2016年7月16日土曜日

活き魚輸送用バケツ

水中生物は、陸上界の我々にとって単なる食にとどまらず、好奇の対象になりうると同時に、美食の対象と言えます。

新鮮な魚を活かし、好きな時に食するという手段に対し、古くから、熱い関心と情熱が注がれてきました。

古代シュメール人は、池で魚を飼い、古代エジプト美術では、ナイル川で獲れるエレファントノーズフィッシュが描かれています。

国内では、いけすで泳ぐ、活ヤリイカ。

生きていると、1匹5000円くらいします。

その他、生きたマゴチ、活きマダコ、活きトラフグ。


釣った魚を、活かして持ち帰り、好きなときに食べるというのをやってみたい。

そんな動機から、先日ぶくぶくをゲットしました。

活マダコにチャレンジしようとしていたのですが、10匹釣れてしまい、1匹1匹の抵抗や、吸盤が相当強く、活かして持ち帰ったら自宅で収拾がつかない、相当厄介なことが予想されたため、断念。タコは冷凍にしました。

夏は水温が上がり、長く活かせないこともあるため、秋からチャレンジしようと思います。

イワシ、アジ、サバ、タコ、ヤリイカ、フグなど。

そのための、活かしアジバケツをゲットしました。
ライブベイトの輸送用バケツ。

25リットル、車での輸送に最適で、輸送中にファスナーからにじみでた水は、凹状フタの小穴よりバケツの中に戻るという感心させられる機能がついています、

第一精工王様印商品。

2016年7月10日日曜日

東京湾マダコ

<小潮>

参議院選挙の日曜日、東京湾マダコを釣りに、浦安吉野屋さんまで行ってきました。

関東では正月に酢ダコを食べ、関西では、夏至から11日目の7月2日にマダコを食べる習慣があるそうです。

「土用のタコは親にも食わすな!」と言う諺があるほど、夏マダコは、旬で、おいしい食材です。

そして、今夏のマダコは、絶好調!
シブ糸、タコスカリ、自作テンヤなどを新たに揃え、東京湾マダコ、夏の陣に臨(のぞ)みました。

船は2隻。

私は1隻目に乗り、7時出船。

自作テンヤで、ようやく1匹目ゲット。
ボウズを逃れました。

9時50分、3匹目ゲット。

お昼には8匹目をゲット。


その後、水面でバラシ3回、船底に吸いつかれバラシをもう1回と、数が伸びません。

終盤なんとか1匹追加し、9匹目。

最後の流しで、1匹追加。
念願のツ抜けで終了することができました。

<釣果>

マダコ10匹(大きいので900グラム、700グラム以上が4匹、総重量5500グラム)

<今回の釣り方>
(1)着底後、人差し指と親指でシブ糸を軽めにつまみ、
(2)底のちょっと上で、ツンツンと、独特のリズムでマダコを誘う。
(3)ツンツンのツンが滑るような、取られるような、マダコの触りを感じつつ、
(4)10秒以内に訪れるマダコの乗りを待ち、重くなったら、アワセる。
(5)乗ったら、均等に、止まらず、休まず、シブ糸を手繰る。
(6)先糸が見えたら、船底にマダコを近づけないようにして、取り込む。

<釣具>
シブ糸24号、先糸ナイロン22号
オモリ50号
タコテンヤ市販品・ヤマシタL
自作テンヤにタコ掛針・ナカジマ(L2.4mm)
タコスカリ


<食>
当日は、750グラムのマダコ1匹を料理。

残りは、ヌメリをつけたまま釣ったまま1匹づつ袋に入れ冷凍庫へ。
この食材、今後も楽しみです。

マダコ1匹をゆでて。

まずは、わさび醤油でビール。

そして、憧れのタコ飯にチャレンジ。

正直、タコ飯のオリジナルを食べたことがなく・・・。

タコライスにタコが入っていないことを知ったのも、今世紀に入ってからだと思います。
タコ飯とは、タコの炊き込みご飯で、瀬戸内海周辺の郷土料理とのとこと。

まずは、個人的に一般的な、鳥釜飯の素とタコの足を一緒に炊き込んで、タコ釜メシをやってみました。

丸美屋の味付けは、やっぱり旨いです。
タコに、鳥の脂も合うと思いました。

まだ食材はふんだんにあるので、いろいろ試してみたいです。



2016年7月6日水曜日

マダコ仕掛けの制作

気になっていた、マダコ仕掛けを準備しました。

まず、シブ糸を調達するため、ヤマシタ(YAMASHITA) タコ釣セットノリノリ L40号を、通販でポチっとゲット。

タコ釣り用のシブ糸を探したのですが、見当たるのがこれのみ。
3500円くらいしたのですが、後で調べると、選択肢はいろいろあるようです。

例えば、シブ糸は、よつあみの手釣りシリーズ、他、安いのは、エチレン糸など。
シブ糸の性能は、実際に使ってみないとなんとも言えないですが。

今回のセットについていた木枠については、コンパクトすぎる気がして、別途、バッカン収納ギリギリサイズの木枠を800円で調達し、巻き直しました。
木枠の代用で掛け枠も考えたのですが、根がかりした時、船べりに引っかけて、船の移動で結構な強度の糸を切る必要があるため、頑丈な作りが必須だと思います。


シブ糸は50mのため、PE20号青10mを下巻きで足しました。
PE20号は、深海釣りの先糸用に、半端品を格安で入手したのですが、青色は糸切りザメに大人気の色であり、使えないため、今回に流用。

先糸はナイロン22号としました。

そして、テンヤも自作。
ミチ糸、先糸の強度が強すぎる気がするので、テンヤの連結部分、オモリの連結部分は、捨て糸目的に、タコ糸のチチワにしました。

<材料>

オモリ50号は6個で890円。
テンヤ針2個で270円。
加工しやすいシナの木(30mm×200mm×5mm)は、ハンズで50円。
ダイソー針金、赤ビニールテープ、100円。

タコ糸10号(12kg強度)は160mで600円くらい。
タコ糸は、フグのカットウや、捨て糸など、いろいろ重宝しそうです。

加工は、ドリルなど特殊な道具は使わず、カッターナイフ、彫刻刀、プライヤーのみ。

<制作過程>

ヤマシタのテンヤを参考に、カッターナイフで、シナノキを削り出し。



穴開け加工は彫刻刀。
シナの木5mm厚なら、簡単でした。

昔、子供のころ、デコイ(カモ猟で使う彫刻の置物、LLビーンのものが流行った)とか、ルアー(バルサミノー)を作っていた頃を思い出しながら、楽しめました。

ちなみに、シナノキは、船舶のロープの材料にも使われるため、海には適していると思います。

針金で、テンヤ針を固定。


ビニールテープで補強。
赤色でアピール。
キャンディと呼ばれるキラキラしたもので装飾するといいそうです。
いずれ、本場、岩澤、明石マダコ乗合いにも行ってみたいですね。


2016年7月3日日曜日

大原港一つテンヤマダイ釣り大会

大原港一つテンヤマダイ釣り大会に行ってきました。
前日21時40分自宅発、現地23時30分着。

船宿は春栄丸さん。
席決めは船宿により異なりますが、今回は船内の席に竿を置いてとる、早い者順。
くじ引きではなく、努力が報われるシステム。

いい席は全てとられており、左舷ミヨシから2番3番目をとりました。
同行は、3月のヒラメ大会同様、A氏。

船の前の駐車場で仮眠後、2時10分起床。
受付2時30分。
MPB(マルイカペアバトル)のとき同様、参加者全員に、帽子が配られました。
大会の間、選手の証として着帽が義務づけられます。
なかなか凝ったデザイン。

3時30分開会式へ。
参加者は、383名、下は12歳、上は83歳が参加とのことです。


4時出港。

大会のルールは、テンヤ15号以下、PE1.2号以下、リーダー3号以下。
タイラバ、インチクは不可。ワーム不可で、餌の持ち込みも不可。中オモリも不可。
飲酒も不可です。

マダイ1匹の重量で競います。
横取り方式(各船の1位の中で入賞を競う。このため、船によっては、300グラム台でも入賞のチャンスあり)

当日、都心は35度を超える猛暑だったとのことですが、海上は風速11mを超える涼しい風が吹き、海はうねっていました。

夏マダイは食い悪く苦戦しました。
状況は、右舷ばかり釣れて、左舷は釣れず。

私は本命ボウズ、ベラ3匹。
A氏も本命ボウズ、いい型のショウサイ3匹。

10時終了。

帰港後、お弁当、お土産に塩チョコクランチをいただき、11時30分閉会式。

クーラーボックスや、なぜかマルイカ竿などの豪華景品。


優勝者は4kg超だったと思います。
朝一ヒットでのテンヤは、、ビンビンテンヤ(ピンク金)だったそうです。

上位入賞者の表彰式の後、抽選会へ。

私は、ハマグリが当たりました。

これはうれしいお土産でした。
他、サザエ、アワビ、伊勢エビなどの豪華賞品も出ていました。

<釣果>
本命ボウズ
年初の飯岡に続き2回目のマダイボウズ、大原では、はじめてのボウズとなりました。
夏のマダイもはじめてですが、やはり渋かったです。

外道ベラ3匹。

<釣具>

テンヤロッド・ダイワ紅牙MH-240
スピニングリール・シマノツインパワーC3000HG+夢屋丸ノブ
道糸・0.8号シーガーライトタックルFⅢ150m
リーダー2号 3ヒロ、FGノット
ハヤブサテンヤ10号

<食>
いただいたハマグリをフライパンに少量の水で煮ました。

生きた貝はジュジュっといって鳴き、口を開けて出来上がり。
醤油を少々たらして食べましたが、もともと潮味がついており、味付けの必要はなかったです。

汁も旨かったです。

2016年6月27日月曜日

火星接近とマダコの関係

火星の公転は657日。地球は1年。

地球が火星を追い越すタイミングは、約780日(約2年2カ月)目で、このとき、地球と火星の距離が最も短くなります。

今世紀は、2003年8月27日に火星の大接近(5575.8万km)がありました。

その後、約780日(約2年2カ月)周期の接近を繰り返し、今年も接近の年にあたります。


火星の軌道は楕円形で接近時の距離がずれるため、今年の水準は、2005年レベル(7528万km)。

ところで、火星接近で気になるのは、マダコの釣果。

2年前2014年の火星接近時も、マダコフィーバーが起こり、23年ぶりの出来事と話題になりました。

ちなみに、1990年11月も火星接近があり、翌年マダコ大漁となっています。

そして今年もマダコ絶好調のようで、このチャンスを検討しています。

次、渋糸はレンタルではなく、マイ渋糸を揃え、テンヤも自作しようかなと・・・。

火星接近は、2018年(5759万km)、2020年(6207万km)と続くため、マダコは、長中期的に期待できそう?

釣った後、イカやマゴチもそうですが、活きているかどうかで、価値(値段)が10倍くらい違います。
愛嬌のあるマダコを活かして持ち帰りたい。

そのための携帯エアーポンプ(ぶくぶく)も物色し、一式ポチっといってみました。



2016年6月12日日曜日

イサキ<食>

先日、保田沖で釣ったイサキをいろいろな形で食べています。

刺身は、当日よりも、2日以上冷蔵庫で寝かしたほうが、旨いことが、改めてわかりました。

一番、旨い食べ方は、やはり、塩焼きだと思います。

イサキ独特の香り。
塩焼きにすると、清流の川魚のような、いや、これは磯の香り。

アジも釣ったので、例年どおり、アジフライ。
背開きで仕込んだアジに塩をふり放置した後、水を切り。


小麦粉をまぶした後、
小麦粉と水でといだ卵につけて、パン粉をふんだんにつけ。


180度で揚げる。
後は、塩味が効いているため、ソースをつけす、そのまま食しました。

やはり、釣ったアジのアジフライは、スーパーのアジとはひと味もふた味も違います。
臭みがない。

揚げ物ついでに、味噌に漬け込んだ、子イサキを揚げました。
帰り際、船長が小さいイサキの食べ方を紹介していて、それを、やってみました。
頭をとり、ワタをとり。
ウロコはとらずに味噌漬けし、揚げるのがポイント。

鋭い中骨も揚げれば、丸ごと食べられます。
小さいほど旨いと言われる理由がわかりました。

味噌漬けの焼き物も試しました。
これは、火加減と時間が難しいです。


味噌漬けはまだ冷蔵庫に残っています。
4、5日寝かしたところで、再度、揚げ物にしようと思います。

2016年6月10日金曜日

保田アジ・イサキ

中潮

梅雨の晴れ間、平日休みをとり、イサキなどを釣りに、保田港、村井丸さんまで行ってきました。

5時集合、4時30分着。

例年どおり、最初は、アジ狙い。
イサキオンリーだと、釣るのも食べるのも飽きてしまうため、まずは、水深35~50mのアジを8時40分まで釣りました。

前回釣行時、リールの水洗いでドラグを締めたままで。
ドラグ調整していなかったため、バラシ多く・・・、アジは10匹確保。

その後、イサキのポイントへ。
水深15m~20m。
最初はまったく釣れず。

その後、突然釣れはじめ、同じ棚で入れ食いの時間帯があり、その後、ピタリと反応がなくなり、また集中的に釣れる、落として巻けば釣れる、しかし、また釣れない時間帯を繰り返し。

ドラグは締めっぱなしでやっていたため、バラシが多かったです。

終盤の棚は水深6mまで上がってきて、浅いほど型が大きくなる感じでした。

12時30分イサキ24匹で終了。

総じて小さかったと思います。

帰りに、小さいイサキの料理法を、船長がアナウンス。
それを、やってみようと思いました。

<釣果>
アジ10匹、サクラダイ5匹(リリース)、イサキ24匹。

総重量4.5kg。

<釣具>

ロッド・ダイワリーディング スリルゲーム 73
リール・シマノカルカッタ800F
PE・1.5号
仕掛け・イサキ用カラー針3本
天秤、サニーライトビシ40号
餌:マルキユー・バイオベイトいかタン(白)

<食>
お昼はばんやで、

ミックスフライ定食。
アジ、イカ、その他魚。


帰宅後、イサキ、アジをさばきました。

アジは背開きで簡単にワタをとり冷蔵。冷凍。
イサキは頭をとり、ヒレをとり。

小さいイサキは鱗をつけたまま、味噌漬け。

フライにすると旨いそうで、小さければ小さいほど旨いとのこと。
後日、アジフライといっしょに揚げる予定です。

当日晩はイサキの刺身と味噌汁をいただきました。