2015年4月19日日曜日

相模湾アコウ&アブラボウズ

大潮

LTアコウを釣りに、平塚、豊漁丸さんまでスクーターで行ってきました。
昨年2014年11月以来、今回で2回目となります。

3時30分起床、6時集合。
最初の流しから、向かいのお客さんが、いい型のアコウを連発(当日5匹)。
小さいヤリイカを丸ごと一匹づけで、アタっていました。

私も、3日前の紅アコウでの残りもののヤリイカの短冊を試したところ、36センチの可愛いアコウがアタリました。

この流しでは、アナゴ(初)2匹と、ドンコ1匹もついていました。(アナゴはリリース)

その後の流しでは、鈍いアタリで、沖ギス。(リリース)

下げ潮7分近辺の11時過ぎの流しで、着底後、糸フケをとろうとしたところ、根がかり。

ドラグを少しづつ上げながら、巻き上げたところ、なんとか持ち上がるのですが、妙な重さが継続。
もしやと、巻き続けていると、ロッドに断続的な引き。

「アタリが大きすぎちゃったかも」と船長。
シャープなアコウの引きではない。鮫か・・・バラムツか?・・・。

シマノ9000番のスピード10でゆっくり巻き上げ、なんとか上げたところ、水面に浮かんできたのは、なんとアブラボウズ。(初)

アタリ餌は、ヤリイカのゲソ3本。

針は、1本だけ一番下に追加した、赤いホタバリ19号。(掛かるとはずれにくいです。)

計測すると、7kg~8kg。(暴れるので、目盛りが止まらない。7kg級。)
アブラボウズは、25Lクーラーボックスに入らないため、水で濡らしたタオルをかけて、日陰で生かしておきました。

その後のアタリは、アナゴ。(リリース)

最後の流しは、ツケエを全てイカの短冊に変え、投入。
ここで、なんとかいいサイズのアコウをゲットすることができました。

さらに、アブラボウズを強引にクーラーへ押し込み。

無事帰宅。

<釣果>
アブラボウズ80センチ、アコウ55センチ(サンコウメヌケ?⇒おそらくアコウダイ)、36センチ(アコウダイ)。
ドンコ、アナゴ(リリース)、オキギス(リリース)で5目達成。

アブラボウズを上から見た図

アブラボウズの顔アップの図

<釣具>

竿:ミヤマエ Vパワー マリアナ 210VL
リール:シマノ・ビーストマスター9000
PE:シマノ・PowerProデプスハンター 8号 920m
リーダー:サンラインBGショックリーダー(大物ハリス)130LB(30号)8m
ヨリトリリング:下田漁具9号
幹糸30号、ハリス20号、針22号 8本針、赤いホタバリ19号1本追加。
オモリ:フジワラ鉛300号
中オモリ未使用
エサ:ヤリイカの短冊(グルタミン酸うま味加工、3日熟成)
マグネット:自作

<食>
アブラボウズの中落ちの刺身と、味噌汁を食べました。
全身トロのような身。

つけた醤油に脂が浮かんできます。
上品な脂感。ギンダラ科の魚の味。

※今回のアコウについて
前回釣ったアコウは、目の下に棘を確認できたのですが、今回釣ったアコウには棘がありませんでした。

つまり、アコウダイではない、アコウ。(アコウ、メヌケは釣り物としての名称、総称的には「メヌケ類」)
背びれ棘数13本。額に棘がない。
尾びれのくぼみ。
写真のホウズキっぽい模様は、クーラーボックスの中で擦れてできた跡。(ホウズキでもない)
口中は白くなく、黒い。(荒神(コウジン)メヌケでもない)


文献からは、オオサガの子、サンコウメヌケではないかと?

翌日、サンコウメヌケの特徴、「頭部背面に細くハの字に棘」を知り、夕方の鍋直前に確かめると、しっかり、ありました。(その後、アコウダイにも同様の棘があることを知る。)


その後の調査で、小さいほうは、アコウダイであることがわかりました。
大きいほうは、眼窩下縁を指でなぞっても、棘らしい棘がなくサンコウメヌケだと思ったのですが、大きな棘を期待し、小さい棘を見逃した可能性もあり。
写真での色あいと体型がアコウダイのようにも見え、食べてしまった後は不明です。
次釣ったときは、見分けられるようになりたいと思いました。

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