中潮
新年、今年もよろしくお願いいたします。
深海アコウを釣りに、金沢八景一之瀬丸さんまで行ってきました。
2015年、2018年に続き、3回目となります。
冬季のアコウダイは難しく、4月~6月が釣りやすいのはわかっているのですが、初釣りとして、あえてこの釣り物を選びました。
5時30分現地着。受付で、年賀のタオルをいただき、乗船。
左舷後ろから3番目の席へ。
約1時間かけてポイントへ。
今回の目的は、初釣りもあるのですが、初おろしの、ミヤマエ・NEW MAXIMUM POWER 170ZS穂先を試すことも目的でした。
深海竿は対象魚や釣り場に合せて、これまで3本揃えており、
(1)ライトキンメ、マダラ、キンキ用:シマノ・ディープソルジャー205 I
(2)アコウ、ベニアコウ、アブラボウズ、新島キンメ用:ミヤマエ・Vパワーマリアナ210VL
(3)日本海沖メバルの長竿:シマノ・ディープゲーム355
今回、(1)と(2)の中間を埋める竿穂先を導入しました。
Vパワーマリアナの210VSクラスに相当。
ライトアコウや、新島キンメで、Vパワーマリアナ210VLはやや硬く、ディープソルジャー205 Iでは繊細なため、この釣り物に臨むための選択となります。
バット部分は、既に導入済みの(2)ミヤマエ・Vパワーマリアナ210VLのバットを流用できるので、穂先のみの導入となります。
湾口付近のポイントでは、水深430m~490mを流しました。オモリ300号。
序盤、船中では、1kgクラスのアコウ、ナンヨウキンメ、クロムツなどがあたっていましたが、私にはアタリなし。
総じて、アタリなしの展開が続きました。
アタリがなくても、念のため、ゆっくりと巻き上げ(スピード17)、魚がついていないことを確認。
アタリのわかる竿も重要ですが、アタっていないことがわかる竿も重要だと思います。
アタっていないと判断した流しでは、全て魚がついていないことを確認。
以降、新しい竿の底つき、オモリトントン、アタリがない時の竿先の挙動を確認・チェック。偏光グラスをすると、海面のギラつきが抑えられ、ラインや竿先が見やすくなるのと、取り込み時に深いところまで確認できることがわかりました。
残念ながら、最後の流しまで、アタリなく経過。
最後の流しで、わかりにくい、ヌルリとしたアタリを検知。
巻き上げ時の竿の曲がりも、これまでよりも胴に入っていました。
あげてみると、一番下の針に、深海アナゴ(沖ハモ)がついていました。
位置を取り直して再度やるとのことで、ヌメリのついたハリスを交換して、投入するものの、アタリなく終了。
最後、船中で3kgのアコウが上っていました。
帰りに、お土産のアサリをいただきました。
味噌汁と、機会があれば、カワハギ釣り用に利用予定。<釣果>
深海のアナゴは複数種類いるようですが、はじめて釣った時、ウナギと呼ばれていて、皆リリースしていたので、食えない魚だと思っていたのですが、短冊餌にも使え、意外に旨いらしいので、持ち帰りました。
<釣具>
ミヤマエ・Vパワーマリアナのバット
ミヤマエ・NEW MAXIMUM POWER 170ZS穂先
シマノ・ビーストマスター9000、PE8号800m
ミヤマエ・ロボット竿受
第一精工ラークDXサポート
オモリ300号
8本仕掛け、間180cm20号、枝70㎝16号、針19号。アタリなく消耗も少なく2セット消化。
<食>
沖ハモの煮つけをいただきました。さばいている時に、口の中からグソクムシが出てきて動いていたので、怖い思いをしました。エイリアンのようなシーンのため、写真割愛。
タレが旨いから、旨いということもありますが、なかなかです。骨が柔らかくなるまで煮込むと、もっとけいけるかもと思いました。
アサリの味噌汁もいただきました。
濃厚なアサリエキスが、味噌と混ざり合い、これは・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿