2016年5月16日月曜日

掛け枠サイズと仕掛け寸法の関係

市販の下田漁具50センチ掛枠の順巻き15本針を、綾掛けで巻直しても、サルカンは見事に横一列に並びます。
50センチ掛け枠、幹軸間44.5センチ

綾掛けでも、こうありたいと、最近考え、ならばと、同じ仕掛け寸法で作成し、50センチ掛け枠に巻いたところ、どうもうまくいきません。

50センチ掛け枠、幹軸間45.2センチ

サルカンが横3列になってしまいます。
さらに、箇所によっては、巻きにくい一面があります。

幹糸間150センチ、ハリス75センチの仕様なのですが・・・。

もしやと、市販の仕掛け寸法を実測したところ、幹糸間139センチ、ハリス70センチでした。
表示と実寸は違うようです。

この幹糸間の実寸法が、サルカン横並びの秘密のようです。

ハリス長は、幹糸間の1/2程度で、まず、幹糸間が重要であることがわかりました。

実際に、幹軸間の2往復(4倍)、あるいは3倍を、サルカンを含めて実測し、幹糸間を決めたほうが、綾掛けといえども綺麗に巻けるようです。

50センチ掛け枠の幹軸間は45センチ前後、この掛け枠の場合、44.5センチ。

机上計算式は、(幹軸間44.5センチ+アローワンス2センチ)×3倍≒139.5センチになるのか?と。

幹糸間150センチで制作してしまった仕掛けは、45センチ掛け枠に巻き直したところ、しっくりくることがわかりました。

45センチ掛け枠、幹軸間40センチ

幹軸間40センチの間にサルカンが収まれば、まあOK。

45センチの4軸仕様は、融通がきく掛け枠だと思います。
入れ物の内寸、運搬なども考慮すると、キンメはこの掛け枠サイズに統一しようかと考えています。

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