2016年10月23日日曜日

勝山ティップラン

小潮

アオリイカ(ティップラン)を釣りに勝山新盛丸さんまで、行ってきました。

ティップランは、はじめてのチャレンジとなります。
アオリイカは2013年にチャレンジし2回ボウズを食らっており、今回、釣法を変更しました。

同行は、この釣りのベテラン、F氏。

伝統的な船アオリイカは中オモリを利用するのに対し、テイップランは、重め30g~の餌木(エギ)を利用して、中オモリなしで釣ります

今回、ひとつテンヤタックルを流用して臨みました。
第一印象、今回、この釣りならイケると思ったのですが・・・。

6時頃出船。
釣り人は右舷4名。F氏がトモ。私はその隣。

ポイントは、すぐ近く。

早い段階で、ミヨシから2番目のお客さん、ミヨシのお客さんに、ヒット。
アオリイカの時合い。

しばらくして、F氏にもヒット。
船宿ブログ
煽烏賊

ツツイカ目ヤリイカ科。
スミイカによく似るが、コウイカの特徴である甲はナシ。
同じツツイカのスルメイカの目が開眼に対し、アオリイカは閉眼で透明な膜に覆われている。
このため、アオリイカは、ヤリイカやケンサキイカに種類が近い。



餌木の釣りは、腕の差が成績に直結するタイプの釣り。
ティップランも例外ではなく、私1人取り残されていました。

この差は恐ろしいほど。

ただ、唯、只1人、いかにして釣らないか!
黙々と実践するような釣り。

どうも、シャクリかたが違うようで、私のシャクリは、明らかに、アオリイカに避けられている、というより、嫌われているようです。

偶然釣れるとか、そういうシーンがあっても良さそうなものですが、おそらく絶対釣れないであろうシャクリかたをしているようなのです。

底をとるのも難しい。

餌木には浮力があり、オモリ負荷35g~40g(10号前後)でも、水中ではテンヤと違う感じ。
やわらかいはずの、ひとつテンヤロッドの竿先は曲がりません。

底に触れる、ストンというような竿先の感覚は、一切ナシ。

スピニングリールから、PE0.8号ラインがどこまでもでていく状態。

この場合のテクニックとして、糸フケを海面に作り、ラインが海面に引き込まれていく勢いのアリ/ナシで、底を見極める必要があるようです。
ひとつテンヤや、湾フグにも使えそうな、テクニックを学びました。

シャクリは、大げさなシャクリではダメで、小刻みにリールを巻きながらの独特のアクション。

餌木は朝一は茶系、その後、ムラサキに集中していたようです。

底立ち、シャクリの感覚をF氏に教わりながら、後半ようやく曲がりなりにもマスター。
ムラサキの餌木で、初ヒット。

慎重に取り込むものの、アガってきたのはコウイカでした。

甲烏賊

コウイカ目コウイカ科コウイカ

アオリイカは、スルメ、ヤリイカと同じツツイカ科。
対してコウイカは、石灰質の甲をもつコウイカ系。
多量のスミを吐くことから、地方名スミイカと呼ばれる。

コウイカ系には、シリヤケイカ、カミナリイカ(モンゴ)がいるが、違いは模様で区別できる。

後半ようやくティップランの釣り方をマスターしたものの、船中でのオアリイカのアタリはなくなり・・・。

この釣り方で、かつ、朝の活性なら、釣れる!と・・・確信したところで、残念ながら終了。

アオリイカはボウズで終わりましたが、もはや次なら釣れる!という感触を、コウイカで感じる【思い込む】ことができました。

<釣果>
トップ 6杯、他コウイカ

F氏
 アオリイカ4杯
 コウイカ1杯


 コウイカ1杯

<食>
勝山で有名な住吉飯店で、おすすめとされる、「えびそば」をいただきました。

食べても食べても、えびがスープの中から出てきました。

帰宅後、コウイカの刺身と、ゲソと皮は火を通し、ワインといっしょにいただきました。

洗っても洗ってもスミが出てきて大変でした。

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