2016年8月23日火曜日

ムク竿について

今年に入り、大手メーカーがリリースしているのが、ムク竿。

ダイワ、ゴウイン ブル GS

グラスソリッド総糸巻き仕上げ。
GSとはグラスソリッドスペシャル。
泳がせ系の竿で、竿先しなやか、胴はしっかりと残り、動画でみると、すごい曲がり方をする。

北本茂照VSコジレイ キハダガチバトル! in宮古島

シマノは、ビーストマスター キハダ。

調子は、アルシエラやリアランサーキハダとは違う食い込み感、ゴウイン ブル GSと同様グラス系の食い込み。

なぜ、ムク竿かというと、松方弘樹氏が著作「世界を釣った日々」の中で、こう解説しています。


~空洞の竿は軽く、前後には強いけれど、左右が加わったねじれるような動きにはすこぶる弱い。折れるのではなく、粉々になってしまう~とのこと。

なるほど、過去、厚巻き空洞の竿先を折ったことがあり、そのときは、巻き込みで、変なネジレ方をした後、再度、やらかして折ってしまいました。

なお、グラス空洞竿、チューブラは、底叩きや、アタリなど、深海ではメリットがあると思います。
なんともいえない弾性感は魅力。

一方、ムクのネジレに対する強度に、改めて注目しています。

また、最近、170cm前後の短い竿が人気ですが、スタンディングとウインチを兼ねる、2m前後の竿が気になっています。

今のところ、コストも含めトータルでは、ダイワ、ゴウイン ブル GS 195に注目。

ミヤマエもお手頃なムク竿を出していますが、バットが深海用で短い。

脇に抱えるシーンも想定すると、ある程度の長さが必要かと。

お手頃といえば、ZEALOT。
遠征船の貸竿でも使われているようです。

さらに、もうちょっと、食い込みのいい、上物竿というか遠征五目的なムク竿がないかと。
大物釣りは、釣れない時がつらいので、大物専用竿ではなく、いろいろ使える竿。

イサキ五目から、ムロアジ、シマアジ、アカムツ、オニカサゴ、ヤリイカ、アカイカ、アオダイ、ハマダイ(オナガ)、ウメイロ、ライト泳がせカンパチ、コマセのキハダ、メジ、カツオ、ブリ、ワラサ、マダイ、落とし込み、鮭、樺太鱒、全部1本でこなす五目万能ムク竿はないか?と。

フォースマスター3000番PE5号(80LB)に合う、ハリス4号16LB~24号80LBまで、オモリ負荷MAX150号くらいのロッド。

2016年8月19日金曜日

台風去り熱帯低気圧そして台風9号出船中止

先週は早めのヤリイカ、そして、今週末8月20日(土)は、波崎のアカムツを予定していました。

8月17日(水)時点の週間天気予報は、天気、風、気温、潮と絶好の釣り日和の予定でした。

予約後、アカムツ仕掛けの制作を2日。

捨て糸長を複数バリエーション考えた仕掛け作り。
毛針も、ピンクやオレンジ、赤だけでなく、緑、青、金、紫を織り交ぜました。


発光体も入手しました。
蓄光ピンク

その後、天気予報状況が急速に悪化。

複数の熱帯低気圧が近海でウロウロ。
マリアナでは台風9号も発生。

波4m、風強い予報となり、土曜のアカムツは出船中止となりました。

熱帯低気圧、温帯低気圧というのは厄介で、台風だけを気にしていると不意をつかれます。
風速が多少弱まるだけで、実生活に影響がなくても、釣りには影響あります。

近海の熱帯低気圧は台風に変化することもあり、通常数日前に予測できる台風も、わずか半日で前触れなく発生し、海上での災害や事故に繋がるため気をつけたいところ。

こういうの気にしている時点でキハダの夏は終わったかなと。
ちょっと前までは梅雨だったのに、早いものです。

セミの声よりも、鈴虫の声が気になり、ヤリイカ、アカムツ釣行を選択している時点で、もはや秋。

次はキハダの秋。
キハダの風は通り過ぎ、キハダの波、キハダのうねりを感じたい季節。

アカムツの他、シマアジ、五目釣りなどにもチャレンジしたいです。

2016年8月14日日曜日

東京湾ヤリイカ

中潮

金曜日 (8/12)頃から剣崎沖のヤリイカが活発・好漁。
土曜日も連日束釣りとのことで気になっていました。

台風6号の影響は逸れたため、土曜日の若潮を見送り、日曜日の釣行を計画。

もともと考えていた相模湾コマセカツオは、予約一杯とのこと。
南房のシマアジも、もうちょっと水温を見たほうが良さそう。

そこで、ヤリイカに変更し、予約。

日曜日、金沢八景一之瀬丸さんまで、行ってきました。

6時集合、7時頃出船。
40分くらいで釣り場に到着し釣り開始。

船は2隻出船。
お盆休みの日曜日、片舷11名の大勢のお客さんで湧いていました。

私は、ど真ん中の5番席。

両隣との間隔は1ヒロ(標準1.5m)くらいで、オマツリを覚悟しながらの釣りとなりました。

案の定、3投目でオマツリ。

プラ角14cmを使用していたところ、中乗りさん、船長に、11cmにするよう言われ、交換。

11cm交換後の1投目で、最初の1匹目をゲット。

その後、3点掛け、1点掛けと数を増やしていきました。

剣崎沖周辺、水深80m~120m。

5匹釣れる度にクーラーボックスへ移動。

9時時点で、全員がヤリイカをゲットし、船中ボウズなしの状況。

3点掛け、1点掛け数回、また3点掛け、1点掛け数回、オマツリあって、5匹くらいロスト。

最後の流しで2点掛けて、沖上がり。

このくらいアタリがあると嬉しいです。

最近、クルージングの釣りが続いており、久しぶりに仕掛けを降ろせる釣りができ、アタリがあって、キャッチまでできて感動しました。

最近のヤリイカもいい思いをしていなかったのですが、ようやく、乗ってきたという感じです。
夏スルメじゃなくて・・・、もうヤリイカというところも意外です・・・。

思えばヤリイカ専用竿を導入してから、アタリに恵まれず・・・。
しかし、今日の釣りでは、小さなヤリイカのアタリもはっきりと、何度も確認できて、本当に嬉しかったです。
これまで、この竿で、アタリがわからなかったのではなく、アタリが無かったにすぎなかったと・・・確信できました。

もうちょっと、空いていれば言うことないです。
ただ、釣れているときは、釣り人の活性も上がってしまうので、仕方ないと思いました。

来年は、マルイカにも期待したいところですね!

<釣果>
ヤリイカ17匹。バラシ5匹以上。

<釣具>
ロッド:がまかつタイドスターヤリイカ185
リール:フォースマスター2000MK
PE 3号500m
プラ角:11cm、間130㎝、枝10㎝ブランコ6本。
オモリ:150号
中オモリ:25号
ロッドキーパー:チビラーク
リチウムイオンバッテリー:プロックス(PROX) リチウムイオンバッテリー10400mA LIB10400

<食>
刺身と、イカスミつきのフライパン焼きと、ビールで。



2016年8月10日水曜日

コマセカツオ(御前崎、遠州灘)

小潮

台風5号通過の影響を踏まえ、御前崎博栄丸さんまで釣りに行ってきました。

カツオが釣れているうちはカツオ、ダメな場合は五目ということで、両方のタックル、ハリス、針を準備。
いずれも、オモリは100号となるため(相模湾では80号)、オモリ交換タイプ、オキアミ専用のバスターカゴを調達。

カツオ用の他、チビムロアジ、シマアジ、オナガ、ジャンボイサキ、泳がせカンパチなどを期待。

前日正午、自宅を出発。

途中、沼津港、深海水族館に寄り道。

世界で唯一の冷凍シーラカンスを見てきました。

猛暑で、食欲はないものの、水族館のある港八十三番地内の飲食は割引サービスがあるため、夕食にエビ天丼を注文。

すごいボリュームでしたが、頭から尻尾まで全部食べました。
汗をかきながら食べるエビ天丼は、格別でした。
あと、アツアツのハマグリの味噌汁も旨かったです。

沼津の日帰り温泉「万葉の湯」で仮眠。
2時チェックアウト、現地御前崎4時着、5時集合。
海上保安庁の「ふじ」の前の駐車場に駐車。

6時頃出船。

当日はカツオ狙いでの出船となりました。

御前崎のカツオは先週まで絶好調で、多い人で20匹釣れたそうです。
しかし、本日この猛暑。
ナブラ少なく、遠州灘をクルージング&居眠りが続きました。


釣れるチャンスは2回ありました。

特に2回目は、片舷のほとんどの人が釣れていました。
また、向いの1本釣り漁師は入れ食いのシーン。
この、カツオカブラを使った、一本釣りというのも、いずれやってみたいものです。

私は、このチャンスを逃し、またもやボウズで終わりました。

帰りは、「なぶら市場」でお土産探索。

カツオも売られていましたが、9月までには釣る予定なので、見送り。

カツオマグロは今季3連敗。
ストイックな釣果が続くと精神衛生上よくないです。

ただし、ボウズのいいところは、クーラーボックスが軽いことと、帰宅後が楽なこと。

また、キハダ30kgとか釣ってしまった場合には、その後の消化が大変で、キハダの季節も終わってしまうのではないかと。

まだ残暑は長いので、今日もボウスで良かったかなっ!と・・・。

なお、次の御前崎は、高級五目か、のっこみマダイでチャレンジしたいと思いました。

2016年8月6日土曜日

活き餌カツオマグロ・フカセ釣り(相模湾)

中潮

イワシ活き餌のフカセ釣りで挑むカツオマグロ!
相模湾でも数少ないこの乗合、葉山あぶすり港、長三朗丸さんまで行ってきました。

同行のF氏は早めに到着し、右舷ミヨシをゲット。
ルアーなら絶好の席なのですが・・・。

私は、2時30分到着。
4時ちょと前に、港が開門。

案内されたのは、駐車場の一番奥、そこが、フカセ船の乗り場の前であり、駐車&支度。



フカセ釣りのタックルは、マグロ・カツオルアータックルが流用できます。
電動リールにもフカセモードがありますが、小さなイワシではラインがでていかないという理由で、この釣りはスピニングタックルとなります。

5時前、イワシ餌を仕入れた船が港に到着。
受付、会計をすまし、氷(バケツ1杯300円)を購入し、乗船。

乗船後、イワシ餌の付け方をレクチャーいただきました。

基本的なエラ掛け。
なお、マグロ狙いでは、より大きなマイワシを利用し、鼻掛けにします。

今回、針はヒラマサ13号、ハリスは、DUELカーボンナイロン14号を使用しました。

出船後、ナブラを求めクルージング。
スマホの電波が届かない沖のほう、遠くに、うっすらと伊豆大島を眺めながら、葉山から、真鶴あたりまで、相模湾を横断。

クルージング中、太陽の下、涼しい風をあびながら、居眠りモード。

その後、トリヤマ発見。

大船長のホー!の合図で、イワシが撒かれ・・・。
"thon"とはフランス語で鮪の意味

ナブラのように散水。
(いずれも左舷側での作業。)

その後の合図で、フカセ釣り開始。

糸は手で出さずに、イワシ任せで、ある程度、テンションを張ったほうがオマツリしにくいようです。

やがて、トモのほうでヒット。
10分程度のファイト後、最初のキハダ20kg級が上がりました。

午前中、クルージングが多かったのですが、午後から活性が上向き、長く続くナブラが何度かありました。

かなりのチャンスタイムがあったのですが、私のイワシがナブラのほうに泳いでくれず、マグロも食べに来てくれず、ノーヒット。
活きのいいイワシを弱らせないように餌づけし、活き活きと泳がせる必要があるようです。

トモのお客さんがヒットし、ミヨシまで移動するファイトシーンもありましたが、これは残念ながら、フックアウト。

15時ちょっと前までやって、終了。

残念ながら、今回も、ボウズでしたが、新たに体験した釣りを、またチャレンジしたいと思いました。