2015年1月31日土曜日

パシフィコ横浜・フィッシングショー

風が強く、釣りには行けないので、午後、パシフィコ横浜まで、ジャパンフィッシングショーに行ってきました。

はじめての、フィッシングショーとなります。
パシフィコ横浜も、ハーレーのカスタムバイクショーを見に行って以来、10年ぶり。

まず、がまかつ「磯STAGE」の松田さんトークショー。
イシダイやグレを磯で釣りたいという思いがあり、磯を横目に気になっています。

そしてミヤマエのブース。

さらに、たくさんのブースを、まわって、カタログなどをいただいてきました。
がまかつの「針」のバリエーションや、ウマヅラハギ専用ロッドなど、目を奪われました。
ミヤマエは、やはり、新商品のCZ-9S。Sとは、スタンダード。基本性能は高く、塗装を廃した、リーバイス501みたいな大型リール。大型アコウが釣れたら、深海1000m、メヌケの親分「オオサガ」が目標となる時が、きっと来るはず。その時に使うリールとして検討。あるいは、シマノビーストマスター20000番とか、もっと軽い大型リールの登場を期待。さらに、パワープロ デプスハンター・「ブラック」の登場に期待していますが、現在のところ、ブラックは、下田魚具12号1400mが候補。

帰りは、ランドマークタワー69階展望台に上って、深さ270mの光景をみながら、深海のイメージトレーニングをしてきました。

2015年1月28日水曜日

深海リングの自作

前回の沖の瀬キンメで、下田漁具製、深海リングを失いました。

オモリを投入していたところ、急に軽くなり、道糸の先から上3mが切れていました。
同じタイミングで、オオドモのお客さんもライン切れ。曰(いわ)く、当日2回サメに切られたとのこと。

深海4回目にして、はじめての、縄切りに遭い、こういうこともあるのかと。

タチウオは、過去100%の確率で、道糸を切られてきましたが、深海では、25%の確率と考えられ。これは油断できないなと思いました。

下田漁具のヨリトリ器具はカッコいいのですが、今後、釣行が増えていき、そのたびに、縄切りされていたのでは、たまらないなと、対策を考えました。

幸い今回は、ヨリトリチェーンを外していたので、下田漁具のリングだけを購入し、ヨリトリチェーン7号を連結。

縄切り対策のつもりでヨリトリチェーンを揃えていたのですが、3mも上の道糸の部分を切られると、ちょっとシビレます。

せっかく、大物強度計算し、根掛かり対策、捨て糸万全でも、道糸を切られたらなすすべなし。
やはり、グリーンの着色糸が、グリーンの瞳の深海ザメをそそるのか?

次、PE買うときは、ブラックにしようと思いました。

また、今後のことも考え、TPOに応じた深海リングを自作することに。


ステンレスリングは、最近通っている、ダイソーで調達。Lサイズ、日本製、108円。

直径9センチは、ヨリトリ効果や強度というよりも、掴みやすいという理由で必要です。
下田漁具よりも、やや細い感じ。
これを、インター付の通常ステンサルカン3/0号32kg強度(イシナダ釣工業)で連結、2個190円。(回転力2倍で、意外なほどスムーズな動き。)

さらに、ボールベアリングサルカン2個は必要と感じ、手持ちのものを連結。

フジワラの深海リングSよりは太いですが、オーバースペックさはなく、水深400m前後ではちょうどいい感じではないかと。次回のライト深海で試したいです。

上がフジワラS、下がダイソーリング
 
<強度テスト>
気になる、ダイソー深海リングの強度をテスト。
 
要求強度は、インター付通常サルカン3/0号32kg強度以下。
 
普段使用している、クーラーボックス25リットル満杯分の魚が釣れても、破断しない強度を要求。
リールの最大ドラグ25kg程度。
 
それ以上の強度を求めるのは、大型クーラーボックスと、ミヤマエのリールを利用するようになってから。
TPOに応じた深海リングというコンセプトで、そこまで求めません。
 
テスト方法は、風呂場で25リットルクーラーボックスに満杯の水を入れ、ダイソーリングを連結して持ち上げて、破断しないことを確認。
 
重量はおよそ水25kg+クーラー4kg=29kg。
 
重いので、持続1分間としましたが、問題ありませんでした。
 
そこで、いろいろな深海リングのバリエーションを作成しました。
 
写真左はシンプルなスタイル。
 
下田漁具のスナップなし上下Wボールベアリングのサルカンは、シンプルで、回転力2倍。
また、5号、6号、7号での連結(写真中央)もいいですが、8号以上の大きいサルカン1個での回転力の安定性もあなどれません。
 
いったい釣りには、何個のボールベアリングが要求されるのか?
近頃、夜になると、そんなことを考えています。
 
ダイソーリングにはL、M、Sサイズがあり、Mサイズも入手し、サルカンホルダーとして使用(写真右)。
 

2015年1月25日日曜日

金沢八景発沖の瀬キンメ

月齢 4.6(中潮)
沖の瀬キンメを釣りに、金沢八景一之瀬丸さんまで、スクーターで行ってきました。
深海釣りは、これで4回目のチャレンジとなります。

三崎と大島の中間あたり、金沢八景から、東京湾口をはみ出し、ほとんど相模湾。

葉山や小坪港 の船の他、多くの船で賑わっていました。

水深400m前後。


1回目、2回目と、沖の瀬キンメが連続で、1点づつヒットし、いい感じ。

いずれも、オレンジの毛ばりにヒットしました。

トラウトもそうですが、キンメも自分の体色と同じ色に反応するのだと思います。
理由は、生まれた時から、周りがオレンジ色で育ってきたから、オレンジに反応。

3回目、4回目、5回目になると、反応がすぐに消える展開で苦戦。

6回目にサバの猛攻に遭い、サバ6点掛けで、仕掛け交換。
釣れたゴマサバは船宿のエサ用回収クーラーボックスへ。

仕掛けを交換したら、すぐにアタリ。
20年前の羽を使用しているため、しばらく使っていると、もろく、毛がとれてしまうのですが、交換したオレンジ毛ばりには、すぐ反応し、魚探に反応があれば、まず釣れるという、手応えを感じました。

大きな感触でしたが、揚がってきたのは、チビキンメ1匹のみ。
もう一匹の大物は、餌とって、逃げていきました。
いずれも、オレンジの毛ばり。

その枝ハリスがパーマネント状態のため、ハリス単品交換で対応。

その後、サバ1匹、チビキンメ1匹追加。

次は、水深270Mあたりで、サメに、道糸3メートル上を切られ、下田漁具のヨリトリ器具一式とフジワラ鉛オモリ250号を失う、手痛い展開。

船宿仕掛け800円と、オモリ300号を借りました。

道糸6号250号、8号なら300号オモリでもよしのとことですが、使用の竿シマノ・ディープソルジャー205 Iの場合、250号のほうが、アタリがとりやすいと思いました。

あともう1回流すものの、アタリなく、終了。

<釣具>
 竿:シマノ・ディープソルジャー205 I
リール:シマノ・ビーストマスター9000
PE:シマノ・PowerProデプスハンター 8号 920m
リーダー:VARIVASナイロン90LB
ヨリトリリング:下田漁具9号
 下田漁具幹糸18号、クレハハリス10号、がまかつムツ針18号(自作毛ばり仕立て7本針)
 捨て糸:クレハ10号をチチワでオモリに連結
オモリ:フジワラ鉛250号
エサ:サバの短冊
自作マグネット板:材料は、ダイソー・ポリスチレン定規50センチ×2個、ダイソーニッケルメッキネオジウム磁石×14個を、ダイソーマニキュアと多用途軟性ボンドで接着。総費用800円。
2400ガウス軽量で、定規は船中でのハリスや魚のサイズの計測に便利だと思います。
50センチというサイズが掛枠サイズで、定規2つを重ね合わせると磁石でくっつく収納。このため、全ての磁石の裏表に注意。

<釣果>
沖の瀬キンメ34センチ500グラム2匹、チビキンメ200グラム2匹。
他、ゴマサバ7匹。

最近、マサバとゴマサバを区別するようになりましたが、今回のキンメダイは、マキンメでした。
前回釣ったナンヨウキンメ体高高く、背びれが、18~20軟条であるのに対し、キンメダイは、12~15軟条。そして、目に近いほうの鼻孔が、縦長がマキンメ、楕円がフウセンキンメ。またフウセンキンメはやや体高が高いとのこと。なお、脂ののりは、種類よりも大きさだと思います。チビキンメについては、釣れた場所が、ポイント移動した場所。色合いも違い、鼻孔もわかりにくく、識別不能。

<食>
キンメの寿司、のり巻き寿司。海苔は、新年に浦安吉久さんでいただいたもの。
寿司は、まな板に載せたまま、手づかみで、ネタ側に醤油をつけて、ネタ側を下にして口に運び、モグモグと食べるのがうまいと思いました。(子供の頃に読んだ、「鉄火の巻平」という漫画に影響。)小型のため脂ののりは、それほどでもないですが、おいしかったです。

キンメの味噌汁

菊正宗アツカン

2015年1月22日木曜日

深場仕掛けの作成(2)

深海毛ばりを作った後、仕掛け作り。

同じ長さに切り揃えた幹糸154cm、ハリス74cmで、親子サルカンに深海結び。

深海結びにも慣れてきましたが、余分の糸をカットする手間を省き、適切な余裕を結び時点で実現できるように結ぶのが課題。

そして、掛枠(治具)への巻き方。
掛枠の規定にあっていない仕掛け寸法でも、きっちり巻き込める、万能巻きというのを覚えました。
(針をかけたら、幹糸と枝スをクロスさせる巻き方。)


これを前提にすれば、枝ス長や幹糸長、結びに神経質になることもなく、時間を短縮できる。

端を止めるちょうどいい、輪ゴムも入手しました。

捨て糸について、捨てる糸なら、スナップつきサルカンはもったいないので、10号捨て糸とし、チチワでオモリを連結するというのを、以前、いわき丸の船長に教わりました。

ただ、今回は、捨て糸の号数を、幹糸と同じ18号で結んでしまったため、10kg強度のスナップつきサルカンを使用。
あえて、インターロックがないタイプで、深刻な根がかり時には、ラインが切れることなく、スナップが伸びて、オモリが外れることを期待。

深海毛ばりには、目(アイ)を入れたほうがいいかもしれないと思い、ダイソー100円ショップへ、材料を探しに。

ビーズなどを検討しましたが、塗料系で対応する方針に変更し、マニキュア(レッド+ラメ含み)を入手しました。
その他、2400ガウスのニッケルメッキネオジウム磁石を発見し、思わずゲット。

2015年1月20日火曜日

釣行計画

釣ろうと思っていても、釣れないことがあり、釣ろうと思ってもいない魚が釣れることもある。

死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
呉子の兵法、日本では、越後の上杉謙信。
運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり。
この謙信も、甲斐の信玄との戦いが膠着状態に陥りつつある状況に嫌気がさし、毘沙門天堂に篭ることが多くなる。

やがて、弘治2年(1556年)、出家を思い立つものの、まわりの説得により思いとどまった。(出家騒動)

最近では、アコウ専用ロッドでアコウを狙い、ナンヨウキンメが釣れました。
その理由を、自分なりに解釈すれば、やはり、キンメが旬なのかもしれないと。

時に場所。

釣れる魚を釣れなくなるまで釣る、いわゆる順張りで臨めば、キンメが、この時期と言えるのではないか?

釣れない魚を釣れるまで釣る、逆張り的釣りにも、釣り人を熱くさせるものがあります。
その場合、短期で何連敗にも及んだ場合には、悔(くい)あり()となることもあり。
※悔あり:天命天時に従わぬため、悔悟する。後悔することになる。

これを、両立するには、長期的釣行計画()と、今、旬な魚を釣る姿勢が必要。

今釣れない魚から、ひとまず距離を置き、日本で釣れる海の魚を眺めれば、600種類。(一説には640種類)

これを全てとはいわないまでも対象とする場合、釣れるところから釣っていく発想。

ゲームと漁の融合。

沖の瀬キンメが好釣とも聞きます。(この「沖の瀬」とは?よくわかっていません。)

そして、キンメは旨い。
真鯛よりも、やわらかく、脂が乗り、味わいがわかりやすい。
釣りたい魚は、アコウ、食べたい魚はキンメ。

「深海釣りマニュアル」の終わりに、こんな内容が書かれています。
「深海に限らず、型は運、数を釣るのが腕、が一般論。しかし、あえて船一番の数釣りではなく、一番の大物釣りに喜びを見出す、最終的にはそれすらこだわらず、魚との知恵比べを一日楽しんだことに満足できれば・・・」

この思想があれば、丸ボウズにも動じず、ボウズであっても、アコウ、マグロは長期的にチャレンジしていきたいとも思えます。

※長期的釣行計画の一環として、年間釣行計画を策定中。
 新年に吉久でもらった「つり情報」カレンダーの各月を飾る魚(1月アマダイ、2月ヤリイカ、3月マルイカ、4月マダイ、5月イサキ、6月シロギス、7月タチウオ、8月マグロ、9月ワラサ、10月ヒラメ、11月カワハギ、12月オニカサゴ)をベースに、深海魚とテンヤ、味が飽きない王道アジ、今後釣りたい魚10選を追加。

この計画に従うと、オニカサゴのリベンジは、12月。アマダイは来年の1月。アオリイカ・スミイカは、最近の機会を逃して、次の機会をうかがう展開。

2015年1月19日月曜日

深海毛ばりの作成

最近、フラッシャー深海針なるものが気になっていましたが、思っていたより高いので、躊躇していました。
そして、昨日、押入れを整理していて発見した20年前のフライタイイングセットで、深海毛ばりを作ることにしました。

都合よくオレンジの羽と、ナチュラルな羽があり、これを使用。
ムラサキの糸で、がまかつのムツ針18号に巻きました。

オレンジもムラサキも、アコウに実績があると言われています。

その後、ハリス10号を外掛け結び。
10号とは、キンメを意識しています。
なぜキンメかというと、前回釣ったナンヨウキンメ(板キンメともいう)が旨かったので、その後、本キンメの刺身をスーパーで買ってきて食べたところ、やはり旨かったからです。

がまかつの針先は鋭く、指に刺さりやすいです。


後で気づいたのですが、ハリスを結ぶスペースを残しておいたほうが、結びやすいと思いました。
あるいはカン付針に深海結びでもいいのかもしれません。 
今日は、ハリス74センチで14本ほど、作成。

2015年1月18日日曜日

釣具の収納・整理整頓

最近、部屋に占める釣具の割合が、存在感を増してきており、整理・整頓しました。

クーラーボックスを床に直置きしていたのですが、その上の空間がもったいない。
オモリやらハリスやら増えてきて、細々としたものが、ごちゃまぜになっていると、探すのに一苦労。
さっと取り出せるようにしたい。

それには、釣具用のラックが必要ではないかと。

そこで、隙間収納的なサイズの、ルミナス フィールシリーズ ポール径19mm ワゴン 6段 幅59.5×奥行29.5×高さ155cmを選びポチっと。



クーラーボックス他、天秤、オモリ、竿掛け、タックルボックス、リール、ハリス、ライフヂャケットなどを収納。
だいぶスッキリしました。

が、まだこれだけでは足りない感じです。
水濡れするタックルをこれに整理するイメージで利用していこうと思います。

ラックの幅・奥行き・ポール径は、この大きさがちょうどいいことがわかったので、この単位で、必要に応じて増やしていく、ヘビータックル用、ライトタックル用・・・。
ポールの高さを延長したり、天板を増やしたりできるので便利。

この他、特にかさばっていることに気づいたのが、リールの空き箱と、竿の空き箱。
これが、増えてくると、その存在感は、馬鹿にできない。
普段、まったく使わないのですが、なんとなく、保管していました。

これも、整理するのと、あとは、ロッドの収納をどうするかが課題。
実用性と見た目と省スペース性。

そういえば、平塚に、釣具用のレンタルスペースを借りているのですが、最近、行っていません。
夏しか使わない、ルアーロッドと大型ルアー、普段使わないタックルボックス、発砲スチロールと、青物バッグ、折りたたみ自転車が置いてあるだけ。