短セット。

オマツリ防止のため、ミヨシの巻き上げが一番最後になるよう、隣があと何mか確認しながらスピード調整。

12Vで、スピード13~20の範囲でした。

上がってきたのは、大き目の怪獣。ハリスを持ち上げたところ、重量で口切れし、自然リリース。

1回目の仕掛け回収は、若船長に手伝ってもらいながら、フックプレートに整列。

仕掛けがぐちゃぐちゃにならず、次の投入中に、無事、掛枠に巻きなおすことができました。


(2投目)

下品なアタリあり。掛枠巻き直しの作業をしていたところ、定位置のドラグが引き出され、ラインが1000m以上出されていました。

掛かっていたのは、大きな深海ザメ。

ハリスをハサミで切り、リリース。

仕掛けはぐちゃぐちゃになり、再利用は諦め。

下の針も、ハリスから切られていました。


(3投目)

電力を消耗したため、予備バッテリーに交換。


着底後、アタリ。巻き上げが重く、ドラグ調整。

合図で巻き上げ、やはり重く、再度ドラグ調整。

残り、700m、600m、500mと進むに従い、度々、巻き上げがストップ。

ドラグを締めれば、回り始めるのですが、調子が怪しいです。

300mくらいから、バッテリーあるいは、モーターの不調を感じるくらい、巻き上がらない事象。

とは言え、竿は、大きく曲がっており、重そうなのは明らかで、無理もないと見るべきか?

隣のお客さんは、本命ベニアコウをゲット。

私のほうは、200mから、12Vモーターの力では回らないので、手巻きでモーターをアシストしながら、遅れないよう巻き上げスピードを確保。

ようやく0mでモーターが停まったのですが、以降、手巻きの荷重や取り込みが半端ではない重さ。

取り込んでいると、ゆらりと、灰色の影が。

「アブラボウズ!?」

ハリスで海面に上げるには、口切れするサイズのため、隣のお客さんにギャフを入れていただき、若船長と2人で取り込んでもらいました。


(4投目)

掛枠投入時に、仕掛けが掛枠内で絡まり、失敗。

構わないからとのことで、ほどきながら投入。

最後のアタリは、三角頭の外道でした。(リリース)


(大きすぎるアブラボウズをどうするか)

クーラーに入れて持ち帰る大きさではないのと、さばいても、後の処理が大変すぎます。

このサイズのアブラボウズだと、相当のアブラが予想され、オシツケるにも全て処理できそうにありません。

切身を少々食べてみたいという思いもありましたが、市場に引き取ってもらうこともできるとのことで、そうすることにしました。

帰港時、市場前に寄り、フォークリフトに。

吊り上げ。


写真撮影していただきました。


重量を計測すると。
43.7kgでした。板の重さはマイナス済みとのこと。
このような重量計を利用する機会ははじめてです。

<釣果>

船宿掲載写真

アブラボウズ 43.7kg(自己最大)

チゴダラ1匹、ソコダラ1匹、深海ザメ1匹

サバ1匹


<釣具>

竿:ミヤマエ Vパワーマリアナ210VL

リール:ミヤマエ CZ-9 12V

PE10号1600m+先糸PE20号10mを電車結び&編込みで連結。

仕掛け8本針、ムツ28号、25号、幹糸40号、ハリス20号、22号

枝1.5m、枝間4m

捨て糸:14号3ヒロ

金具:サルカンWBB9号1個。

中オモリやヨリトリリングは不使用。

オモリ:700号(鉛600号+100号オモリ) 

水中ライト:ミヤフラッシュカプセルFK207

エサ:鹿島ヤリイカ、スルメイカのワタ漬け(冷蔵庫3日)

タコベイト(赤、青、金、黒銀、蛍光緑、オレンジ、ケイムラ、ピンク、1/3割)


<食>

サバの塩焼きをいただきました。

2021年3月21日日曜日

ベニアコウ仕掛け作り(2)

昨日、3月20日(土)春分の日、宮城県沖で震度5弱の地震が発生。

長く続く、揺れでした。

4セット作成した仕掛けが棚から落ちていたため、再点検。掛枠1本の軸が曲がっていたのを手で治し。針が交差していたため、念のため、再度、3セット巻き直しました。

タコベイトを3羽単位で切り、全針に装着。食う確率の低い両端は、金、黒銀、赤、夜光、ケイムラからチョイス。あとは、実績のあるピンクとオレンジの交互を基調とし、1セットだけ、青などを混ぜて、できるだけ色違いにしてみました。

オモリ700号(600号+100号、予備500号+200号)も点検。

水中ランプの単2電池を入替え。

スーパーでスルメイカを2杯買ってきたのですが、小さいので、ワタとゲソだけ使い、短冊は、前回釣った鹿島沖ヤリイカを使うことにしました。

1杯から短冊6針分作れるため、ヤリイカ5杯×6=30針分、スルメイカのゲソ頭から2つ割り×2杯=4針分、計34針分用意しました。

余ったスルメイカの胴体、ヤリイカの耳、ゲソは、食事用に。

赤ワイン、コショウ、みりん、砂糖、醤油少なめ。

バッテリー2セットの充電完了。

あとは、しばらく仕舞っておいた大型リールの点検と、使い方マニュアルの再確認が必要です。

春分の日を経過し、気温上昇とともに、海底や深海魚たちの活性が上ることを期待。


2021年3月14日日曜日

ベニアコウ仕掛け作り

3年ぶりに、ベニアコウの予約が取れたので、さっそく仕掛け作りです。

下田漁具カセ巻40号。カセ巻機を使わないと、すぐ、ぐちゃぐちゃになります。

最初に、幹を3セット分作成。間4m。8本針、全長40m以内仕様。

ムツ針25号、27号混合。

ハリスは、ソフトなPROLINE20号、結びやすさ重視です。

とりあえず、2セット分結びました。

狭い部屋からいったん廊下に出て、全長40mの幹糸を広げ。

後、ハリスを結びながら、掛枠に綾巻き。

2セット作成。3年前に作成した6本針仕様が残っており3セット用意。

針は逆向きにセット。

投入は4投。2セット+予備があれば、巻き直して再利用で足りるようですが、大事をとって、投入分4セット作成予定です。


2021年3月5日金曜日

鹿島沖ヤリイカ(5)

小潮 

有給休暇を取り、ヤリイカを釣りに鹿島港 幸栄丸さんまで行ってきました。

前日夕方、ヤリイカの好調な釣果、翌日有給休暇の良い天気予報と、たまたま前日割が空いていることを確認。気づいたらポチっと予約していました。

鹿島のヤリイカは、昨年2月以来、5回目となります。

仕掛けは、いつでも出動できるよう準備していました。

当日1時30分起床、現地3時30分着。

ヤリイカは3隻出船。コロナへの配慮か、片側7~8名に限定されているとのことで、7号船右舷中央の席をゲット。

道具を船に置き、4時過ぎ受付開始、5時頃出船。

約1時間くらいかけて北上し、ポイントに到着。

最初の投入で、アタリ。鹿島のヤリイカらしい、わかりやすいアタリでした。

船中最初の型をゲットし、幸先良いスタート。

その後、オマツリしながら、1杯追加。


この後、アタリが2時間ほど途絶え、ポイント移動が続きました。

船中アタリなしの状態が続き、その後、投入もできないほど、反応のない状態の中、走り回る展開が続きました。

船内あきらめムードが漂う中、南へ進路を切り、1時間ほど移動。


「今日は2杯で終わりか?」

「いや、この状況で、ボウズにならなかっただけ運が良かった」と考えていました。


南のポイントに到着し、3回目くらいで、派手なアタリが。

フォースマスター800が悲鳴を上げるほど、重い乗りがきました。


5点掛けです。

その後6点掛け。


1点掛けがきて。

その次は、オマツリかと思うほど、重い乗り。

8本仕掛けの上から、全部にイカが乗っていました。

数えると、7杯。

よくみたら、1本ハリス切れ。大きいのが切っていったのでしょう。

8点掛け以上は、タックル的にも体力的にも厳しいと感じました。

その後、3点掛けと反応が続き、オケが一杯いっぱい。


その後、1点掛け、2点掛けを追加し、12時30分頃、釣り終了となりました。


毎年の鹿島神宮で参拝。

御手洗池

<釣果>

ヤリイカ27杯

25リットルクーラーボックスがほぼ一杯になりました。

この反応が朝から続いていたら、35リットルは必要になると思います。

<釣具>

シマノ・フォースマスター800

PE3号シマノ パワープロ ボートゲーム 300m

ダイワ・極鋭ヤリイカ EX 82-175

オモリ150号、中オモリ25号

ブランコ8本仕掛け

<食>

ヤリイカ1匹の、刺身、エンペラ・ゲソのワタ墨炒め


釣りたてのサバの塩焼きも旨かったです。

翌日、土曜日は、疲労と筋肉痛で、ぐたっとしていました。

日頃の運動不足で太った体重が1Kg痩せました。

ヤリイカ中型6杯(約1.7kg)を選び、クール便へ。

前回釣った、アジ3匹を消化し、冷凍庫のスペースを確保。

船宿でいただいてきた春キャベツを千切りでいただきました。

日曜日の昼は、冷凍庫残りのアジ全てと、中型イカ1杯を選び、フライにしました。


正直、普段の食事はイカとアジとキャベツだけあれば満足です。これを継続し、歳をとったら、イカ釣りのうまい爺(じじい)になりたいです。

2021年2月12日金曜日

東京湾LTアジ

 大潮

新型コロナ緊急事態宣言発表からおよそ1か月経過。

3月まで延長の状況下、飛び石連休の平日、有給奨励日を取得し、東京湾LTアジを釣りに、江戸川放水路伊藤遊船さんまで行ってきました。

生鮮食品の調達。アジ、イカは飽きない味なので、定期的なストックが必要です。

5時35分起床、6時15分現地着、集合6時30分、出船7時。

1時間ほどかけて、川崎あたりのポイントへ。


冬季、川崎で巣ごもり中のアジは、型は比較的いいのですが、アタリが消える時間帯も多かったです。

何度か移動し、反応がでてきて、いい感じに。

調子のいいときは、あって言う間に、桶が一杯になります。

その後、またアタリが途絶え、最後の流しでアタリ。

これはバラシて再投入後、すぐにアタリがあり、最後の魚を船宿写真していただきました。


残り、10分で、仕掛けが絡まり、納竿としました。



<釣果>

アジ34匹持ち帰り、小さいのはリリース。

他、イシモチ1匹。

船中34尾(私の申告)〜86尾 二番手82尾。

<釣具>

ロッド・ダイワリーディング スリルゲーム 73MH
リール・ダイワ スパルタンRT TW 100XH-L
オモリ40号
リーディングアームII青

<食>

当日は、イシモチとアジの刺身に、ゴマ醤油をかけていただきました。


厳選アジ6匹は背開き、アジフライ用です。

翌日、天気が良かったので、ベランダでアジ2匹を干すことにしました。はじめての試みです。


野鳥がイタズラに来るので、ネコが見張り役。


昼は、アジフライをいただきました。


2021年1月3日日曜日

金沢八景発アコウダイ(3)

中潮

新年、今年もよろしくお願いいたします。

深海アコウを釣りに、金沢八景一之瀬丸さんまで行ってきました。

2015年、2018年に続き、3回目となります。

冬季のアコウダイは難しく、4月~6月が釣りやすいのはわかっているのですが、初釣りとして、あえてこの釣り物を選びました。


5時30分現地着。受付で、年賀のタオルをいただき、乗船。

左舷後ろから3番目の席へ。


約1時間かけてポイントへ。


今回の目的は、初釣りもあるのですが、初おろしの、ミヤマエ・NEW MAXIMUM POWER 170ZS穂先を試すことも目的でした。



深海竿は対象魚や釣り場に合せて、これまで3本揃えており、

(1)ライトキンメ、マダラ、キンキ用:シマノ・ディープソルジャー205 I

(2)アコウ、ベニアコウ、アブラボウズ、新島キンメ用:ミヤマエ・Vパワーマリアナ210VL

(3)日本海沖メバルの長竿:シマノ・ディープゲーム355


今回、(1)と(2)の中間を埋める竿穂先を導入しました。

Vパワーマリアナの210VSクラスに相当。

ライトアコウや、新島キンメで、Vパワーマリアナ210VLはやや硬く、ディープソルジャー205 Iでは繊細なため、この釣り物に臨むための選択となります。


バット部分は、既に導入済みの(2)ミヤマエ・Vパワーマリアナ210VLのバットを流用できるので、穂先のみの導入となります。


湾口付近のポイントでは、水深430m~490mを流しました。オモリ300号。


序盤、船中では、1kgクラスのアコウ、ナンヨウキンメ、クロムツなどがあたっていましたが、私にはアタリなし。


総じて、アタリなしの展開が続きました。


アタリがなくても、念のため、ゆっくりと巻き上げ(スピード17)、魚がついていないことを確認。


アタリのわかる竿も重要ですが、アタっていないことがわかる竿も重要だと思います。

アタっていないと判断した流しでは、全て魚がついていないことを確認。

以降、新しい竿の底つき、オモリトントン、アタリがない時の竿先の挙動を確認・チェック。偏光グラスをすると、海面のギラつきが抑えられ、ラインや竿先が見やすくなるのと、取り込み時に深いところまで確認できることがわかりました。


残念ながら、最後の流しまで、アタリなく経過。


最後の流しで、わかりにくい、ヌルリとしたアタリを検知。

巻き上げ時の竿の曲がりも、これまでよりも胴に入っていました。

あげてみると、一番下の針に、深海アナゴ(沖ハモ)がついていました。


位置を取り直して再度やるとのことで、ヌメリのついたハリスを交換して、投入するものの、アタリなく終了。

最後、船中で3kgのアコウが上っていました。

帰りに、お土産のアサリをいただきました。

味噌汁と、機会があれば、カワハギ釣り用に利用予定。

<釣果>

深海アナゴ1匹

深海のアナゴは複数種類いるようですが、はじめて釣った時、ウナギと呼ばれていて、皆リリースしていたので、食えない魚だと思っていたのですが、短冊餌にも使え、意外に旨いらしいので、持ち帰りました。

<釣具>

ミヤマエ・Vパワーマリアナのバット

ミヤマエ・NEW MAXIMUM POWER 170ZS穂先

シマノ・ビーストマスター9000、PE8号800m

ミヤマエ・ロボット竿受

第一精工ラークDXサポート

オモリ300号

8本仕掛け、間180cm20号、枝70㎝16号、針19号。アタリなく消耗も少なく2セット消化。

<食>

沖ハモの煮つけをいただきました。さばいている時に、口の中からグソクムシが出てきて動いていたので、怖い思いをしました。エイリアンのようなシーンのため、写真割愛。

タレが旨いから、旨いということもありますが、なかなかです。骨が柔らかくなるまで煮込むと、もっとけいけるかもと思いました。


アサリの味噌汁もいただきました。

濃厚なアサリエキスが、味噌と混ざり合い、これは・・・。