2015年1月20日火曜日

釣行計画

釣ろうと思っていても、釣れないことがあり、釣ろうと思ってもいない魚が釣れることもある。

死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
呉子の兵法、日本では、越後の上杉謙信。
運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり。
この謙信も、甲斐の信玄との戦いが膠着状態に陥りつつある状況に嫌気がさし、毘沙門天堂に篭ることが多くなる。

やがて、弘治2年(1556年)、出家を思い立つものの、まわりの説得により思いとどまった。(出家騒動)

最近では、アコウ専用ロッドでアコウを狙い、ナンヨウキンメが釣れました。
その理由を、自分なりに解釈すれば、やはり、キンメが旬なのかもしれないと。

時に場所。

釣れる魚を釣れなくなるまで釣る、いわゆる順張りで臨めば、キンメが、この時期と言えるのではないか?

釣れない魚を釣れるまで釣る、逆張り的釣りにも、釣り人を熱くさせるものがあります。
その場合、短期で何連敗にも及んだ場合には、悔(くい)あり()となることもあり。
※悔あり:天命天時に従わぬため、悔悟する。後悔することになる。

これを、両立するには、長期的釣行計画()と、今、旬な魚を釣る姿勢が必要。

今釣れない魚から、ひとまず距離を置き、日本で釣れる海の魚を眺めれば、600種類。(一説には640種類)

これを全てとはいわないまでも対象とする場合、釣れるところから釣っていく発想。

ゲームと漁の融合。

沖の瀬キンメが好釣とも聞きます。(この「沖の瀬」とは?よくわかっていません。)

そして、キンメは旨い。
真鯛よりも、やわらかく、脂が乗り、味わいがわかりやすい。
釣りたい魚は、アコウ、食べたい魚はキンメ。

「深海釣りマニュアル」の終わりに、こんな内容が書かれています。
「深海に限らず、型は運、数を釣るのが腕、が一般論。しかし、あえて船一番の数釣りではなく、一番の大物釣りに喜びを見出す、最終的にはそれすらこだわらず、魚との知恵比べを一日楽しんだことに満足できれば・・・」

この思想があれば、丸ボウズにも動じず、ボウズであっても、アコウ、マグロは長期的にチャレンジしていきたいとも思えます。

※長期的釣行計画の一環として、年間釣行計画を策定中。
 新年に吉久でもらった「つり情報」カレンダーの各月を飾る魚(1月アマダイ、2月ヤリイカ、3月マルイカ、4月マダイ、5月イサキ、6月シロギス、7月タチウオ、8月マグロ、9月ワラサ、10月ヒラメ、11月カワハギ、12月オニカサゴ)をベースに、深海魚とテンヤ、味が飽きない王道アジ、今後釣りたい魚10選を追加。

この計画に従うと、オニカサゴのリベンジは、12月。アマダイは来年の1月。アオリイカ・スミイカは、最近の機会を逃して、次の機会をうかがう展開。

2015年1月19日月曜日

深海毛ばりの作成

最近、フラッシャー深海針なるものが気になっていましたが、思っていたより高いので、躊躇していました。
そして、昨日、押入れを整理していて発見した20年前のフライタイイングセットで、深海毛ばりを作ることにしました。

都合よくオレンジの羽と、ナチュラルな羽があり、これを使用。
ムラサキの糸で、がまかつのムツ針18号に巻きました。

オレンジもムラサキも、アコウに実績があると言われています。

その後、ハリス10号を外掛け結び。
10号とは、キンメを意識しています。
なぜキンメかというと、前回釣ったナンヨウキンメ(板キンメともいう)が旨かったので、その後、本キンメの刺身をスーパーで買ってきて食べたところ、やはり旨かったからです。

がまかつの針先は鋭く、指に刺さりやすいです。


後で気づいたのですが、ハリスを結ぶスペースを残しておいたほうが、結びやすいと思いました。
あるいはカン付針に深海結びでもいいのかもしれません。 
今日は、ハリス74センチで14本ほど、作成。

2015年1月18日日曜日

釣具の収納・整理整頓

最近、部屋に占める釣具の割合が、存在感を増してきており、整理・整頓しました。

クーラーボックスを床に直置きしていたのですが、その上の空間がもったいない。
オモリやらハリスやら増えてきて、細々としたものが、ごちゃまぜになっていると、探すのに一苦労。
さっと取り出せるようにしたい。

それには、釣具用のラックが必要ではないかと。

そこで、隙間収納的なサイズの、ルミナス フィールシリーズ ポール径19mm ワゴン 6段 幅59.5×奥行29.5×高さ155cmを選びポチっと。



クーラーボックス他、天秤、オモリ、竿掛け、タックルボックス、リール、ハリス、ライフヂャケットなどを収納。
だいぶスッキリしました。

が、まだこれだけでは足りない感じです。
水濡れするタックルをこれに整理するイメージで利用していこうと思います。

ラックの幅・奥行き・ポール径は、この大きさがちょうどいいことがわかったので、この単位で、必要に応じて増やしていく、ヘビータックル用、ライトタックル用・・・。
ポールの高さを延長したり、天板を増やしたりできるので便利。

この他、特にかさばっていることに気づいたのが、リールの空き箱と、竿の空き箱。
これが、増えてくると、その存在感は、馬鹿にできない。
普段、まったく使わないのですが、なんとなく、保管していました。

これも、整理するのと、あとは、ロッドの収納をどうするかが課題。
実用性と見た目と省スペース性。

そういえば、平塚に、釣具用のレンタルスペースを借りているのですが、最近、行っていません。
夏しか使わない、ルアーロッドと大型ルアー、普段使わないタックルボックス、発砲スチロールと、青物バッグ、折りたたみ自転車が置いてあるだけ。


2015年1月14日水曜日

毒魚対策ミヤフックアウト

最近、接する機会が多くなった毒魚対策に、ミヤフックアウトという製品を、ポチっと購入。


前回の深海釣りで、向かい側のお客さんが、サメの針外しと、ハンディーギャフでの移動などスマートに手際よくやっているの見て、これは、必要だと思ったのがきっかけです。

普段使っているプライヤーだと、ロングノーズでも、毒魚との距離が短く、暴れたときに、危なっかしいと思われます。

これまで、棘つきの魚に接して、無傷だったことはなく(タチウオ、ヒラメ、マゴチ、カサゴ)、今回も、カラスザメとユメカサゴを触って、傷つきました。

珍しいカラスザメを触っていて、親指に棘がささりました。

その後、調べたところ、カラスザメには毒があり、ユメカサゴにも微毒があるとのことで、焦りました。
幸い、今回は、尾を引く大きな痛みには、ならなかったです。

これがオニカサゴの場合は、ハブの18倍の毒があり、刺されたときの対処法は、血を抜き、熱湯に患部をつけ、毒がそれ以上回らないよう応急措置をとり、最終的には、医者に行く必要があるとのことです。

<ミヤフックアウト、ハリ外しと手鉤の1台2役!>
●グリップを左右に動かすだけでハリ外しと手鉤になります。
●手鉤側は、オコゼなどの毒魚をクーラーに移す時や釣った魚の写真を撮る時にハンディーギャフの役目をします。
●ハリ外し側は、全長が25cmあるので、アコウなどの大型魚にハリを飲み込まれても簡単にハリを外せます。

2015年1月11日日曜日

金沢八景発アコウダイ

月齢 20.1(中潮)

アコウダイを釣りに、金沢八景一之瀬丸さんまで、スクーターで行ってきました。
アコウダイおよび深海釣りは、これで3回目のチャレンジとなります。

はじめての船宿。福引で末等の500円割引券が当たりました。

7時15分出船。1時間ほどかけて、東京湾の最南端まで。

1投目は、潮が速く、ラインは大きく流される展開。
水深430mなのに、メーター表示で570m?

皆、この二枚潮に、苦労していました。(上潮1.5ノット、底潮0.5ノット、大きいとは言えない船に10人。正直オマツリを覚悟しましたが、深刻なオマツリはなし。)

私は結局、底立ち難しく、棚を切れませんでしたが、この潮でも、アタっているお客さんもいました。
やはり、こういうところで、差がつくのだと思いました。

3投目から、落ち着いてきて、底立ちにも慣れてきました。

オモリが、ピタっと着底することはないのですが、ラインが斜めに出ていれば着底していると認識し、ラインが垂直になるまで巻き上げ糸フケをとり、竿先の曲がり具合で、底たたき状態を判定することが、なんとなくできるようになりました。

5投目くらいで、ようやく、アタリ。

11月、スミヤキ以来、久しぶりの、わかりやすいアタリです。

竿は大きく曲がり、回収中は、これは、本命っぽいのではないか?と、左隣りのお客さんに言われドキドキしていたのですが、あがってきた魚は、赤くてもアコウではなく、キンメでした。
チカメキントキっぽいキンメ(初めての目(もく)にして、2015年最初の魚)。

そして、この流しでは、右隣のお客さんが、2.7kgの本命をキャッチ。


次の流しでは、ユメカサゴとカラスザメを2点掛け。(これも初めての目)

13時30分、風が強くなり、早上がり。
波風、時化の中、びしょ濡れになりながら、急いで帰ってきました。
比較的過酷な状況で、防水・防寒対策の成果をテストする機会に恵まれました。

今回も、本命は釣れませんでしたが、2月くらいにはシーズンが訪れそうな手ごたえを感じました。

<釣果>
ナンヨウキンメ43cm、1kg
ユメカサゴ(喉黒(のどくろ)カサゴ)
カラスザメ

今回のキンメは、背が高く平べったいナンヨウキンメという、比較的レアなキンメとのこと。
背びれの形も特徴的。

<釣具>
竿:ミヤマエ Vパワー マリアナ 210VL(今回初おろし。アコウは専用竿が必要と言われていて、長期的視点で、専用ロッドを。)
リール:シマノ・ビーストマスター9000
PE:シマノ・PowerProデプスハンター 8号 920m
リーダー:VARIVASナイロン90LB
ヨリトリリング:下田漁具9号
幹糸18号、ハリス14号、針18号:下田漁具自作仕掛け7本針
捨て糸:クレハ10号をチチワでオモリに連結
オモリ:フジワラ鉛300号
エサ:サバの短冊

<食>

ナンヨウキンメの中落ちの刺身と、ユメカサゴの塩焼き。
ナンヨウキンメはキンメに比べ脂が少ないとのことですが、刺身は脂が乗っててプリプリしていておいしかったです。
さばいた手は、脂まみれで、ナンヨウキンメの脂で十分だと思いました。

翌日の昼は、寿司を握って食べました。

2015年1月4日日曜日

東京湾オニカサゴ

月齢 13.1(中潮)

オニカサゴを釣りに、浦安吉久さんまで、スクーターで行ってきました。
昨年来、気になっていながら、行く機会のなかった、はじめての釣り物となります。

7時出船、湾奥から、湾口の遠いところまで、1時間30分~2時間。

前日作成した仕掛けに、サバの短冊、イカタンワームをセットし、投入開始。
水深170m。



ポツポツと良型混じりで釣れており、チャンスはあったのですが、私には、アタリも、ひとかじりもなく、初釣りは、ボウズで終わりました。

ユメカサゴやアヤメカサゴなどの外道も釣れず、今回は、完全ボウズ、丸ボウズです。

昨年12月から、不調続き。

思えば、12月7日ヒラメ5枚釣ったのが天井。
12月14日ウマヅラハギを釣ってから、不調に。

ヒラメ天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱オニカサゴの展開。(七・七・七・五)

あるいは、仕掛けを自分で作るようになってから、釣れなくなったフシもあり、船宿の仕掛け(500円)を買って試すものの、変わらず。

竿が柔らかいのかもしれません。
水深150m超えるとアタリがとりずらい、いや、そもそもアタリがないのか?
アタリがわからないときと、アタリがないときの違いも難しい。

深場の天秤仕掛けっていうのも難しい。

棚どりを間違えているのか、柔らかい竿だと、棚どりも難しい気がしてきました。

硬い竿だと、アマダイの時みたいに、アタリはとれてもバラしてしまうデメリットもあるのですが、あの時は、ドラグ設定が甘かったのかもしれません。

と、いろいろ考えてみましたが、考えても釣れない時もあり、しばらく、辛抱の年になりそうです。

<釣具>
・オモリ120号
・天秤2本針、3本針
・シマノLIGHT GAME CI4 TYPE82 H190
・フォースマスター2000MK 4号310m(今回オマツリで20mカット)

2015年1月3日土曜日

初釣りを控え

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

実家で、好評だったマダコ。800gでも、意外と、正月3日間持ちました。
本日1月3日にUターン。

地元の神社へお参り。

いつもの、お守りと、そして今年は招き猫7号(右手)を買い、広島風お好み焼きを食べて帰りました。

その後、郵便受けの年賀状を確認。
今年は、はじめて、船宿から年賀状が届いていました。3件。
1月限定割引付とか、抽選付とか、いろいろ趣向を凝らして、有難いです。
また行きたくなりました。

さらに、ワンダフルフェアで応募していた、シマノのタオルも届いていました。
確率の高い、タオルを選んだのが正解でした。


その後、明日、初釣りに向けた仕掛け作り。
4セットほど。

もう時間。早く寝ないと。